Large scale plan!
「天使と悪魔の和解なんて、そんなことできるの?」
真っ先に口を開いたのはミナだった。
「確実ではない上、方法も分からないけど現時点ではそれが一番可能性高いと思う。」
「まぁ手段が分からない以上はどうしようないけど、とりあえず今日は適当に情報集めでいいんじゃないか?」
「俺は一旦ログアウトしてリアル掲示板でアイデア集めてくるよ。この中で使ってるの俺だけみたいだし。」
ユギンはそう言うと早々にログアウトし、リアルでの情報拡散、および情報集めに努めた。
「俺はレーランの所に行ってくるよ。間違いなくゲーム内での情報関係は1番だろうからな。」
ユギンに続きレヴンもすぐに行動に移す。
「私たちはどうする?」
「私とロウは鍛冶屋と採掘者の集まりがあるからそっちに向かうわ。」
「あぁ、忘れてた。あれ今日だっけ。」
「あなた前回も忘れたわよね…」
「あれ、そうだっけ?」
「そうだよ、まぁとにかく行くよ。」
カルデとロウもホームを後にする。残るはミナ、フリスタ、ヨルカ、ヘルの4人。しばらく話し合い、取り敢えずは4人で固まって行動することにした。
その日の深夜、リアル掲示板やレーランが集めてきた情報をレヴン、ユギン、レーラン、メルの4人で整理する。第2回イベントでは運が悪く目立たなかったがメルは本来、驚くほど頭が切れる。
「うーん、私の予想だとそのクリア条件で考えると…レーランのこれとユギンのこの2つかな。」
「その中で1番可能性が高いやつは?」
「直感ならこれだけど、全部実行するにしても3日で終わるから運任せってのもありかもねー。」
「じゃあそれから順に実行にして、実際の指揮は誰がとる?」
「今回ばかりはミナはキツいからな。俺も無理だし。」
「キサラも率いるのはあんまし向かないからねー、レヴンかレーランはどう?」
「あっ俺はやめた方がいい。」
「レヴンはやめた方がいいわよ。」
「すっごい拒否反応するわね…だとしたらレーラン?」
「そうなるけど……」
「いっそ、みんなにはログアウトしてもらうか?既にそうしてるプレイヤーがほとんどだし。」
「だとするならそれはレーランから言うのがいいな。」
「残すメンバーは"天裏ノ魔刀"と"参神"だけでいいの?」
「いや、レーランも残って欲しいな。もし隠れてるやついたら俺らじゃ探せないし。」
「了解、それじゃあ早速作戦実行と行きますか!」
「「おう。」」
「うん。」
それから15時間後の16:00、9人の上級者たちのみがイベント攻略に挑む。




