表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元コンビニSV(スーパーバイザー)のダンジョン運営 ~固有スキルスーパーバイジングは最強でした~  作者: 橘 弥鷺


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
35/40

32-羞恥と嫉妬と好奇と

こんにちは橘 弥鷺です。


元コンビニSV(スーパーバイザー)のダンジョン運営に、ご興味をいただきありがとうございます。

お読みいただければ幸いです。


尚、前作の完結しておりますSTRAIN HOLEもあわせて、是非、お読みいただければ、うれしく思います。

STRAIN HOLE

N6940GN

https://ncode.syosetu.com/n6940gn/

「ジーク! 左からモンスタービートルだ!叩き落とせ! 」

「おおう! うりゃ! 」


 アルトの指示に、ジークが跳躍して大剣を大振りして、飛んできた人の倍はあるカブトムシを切り着け、地に叩き落とす。


「セリカさん拘束術を! ルイは雷針で攻撃を!その後でセナがとどめを! 」

「了解」


 叩き落とされたモンスタービートルに、セリカが魔法で拘束すると、ルイガノが人の腕ほどの針を魔法で顕現させ、モンスタービートルの関節へと突き刺し、その針めがけて魔法の落雷がモンスタービートルに電撃を喰らわす。


「覚悟! 」


 セナが盾をかまえてモンスタービートルへと突貫し、角で最後の抵抗をして抗うモンスタービードルを盾で押し上げ懐に入り、ショートソードで首を落とす。それを見ていたアーリエが感嘆の息を漏らし口を開いた。


「モンスタービートルをここまで鮮やかに倒すなんて…… 」

「まるで自分が強くなったと、勘違いしそうで怖いですわ。アルトの指示にしたがってるだけなのですが…… 」


 アーリエに歩み寄ったセナは、ショートソードを鞘に戻しながら苦笑混じり返答する。アーリエとセナは、同時にそのアルトへと視線を送ると、アルトは皆に指示を出しつつも、他のモンスタービートルを斬り払う。


「前までは指示を無視して突っ込むだけだったんだけどね」


 アーリエとセナところにミーナも話しに加わる。ミーナの言葉にアーリエが尋ねる。


「アルトの戦い方が変わったのですか? 」

「ほら、監査対象となったあの事故からね。その後で今のスキル授かったし、アルトにしても、これが復帰戦みたいな感じ、だからわたしも兄さんも驚いているよ。いままでとまったく違うから」


 アルトの本当の理由をミーナとルイガノは知っているので、驚きは皆ほどではないが、それでも今の状況に驚きを隠せない。いくら人工的に下界を模したダンジョンとは言え、もっとも高い難易度をここまで易々とモンスターを倒し、最短距離で目的地に進んでいる。新人向けやアトラクションダンジョンかと錯覚してしまうほどに、アルトの指示は的確で無駄がなく、今まで通りに、攻撃でもアルトはその強さで活躍している。指示役は大抵の者が全体が把握できる後方の者が行うことが多いが、アルトは全てを把握し前衛でモンスターと対峙しながら指示を出している。戦闘が終了し、皆がやっと息を着く、アルトも剣をおさめるとベントレーとルイガノがいるところへと歩みより何か話している。その表情には過信はないが、余裕があるように感じる。


「これではまるで神眼の持ち主ではありませんか…… 」


 セナがアルトの戦闘に感動したように呟く、隣にいるアーリエもコクりと頷き口を開いた。


「ダンジョンシーカーの鏡ですね。セナわたしたちもアルトの行き着いた景色を見たいものですね」

「ええ、まるで軍神と相まみえた気分ですわ…… アーリエ」

「同感です。アルトはとても素敵な方ですね…… あっえ~と、そう言うことではなく…… 」


 アーリエは特に意識なく口を出た言葉に、自身で気がつきいきなり恥ずかしくなり、ごまかそうとするが、うまく行かない。人前で男性への好意を口にするなんてはしたないし、なんか恥ずかしいそんな感情でタジタジで、こんな姿を母親に見られたらと思うと身の置き場がない気分だ。


「まぁあれで女ったらしも治ってればいい男なんだろうねぇー ふたりも傷物にされないように気をつけてねー 」


 ミーナが抑揚のない声でふたりにそんな事を口にした。ミーナとしてはそんな事をいうつもりなかったのに、ふたりがアルトを好意の異性を見る視線がおもしろくない。知り合って間もないふたりが、ここ数日でアルトの何がわかるのかという気分に、心を支配され思わず口にしてしまった。幼い頃からずっと一緒にいたミーナがアルトの事を1番わかっているのだから、このふたりもだらしないアルトの姿を見たら、軽蔑しすぐにアルトから離れていくじゃないかと不信感もある。けど、アーリエとセナは知り合って間もないが、そんな事をする人でないと信じたいほどには好感度が高い。疑心を感じているミーナは自分が嫌になる。そんな気持ちを振り払ってあらためて口にする。


「さっ! ふたりとも戦い終わったみたいだから、みんなのところ集まろ」

「ええそうですね」

「もう目的地はすぐのようですものね」


 3人は信頼しつつも、いろいろな個人の本音を心にしまいこみ皆のところに歩みだした。

お読みいただきありがとうございます。

次話も引き続きお楽しみいただければ幸いです。


前作のSTRAIN HOLEも何卒よろしくお願いいたします。

N6940GN

https://ncode.syosetu.com/n6940gn/


いいね、ブックマーク、評価、感想、レビュー何かひとつでもちょうだいいただければ、励みとなりますのでよろしくお願いいたします。

ぜひ、下の☆印にて評価してただければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ