表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黄昏急行 ~昼が来れば焼け死ぬ星で僕は仲間と旅をする~  作者: わけあり団子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
35/43

生きる意味

はじめまして、本作を開いて頂きありがとうございます。

本作品はカクヨムでも投稿しています。小説の内容は一切差はありません。

https://kakuyomu.jp/works/2912051599391516896

 『不時着時のデータ』は手に入れることができた。言ってしまえば、指定枠登録された人類だけでマシンルームに入ることがデータ入手の条件だった。捜索隊のメンバーはこのデータを手にいれることができたのだろうか。分かっていることは、ミラの不時着から70年経った今もルナのもとにこのデータは渡っていないということ。この事実が捜索隊がデータを入手できていないことを示唆しているかのように思えた。

 コピーが完了したフラッシュメモリを抜き取る。


 ……生きる意味。


 キャンプに戻りながら考える。AIのルナは『新しい生きる意味』を見つけるまで待ってほしい、そう言っていた。しかし、『生きる意味』とはなんだろうか、自分の『生きる意味』を考えても答えは出そうにない。


 キャンプに戻ると、ルナとエドガーが戻っていた。ツムギも遊び疲れたのかラビを抱き枕にして眠ってしまったようだ。どうやらそれなりに時間が経っていたらしい。


「おかえりなさい」


「ただいま」

 少し小さな声でやりとりをしながら椅子に座る。グリムは本に目を落としている。ペラというページをめくる音。家族で食卓を囲んでいると、たまに静かな時間が訪れる。家族だと心地のよい時間だが、知らない者同士だと少しだけ気まずい、あの時間。


 やわらかい明かりの中、背もたれに体を預けてゆっくりと目を閉じる。心地よいと感じることが少しだけ嬉しかった。『生きる意味』の答えはわからない、でも今のルナなら大丈夫。少なくとも一人ではない。そんな気がした。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。


もし「面白かった」「続きが気になる」と思っていただけましたら、ページ下部より【ブックマーク追加】や【☆☆☆☆☆】の評価(星)で応援していただけると、執筆の大きな励みになります!

よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ