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Fantasy Really World  作者: 水皮 天
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After a while!


「早くクリアして四層に行こう!」


 ミナが【堕落】を獲得してから2日後、第四層が実装された。"天裏ノ魔刀"も今向かっているところだった。道中にモンスターは出てこかかったものの、ミナが迷った洞窟のように迷路になっておりボス部屋まではそれなりの時間がかかった。だがそれよりも問題だったのはたどり着いたところには扉が1つあるだけということだった。


「なぁ、ボス部屋って3つあるんだよな?」


「うん、そう書いてあったけど…」


「まぁ他の部屋は別ルートでたどり着くにしても、ここがどのボスかがわからないからな。」


 確かに3つのうちどこにどのボスがいるとは一言も書かれていない。


「かといって他のとこ探したからと言ってそこが楽とも限らないし…」


「じゃあここで行ってみる?」


「まぁそれしかないかな。」


 中が分からない以上、最初はどこに行っても同じだということで部屋に入る。そして入ってすぐにミナとユギン、レヴンは変えておくべきだったと後悔した。そこにいたのはイベントのときに見た天使と同じ、つまりミカエルだった。全員がミカエルを認識すると同時に今回はミナ、レヴン、ユギンが【天ヨリ裁キノ雨】によりHPを0にされる。数だけみれば少ない犠牲だが、メンバー的には最悪な犠牲となった。


「あれ?1度逃れたら大丈夫なんじゃなかったの?」


「多分リセットしたんだと思う。イベントとクエストはやっぱり違うし。」


「なるほど。それで、私たちだけであれ倒せるの?」


「無理に近いだろうけどやってみるしかないだろ。とりあえず俺が攻めてフリスタは援護、ヨルカとロウはとにかく自分の身を守るで行こう…ん?ヨルカは?」


「あれ?さっきまでいたんだけど…」


「システム処理速度の都合か…?まぁ作戦に影響はないんだけど…とりあえずこいつをやるぞ。」


「うん!」


 フリスタのシールドでミカエルの攻撃からユギンを守り、ユギンが少しずつミカエルのHPを少しずつ削る。これを10分ほど続けてようやく1割が削れた。


「はぁ、これしんど…」


 ただでさえギリギリの状況なのに長期戦になるというのであれば一瞬で崩れやすくなる。


「あっそうだ!グラビティ!」


 フリスタのスキルによりミカエルの動きが完全に静止する。というより地に押し付けられ身動きが取れていない様子である。


「すっかり忘れてたよ、ユギン今のうちに!」


 ミナの異常なまでの攻撃精度により使うことが無くなっていたスキル。本来なら維持のためにMPを消費するのだが、フリスタが使えば永久に動きを封じることが可能である。結果、地に伏せている天使を刀でただただ斬りつけるという絵面が誕生することとなった。とは言え、防御力が高すぎるためダメージ量はかなり低く作業は地味である。しかし、ミカエルの残りHPが500を切った瞬間、急にミカエルのHPゲージは0となり消失する。代わりに先程姿を消したヨルカが姿を現す。


「ヨルカ!?どこにいたの!?」


「えーと、【潜影】ってスキルでミカエルの影の中に。HPドレインだったらダメージには含まれないんじゃないかなーと思ったら当たってたみたい。」


 ある意味ミナよりも厄介となるがMP消費量の都合で500くらいが限界量であるため、最強というわけではなかった。まぁフリスタが使えば話は変わるのだが。


「何はともあれこれでクリア、ミナちゃんたち呼んで第四層に行こうよ。」


 ユギンからクエストクリアを伝えられたミナ、レヴン、カルデはミカエルを倒せたことに驚きつつも4人の元へ向かった。

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