Ferocity Wolf!
なんか話が崩れてきてる気がする…
2日目、ミナたちは2手に分かれて行動していた。
「準備はいい?」
「はい!」
ミナとレーランは隠しダンジョンを運良く見つけボス部屋まで到達していた。ゆっくりと扉を開き中に入る。
「なにも…いない?」
「ううん、多分隠れてるだけ。」
レーランの言う通りミナの足元から角のようなものが飛び出る。ミナは軽く突き飛ばされるがかすっただけのためダメージは少量で済んだ。
「危なかったー。あれしっかり当てると危ないですよね?」
「多分ね。どうする?」
「うーん、今日の残り時間も少ないからスキル使います。とどめお願いしてもいいですか?」
「うん、おっけー。」
ミナは今度は吹き飛ばされまいと意識を張り巡らせる。しかし、次に角が現れたのはレーランの足元だった。回避能力だけならこの世界において1番のレーランはその角をひらりと避ける。そして地中に戻ろうとする角に向かってミナが【破壊ノ剣】を放つ。それは直撃するも相手のHPゲージは変動しなかった。
「えっ!?なんで!?」
「うーん、もしかしてスキルダメージ無効とかかな。モンスターでそんなの持ってるなんて聞いたことないけど…」
「そんなのもあるんですね…」
「プレイヤーなら1人だけ持ってる人いるよ。そのうち戦うことになるかもね。まぁそれよりも今はこっちなんだけど、ここは私がやるよ。来て!フェンリル!」
レーランがテイムモンスターを呼び出す。狼のような姿をしているが、大きさはプレイヤーの5倍くらいとそこそこ巨大である。
「暴喰!」
レーランがフェンリルのスキルを発動する。角が地中から姿を現すと、フェンリルは目にも留まらぬ速度でそれを喰いちぎる。
「やったね、レーランさん!」
「待ってまだ終わってない!」
レーランは注意するが間に合うことはなく今度は本体がミナを襲う。レーランは【破壊ノ剣】の弱点を予め聞いていたため焦る。その弱点を強みに変えるスキルがあることは知らなかったのだ。
「破滅ノ剣!」
ミナのスキル発動と共に、本体だったもぐらは真っ二つになりHPは0になる。そして1つのピースが2人の前に現れる。しかしレーランはただただ呆然としていた。
「えっと…ミナちゃん?今のは……?」
「【破滅ノ剣】ってスキルです!本当はあんまり使うなって言われてたんですけどピンチだったので……」
「はぁ……」
レーランはミナの異常な強さに意識が遠くなるようだった。
その頃ユギン、レヴン、ヨルカも苦戦を強いられるもなんとかピースを1枚獲得していた。
「ん?あそこにいるのってまさか!」
「あー、レヴンさんだー。良かったねロウさん。」
ユギンたちが遭遇したのはロウとキサラたちだった。そこからは各ギルドごとの行動も考えたが今後どういう風にイベントが進むかが分からないためこのまま7人で行動することにした。




