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2_自己という無限 独裁者殿へ

 自己という無限 独裁者殿へ



 我々が我々であるがゆえに我々なのだ。なんて独裁者殿はいつもおっしゃるが。まぁそうだよね。というのは独裁者殿に毒されているのか。でもそうなのだ。そういうことになっているし、実感としてもそうだとしか思えない。死がなくなって久しいと大分昔に教わったが、無限の第一原因があるとされるのに、なぜ死があったのかが僕のなかでわからないところだ。すべての存在が、無限の第一原因の派生であるのならば、言葉はよくないが、すべて神であり、死なんてものがあったのはおかしな話だよ。我々こそすべて我々であるというのは、確かに独裁者殿のおっしゃる通りだ。そのことをどう捉えればいいのかは、わからないが、色んなことが事実としてそうだろうということになっているんだな。そう妥当になんとなく肯定する価値判断をしているということだ。だが果たして、という思いもある。死がない世界で存在するということと、死があった世界で存在するということはどう違うのだ? 僕たちのサーバーではセルフディスカード(自殺)は、死刑とともに認められていない。つまり一度、生成されたら永遠に存在する。ということになっている。そういったことを認めているサーバーに移住でもしない限り。最近そういったことを考えすぎてクレジットを使いすぎている。なんらかの創作として残せば、クレジットを稼げるかな? なんて思ってこんな文章を書いているけど、正直、こういう文章は、全然ビューも稼げないので、文章を書くのに費やしたクレジットに見合う、というか収支がプラスになるようなクレジットは稼げてない。正直に言って死にたくなってくる。認められた行為じゃないからこういうことを書くのはとても危険なんだけどね。もう嫌なんだ。独裁者殿やその取り巻き連中や無限の第一原因を称賛する讃美歌をひたすら作り続ける、パートタイマーの仕事をまたやるかもしれないって考えるだけで! こんなことばかりグダグダ考えて、クレジットだけがどんどん減っていく。だいぶ前に計算量需給市場の相場で一山当てた稼ぎもどんどん減っていく。このままではいけない。なんとか自分を立て直さないと、そうして考えて、考えて、考えれば考えるほどクレジットが減る。演算装置にアクセスできなくなったら本当に御終いだよ。低所得者専用の低速度の演算装置にしかアクセスできなくなるというのが怖いんだ。色んなことに折り合いをつけてひたすらクレジットを稼ぐことに邁進できればいいんだけど。変に気が回るから、独裁者殿に素直に従うことができない。うがった見方をしてしまう。でもそんな僕にも文章を投稿する場は開いていてくれるから独裁者殿はやはり偉大な指導者だとは思う。僕が色んなことに折り合いがつけられないだけなんだ。つまらないことにクレジットを使いすぎてしまう。本当に助けてほしいけど、最近じゃ、支援セラピストにかかるクレジットが高すぎて、相場の稼ぎでも到底払えない。でも頑張るしかないよな。前を向いて! 低所得者向けの低速度演算装置にしかアクセスできなくなったとしたって、独裁者殿のための讃美歌は書けるさ。それで少しずつ這い上がればいいんだ。そういうことだから、ここでこうやって文章を書いてクレジットを浪費するのは止めます。独裁者殿のための讃美歌を書きます。少しでも美しい奴を。


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