As I expected!
*第31話〜40話の修正点*
・基本的に前回同様です!
今回のイベントは開始こそ強制で集められたが、参加は自由である。World Notesのような戦いとは縁のないようなゲームのプレイヤーであっても戦闘が行える特別仕様となっており、それを目的にイベントに参加する者もいた。また、プレイヤー同士の戦闘は起きないようにしたいらしく、その辺の対策と思われるルールの追加もされた。
「さてと、どうしよう……」
今回のイベントにおいて、問題を抱えてしまったプレイヤーが3名。ナレン、マユネ、スノミである。彼女たちはこのイベントが始まる直前に、それぞれ自分の装備を手に入れてしまったのだ。そのため装備の補給もされず、自分の装備の使い方も分からないという状況なのだ。
「考えても仕方ないし、とりあえずモンスターを探しつつ合流できる人と合流したいな。」
真っ先に動き出したのはナレンだったが、しばらくもしないうちに残りの2人もナレンと同様に行動を開始する。
このように、慣れないプレイヤーたちも試行錯誤する中、FRWやスパレのような戦い慣れているプレイヤーたちには、既にモンスターを討伐し専用アイテムを獲得していた者がいた。"天裏ノ魔刀"では、ミナ、フリスタ、ユギン、ヨルカ、カルデ、ヘルの6人が所持している。レヴンやロウについては、それぞれヨルカとカルデのサポートに回っていた関係で獲得していなかった。報酬がチケットである以上、報酬は必要ないと考えたのだ。
チケットの内容として考えられるものは主につ。ひとつは今回のコラボで体験した世界にて作成したもの、および獲得したものを自分の世界に持ち帰れるようにする。これについては既にゲーム自体を買っているロウには関係なく、レヴンにとっては持ち帰りたいものがなく関係のないものだった。もうひとつ考えられるものは、専用チケットによるスキル等との交換である。一見便利のように思えるが、今以上のスキルの数は2人にとって必要はないのである。スキルの他には装備などが候補に浮かぶが、これについてはカルデがいるため必要ない。よって、レヴンとロウの2人はサポート役に回ったのだ。
イベントが開始してから1週間、つまりコラボ自体も残りおよそ1週間。ここまでで、チケットの獲得数のランキングのトップ3は1位がヘル、2位がキサラ、3位がメルだった。ある程度は予想できていたことだが、ランキング上位にはFRWのプレイヤーがほとんどである。いくら補正をしたところで、慣れている者と慣れていない者の差は簡単には埋まらない。加えて、FRWのプレイヤーは他のゲームに比べてステータスが遥かに高い。トップ同士で比べれば桁2つ分の差がある。もちろんそこにモンスターのステータスを合わせるわけにもいかないため、FRWのプレイヤーが上位を独占するのは当然のことだった。
「いやー、やっぱりきついですな。」
「1位がヘルだったのは意外だけど、というかミナはどこ行ったんだ?」
「だいたい真ん中くらいだな。なんか遊んでるし……」
「けど、競争にしなかったのは正解でしたね。FRWの第四回イベントが参考になりました。」
運営たちもそれなりに考えはあった。いくら補正をつけても敵わないことは分かっている。ならば、FRWの第四回イベントのように競争ではなく、協力にすればいいと結論づけたのだ。だが、そのことがプレイヤーたちに伝えられたのはイベント終了後のことだった。




