↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
23/68

朝起きた。

散文詩

朝起きた。死にたいと思った。

なんとなくだけど。


まだ死にたいと思ってる。

特に理由はないけど。


今日を生きる理由を探しだした。

無かった。

死にたいと思った。


寒いから布団を出る理由がなかった。

がんばって浴室まで行こうか。

シャワーを浴びれば死にたくなくなるかも。


ただ、今は、

布団にもぐって目を閉じた。


どうせ死なないし、どうせそのうち布団から出る。

どうせそのうち何も考えずに体を動かすことになる。


ちょっとずつ頭が冴えてくる。

ゆっくりとまともな人間になってゆく。

生きることが当たり前の感覚になってきて、


床に立ち上がって、ため息を吐いた。


何も問わず、何も疑わず、

習慣に操られて体を動かしてゆく。


身だしなみを整えて、玄関を出た。


空が晴れている。

小鳥のさえずりが聴こえる。

向こうに電車が走るのが見える。


きっと素晴らしい朝だ。


いつも通りの。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。