16話 誘いですね
あさひはこのエロゲーム世界にどんどん慣れてる。
毎日目が覚めたら、光の城砦の寮にいる。たくさん人いますが、自分を含めて全員エルフ美少女。みんな当たり前のようにエロ鎧を着ていて、エルフ騎士団の訓練を行ってる。
自分がみんなに「知能が足りない子」扱いされてるから、訓練を受ける必要がなく、他のエルフについて家事のサポートをすればいい。
あさひは今の生活が好き。
知能がない子に扱われてる以上、大好きなルミシア様に自由に甘えられるし、難しい責任を背負う必要もない。
エロ鎧もそろそろ慣れた。浴場では裸、海では水着。この世界では、お尻丸出しエロ鎧。正しい時間と場所で正しい服を着てると恥ずかしい必要がない。
光の城砦での生活は、楽しくなってる。
今日も、あさひはみんなに世話されて、エルフとして生きてる。
「誘いだね」
光の城砦、ルミシアの部屋には、三人の美しいエルフがいる。光の領主ルミシア、光の城砦の女神官ミハラ、それと短耳のあさひ。
あさひは「知能が低い子」振りをしてるので、彼はただ静かにしてルミシアとミハラのマジメな対話を聞いている。
ルミシア様の鎧もミハラの神官服も、今日も信じられないほどエロいね。とはいえ、これこそがこの世界の常識服装。もう慣れた。
「ええ、誘いですね」
ルミシア団長がある手紙を読んでる。
帝国の宰相が、ルミシア団長に会見要請を提出した。場所は帝国のある村で、帝国の宰相がそこでルミシア団長に会見したい。
「対話は悪いことではないと思います。他には説明がありますか?」
「『武器を持たないでください、それと護衛を連れないでください』、だな。とやら私が一人行かなくちゃね」
護衛がいないルミシア様を帝国領地のある村に誘うなんて、どう見ても罠だ。そばで聞いてるあさひは、行ったら危ないと判断した。
でも、
「大丈夫、私一人で行くわ。明日の朝に出発する、来週に到着できるはず」
ルミシア団長は、罠の可能性を考えたこともなく、素手のまま一人で敵陣に行くことにした。
ルミシアの決断を聞いて、あさひはさらにルミシアのことにメロメロになった。
(さすがにルミシア様だー!)
ルミシアよりかっこいい人はいない、ルミシアこそが自分の女神。あさひは、ルミシアに対する憧れが全然止まない。
とはいえ、
帝国の会見要請は明らかに罠であり、ルミシア様が一人で行くと地獄に落ちる。あさひは、そんなことを絶対に許さない。
一番安全なやり方はルミシア様を止めることだが、あさひは、帝国の宰相に会ってみたい。その宰相は、腳本家の自己投影であり、この世界の基準点であるので。
(仕方ないね)
ルミシア様と一緒に行くか。こう決めて、あさひは、
「わたしも行きたい!ルミシア様と一緒に!」
いつもの子供口調で、ルミシアにこう叫んだ。
ルミシアとミハラは目を合わせて、
「ですってー」
「ったく、これは遊びではないだぞ?」
「でもあさひちゃんは護衛ではありませんし、いいんじゃないですか?」
「よくない!まあ」
ミハラは優しい笑顔を保っていて、ルミシアはちょっと息を吐いた。
「あさひちゃん」
「はい!」
「来週は、帝国に行ってそっちの人と会談する、そしてあさひちゃんが理解できない難しい言葉をたくさん話す。たとえ対話を理解できない、つまらないと思っても、大人しく私のそばで待ちなさい。約束できる?」
「できますー!」
「よろし、じゃあ明日一緒に行きまょう」
「わーい」
危ない会談とはいえ、ルミシア様と二人で外に行けるなんて、嬉しい限りだ。あさひは、ワクワクしながら期待した。




