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Fantasy Really World  作者: 水皮 天
101/150

High wall!

 コラボは順調に進み、2週間が過ぎる。基本的にはあまり変わらないが、唯一変わった面は、ほとんどのプレイヤーが目的を持って取り組むようになっていた。中でもカルデは人一倍目的にこだわっていた。


「とりあえず現在ある武器の枠に当てはめれば作れたけど、やっぱり形だけね。機能とかは劣ってる。」


 本来、そこにはない素材で作られたものをそこにある素材作るというのはそう簡単な話ではない。現実の場合、素材ひとつ変わるだけで扱い方も大きく変わる。そしてそれは当然、ゲームにも反映される。多少の補正はあるが、難しいことには変わりない。


「このままだといつまで経っても完成しないわね。一回息抜きついでに向こうで現物を見に行くのもいいわね。」


 カルデはそのままSTar ParaDE ONLINEに到着すると、流れ作業のようにここで製作したものを確認する。


「この武器はなんとしてでも完成させたいわよね。唯一ちゃんとした武器を渡せてないからね。」


 カルデが最も完成を急いでいた武器、それはFRWの双鎌に当たるものだった。つまりはヘルの武器である。実はヘルの武器はほぼ試作品のようなものだった。理由としては、武器を製作したとき、ヘルがその装備で続けるかが分からなかったことが関係している。また、カルデ自身も双鎌を作ったことはほとんどないため、試しに作ってみるという目的で作られたということもある。しかし、ヘルは双鎌を使い続け、専用のスキルも次々に獲得している。カルデはそんなヘルを見ていて新しい装備を作ってあげたいと思っていた矢先、STar ParaDE ONLINEにてぴったりの物を見つけた。その武器は鎌でありながら銃を兼ね備えていおり、近距離と遠距離のどちらにも対応している。そこで問題となるのがその銃である。FRWに存在する武器は全部で19種類。短剣、双剣、大剣、刀、槍、長刀、鎌、双鎌、杖、双杖、罠杖、小盾、大盾、弓、ボウガン、ハンマー、ナックル、糸、テイマーである。そう、この世界に銃という武器は存在しない。強いて言えばボウガンが近いが、カルデはその妥協を許さなかった。


「いっそこの武器を持ち帰れたら楽なのに。」


「いや、流石にそれは無理でしょ。」


「っ!?」


 不意な声にカルデは驚きつつ振り返る。そこにいたのはカルデとロウにとっては忘れることのない人物だった。決して悪い意味ではなくいい意味で。


「久しぶりね、ヴォラ。武器の調子はどう?」


「うん、久しぶり。調子はかなりいいよ。凄く馴染むし。」


「そう、それならよかったわ。けどそれじゃあここにはどうして?」


「ギルドに入れてー。」


「え?」


 突然の要求にカルデは固まるが、ヴォラは腹を抱えて笑い出す。


「ごめんごめん、そんな真面目な反応すると思ってなかったから。冗談だって。」


「なんだもう、びっくりしたわよ……」


「で、本題だけど……」


 そこからの内容は至ってシンプルで、協定を組まないかという話だった。協定とはFRWのギルド同士で行えるものの一つで、フレンドに似たようなものである。デメリットはなくメリットは多いが、流石にカルデだけで決められることでもないためコラボが終わるまで返信を待ってもらうことにした。

すみません、思ってたより修正が難しかったためほとんど終わりませんでした(−_−;)

なので、1日10話ずつやっていくことにします。


1〜10話の修正(やり残しあるかもです)

・セリフの途中改行を消去。

・システム音の「」を『』に変更。

・フリスタの装備について

MP消費なし→MPが無限だから結果的には減らない

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