Name & Master!
「なるほど、【崩壊ノ閃光】に【残光ノ慈悲】。それにミナは新しく【破滅ノ剣】か。」
「ヨルカの【キャンセラー】も強力だよね。」
「使い勝手は悪いけどね。回復目的に使うなら今はフリスタちゃんの【ヒール】の方がいいし。」
お互いに自己紹介を終え、各々意見や感想を交換する。そうして、ある程度纏まったところでレヴンが、現在このギルドが抱えている問題を相談する。
「なぁ、みんな。メンバーはこれでかなり安定してるけど2つ問題がある。ギルド名とギルドマスターについてだ。」
「そっかー、それも決めなきゃだね。」
「でも、どうやって決めるんだ?」
「うーん…」
それから1時間ほどみんなで悩んだ結果、ギルドマスターは全員1度試してみて良かった人を投票で決め、ギルド名はギルドマスターが決まったあとで考えようということになった。
「じゃあ挨拶どうぞ。」
「うぅ、なんで私…」
「満場一致だったんだから自信持って!」
「うぅ…じゃあギルドマスターのミナです。よろしくお願いします!」
投票の結果決まったのはミナだった。カルデ、ロウはこのゲームの歴こそ長いものの鍛冶担当ということでギルドマスターには向いていなかったのだ。フリスタやヨルカはサポート重視のためギルドマスターとしてはどうかといった感じだ。その点、レヴンやユギンは今までも先頭に立っていることが多くリーダーシップもあるように思える。それでもミナが選ばれたのは独特な発想力、そしてカリスマとは別のまとめる力をメンバー全員が感じたからだった。
「それじゃあ改めて、ギルド"天裏ノ魔刀"結成!!」
「なんか言葉だけ聞くとギルド名よりかはスキル名とか武器名の方がしっくり来るけどな。」
苦笑しながらユギンが呟くがそれは発案者のミナも含めたこの場の全員が感じていた。名前の理由としては天神龍系統の装備から天を取り、裏はカルデやロウと言った裏方を表している。魔は魔法使いのフリスタやヨルカ、刀はユギンの武器である。随分と強引ではあるものの、他に案も浮かばなかったためこれに決まったのだ。
そうしてギルド"天裏ノ魔刀"がFRWギルドリストに登録された。
次回は少し?リアルが出てきます。




