Mina & Revn!
ギルド実装までの3日間。ミナとレヴン、フリスタとユギンとヨルカに分かれて行動していた。理由としてはミナのステータスUPのためである。
「ここが特別クエストの発生場所……」
「そうだよ。じゃあ入るよ。」
そして2人は特殊クエスト【天神龍の試練】へ挑む。
「綺麗…」
専用エリアへ入るとそこには幻想的な景色が広がり、戦場になるとは思えないものだった。
「来るよ。」
レヴンの呼びかけと共に現れたそれは一瞬でその景色を漆黒へと変える。
「えっ!?」
しかし驚いてる暇もなく、それはミナに襲いかかる。それをレヴンが受け止めたところで初めてそれの正体が明かされた。それはまさに龍そのものという姿をしており、体に帯びているオーラは光り輝いたり暗い影のようになったりもした。
「あれが天神龍…」
「うん。普通なら倒すのは時間がかかるんだけど、ミナよろしく頼むよ!」
「うん!破壊ノ剣!」
ミナは唯一の技を使用する。相手がこれだけ巨体であれば外すこともそうそうない。そして、天神龍のHPは残り1になる。
「崩壊ノ閃光!!」
今度はレヴンが手に持つ剣を地に立てスキルを放つと、ミナの【破壊ノ剣】よりかはフリスタの【キャノン】に近い閃光が残り僅かな天神龍のHPを削り取る。
「ふぅ、思ったより楽勝だったね!」
「それはミナが1回目だから。次からは装備なしのステータス初期値固定で倒さなきゃいけない。」
「えっ…」
「まぁクリア不可能なクエストでは無いよ。天神龍もステータスだけなら弱体化されるし。」
「そんなんだ。それなら…」
「ただ爪には気をつけてね。」
「爪?」
「そう爪。あの爪は【破壊ノ剣】の上位互換のようなものだから。」
「上位互換…そういえばユギンもあのスキルには上があるって言ってたような……」
「まぁそれについてはそのうち分かるよ。今は天神龍に集中しよう。」
「うん、分かった!」
「次来るぞミナ!」
「うん!」
迫りくる爪をギリギリで交わし拳でダメージを入れる。しかし、ダメージを入れると言っても減るのはミリ単位である。つまり自然と作業も長時間に及び集中力も切れてしまう。
「っ!ミナ!!」
明らかにミナの動きが崩れる。そこにドンピシャのタイミングで爪がミナを襲う。
「避けられない、なら!!」
ミナは爪が触れる瞬間、後ろへ跳躍し爪にガシッと掴まる。当然振り払われてしまうが、爪に切り裂かれたわけではないためダメージは少量で抑えた。
「ミナー、大丈夫か?」
「ごめん、油断してた…大丈夫だよ!」
「気を付けろよ、まだまだ長いんだから。」
「うん!」
それからは永遠に同じ作業の繰り返しである。そして、およそ5時間ほどでようやく2体目を倒し終えた。そして3体目も同じように5時間ほどで倒し終え、これを3日間続ける。結果的に2人はこの3日間で9体の天神龍を倒した。




