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11.5話 風の都市の希望にならなくちゃ
風の領主に誘われたルナは都市中央の領主の城に住んでる。
ルナの予想では、風の都市に住めばこの都市を守れるが、自分の情報を公表しないほうがいい。さもなければ、帝国が自分を倒すための対策を用意する恐れがある。
こう考えて、風の領主にこう言ってみたら、
「それはダメです。ドラゴンさんは風の都市の希望にならなくちゃ」
風の領主は優しい笑顔でルナに、
「強いドラゴンさんに守られれば、市民たちもきっと安心感を感じます。私がドラゴンさんの存在を全市民に告知しましょう!」
「は?」
こうして、「七災の強いドラゴンが王国に忠誠を誓って、風の都市の住民になった」というニュースがこの5万人の風の都市に伝わった。
ルナは風の都市の住民區に行ったことがない。それでも、城の上に立って、ルナは感じ取れた。街の住民も、城のメイドたちも、みんなドラゴンのことを話し合ってる。怖いと思ってる人、ドラゴンを信じてる人、ドラゴンを見たい人、みんな様々な感情でルナを見てる。
ルナはみんなの感情を気にしてない。ただ、ちょっと面倒だと思ってる。
情報を操作できなかった。風の領主はきっとこれからも勝手に色んなことを決めるだろう。ルナは、客観的環境が悪化する未来が見えてきた。
これからの判断は全部、王国の動きを遠慮しないとな。




