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Fantasy Really World  作者: 水皮 天
75/150

Just in time!

なぜか74話が二回投稿されてました……

一応消去はしましたが、同じようなバグが今後起きるかもです。

 レヴンを中心とする宝の獲得組は、思いの外進みが悪かった。その理由にはギルド数の減少が関係していた。ギルド数が減ればそれだけ狙う的も減ってしまうのだ。


「どうするの、レヴン。私たちもギルド数を減らしに行く?」


「今の状況を見るとそっちの方が妥当ではあるけどなぁ。フリスタとユギンはどう思う?」


「俺は減らしつつ獲得かな。こっちは空よりも島の中の様子も分かりやすいし、その状況次第でって感じで。」


「うーん、私もユギンと同じかなぁ……」


「じゃあ、とりあえずそれで進めていくか。それでまた動きがあればその都度対応ってことで。」


 その決断は"天裏ノ魔刀"だけでなく、上級者が集まる少人数ギルド全てにとって良い方向へ進むことになる。

 イベント2日目が始まってからちょうど半日。残っているギルド数は23、"天裏ノ魔刀"は5位、"参神"は3位となった。ここまでギルド数の減少が加速したのはレヴンの立ち寄った島は、既に一度ほかのギルドによって襲撃を受けて残りメンバーがわずかになっていたからである。"天裏ノ魔刀"は、ギルド数を減らすよりも集まって自分たちを守ることに専念することにした。いくら上位とは言えまだ5位。それ以下の順位がミナたちを狙うのは当然のことだった。


「早速来たな。」


「うん。どうする?」


「まぁあれくらいだったらミナは温存でいいと思う。ユギンとカルデとヘルの3人で充分かな。ユギンが全体にダメージを与えて上陸したプレイヤーをヘルが叩く。カルデは遠距離から攻撃支援。」


「「了解。」」

「分かったわ。」


 その後3人はその場に残り、他のメンバーはそれぞれ別の方面の防衛へと向かった。

 3人の防衛は順調に進むが作戦通りという訳ではなかった。ただし、それはあくまでいい意味で作戦通りではなかったということだ。


「なんか俺たち必要なくね?」


「うん。」


 ユギンとヘルは一応その場にはいるものの、防衛はほぼカルデ1人でやっていた。カルデはエルを弓に化けさせると矢を引き、放つ。矢は瞬く間に無数に分身し、攻めてきたプレイヤーたちを襲う。ほんの稀にそれを乗り越えてくるプレイヤーがいるが、それはヘルが突っつくだけで終わる。


「けどここにこれだけ人が集まってるってことは他には行ってないかもな。」


「まぁもし行っててもミナたちなら大丈夫だと思うけど。」


「それもそうだな。」


 そうして途中退室はあったものの、イベント2日目も残り3時間となる。"天裏ノ魔刀"の防衛によってもさらにギルド数は低下し、5位より下の順位は存在しなくなった。


「あとはのんびり過ごすでいいのかな?」


「あぁ、もう問題はないだろ。特に狙われる理由もないし。」


「ふー、疲れたー。」


 ミナはそのまま倒れ込み、ボーッと空を見上げる。そこでミナは、例の防御特化のプレイヤーとの連絡手段がないと焦るが、向こうがこっちを知ってるんだったらそのうち向こうから来るというレヴンの言葉で安心する。

 第3回FRWイベント開始から48時間、ついにイベントの終了である。最終順位は全プレイヤーにメッセージで伝えられた。


〜第3回FRWイベント順位〜

1位/"エンジョイ村"

2位/"ソードラバー"

3位/"参神"

4位/"炎の都"

5位/"天裏ノ魔刀"

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