4話 そばにいたい
目が覚めたら、雨谷あさひは森の中にいる。
髪の毛が金髪になって、胸もいつもより重い。耳も、なんか長くなった。
自分は新しい身体をもらったみたいだ。しかも金髪巨乳の美少女でした。
喜ぶ時間もなく、あさひは女性の声が聞こえた。
「ここか?」
「はい。星がここに落ちたので、星と共に生まれた子もここにいるはず…あ、もしかしてこの子かしら?」
二人の美しいエルフ女性が現れた。
一人は神官みたいな女性で、もう一人は自信な笑顔を保ってる戦士の女性でした。二人は服の露出度が超高い。
長い耳、自信満々な笑顔、露出狂みたいな破廉恥なエロ鎧、その姿を見て、あさひはすぐに理解した。
この世界は、自分が大好きな底辺エロゲームの世界。この人が自分の本命キャラ、自分の一生推し、最強エルフと呼ばれてるルミシア団長。
今すぐルミシアと話したい。ルミシアを抱きたい。きゃーと叫びたい。嬉しいけど、あさひは我慢してその二人の対話を聞いてみた。
「この子、すごく可愛い!新しい見習いがこんなに可愛いなんでー」
「いや、よく見るとこの子は耳がみんなより短い」
あさひの姿を見て、ルミシアは、
「耳の短いエルフはね、知能はみんなより低いんだ。残念だけど、この子の知能は小さなお子様と同然。騎士団見習いところが、この子は武器を持つことすらできないわ」
「それはつまりー」
「ああ。難しいことは理解できないけど、教育すれば簡単な家事ができるようになるはず。光の城砦に持ち帰るか」
「了解ー」
「まぁ、その前に」
ルミシアは優しいお姉ちゃんみたいな笑顔をして、あさひの頭をなでなでしました。
「ほしい名前はあるかしら?ないのなら私が決めてあげるね?」
「あさひ…」
興奮しすぎてドキドキして、あさひは頑張って自分の名前を言い出した。
「あ、あの」
「なに?」
「お姉さんのそばにいたい!」
「ですってー」
「私?困るね。低知能の子が自分のこと気に入るなんて」
「でもそばに可愛い助手がいることは楽しいことじゃない?簡単なことしかできないけど」
「わかったわ。じゃあ、あさひは私が世話するね」
こうして、あさひの、エルフとしての人生が始まりました。




