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眷属の変化

 じゃあ鑑定していくか。どんな風に変化してるんだ?これだけ外見が変化してるんだし、もしかしたら進化してるかもな。


 __________________


 種族:ショゴス


 名前:ヴェノム(寒河江孝臣)


 年齢:1


 レベル:1


 HP:2400/2400

 MP:1900/1900

 SP:2500/2500


 スキル:『鑑定LvMAX』『気配感知LvMAX』『危険察知LvMAX』『スタミナ回復速度LvMAX』『魔力回復速度LvMAX』『並列演算Lv1』『念話LvMAX』『魔力感知LvMAX』『魔力操作LvMAX』『身体強化魔法LvMAX』『闇魔法LvMAX』『即死魔法Lv1』『猛毒生成LvMAX』『痛覚無効LvMAX』『超速再生LvMAX』『未来予測Lv5』『身体操作Lv1』『アンデット創造Lv1』『暴食Lv1』


 称号:『粘性体』『ニヴルヘイムの龍の眷属』『調合者』『人工生命体』

 __________________


 種族:ハティ


 年齢:327


 レベル:1


 HP:6000/6000

 MP:5800/5800

 SP:6300/300


 スキル:『気配感知LvMAX』『スタミナ回復速度LvMAX』『魔力回復速度LvMAX』『並列演算LvMAX』『思考加速Lv1』『念話LvMAX』『千里眼Lv1』『劫火の息吹LvMAX』『魔力感知LvMAX』『魔力操作LvMAX』『身体強化魔法LvMAX』『火魔法LvMAX』『雷魔法Lv1』『闇魔法LvMAX』『精神攻撃無効LvMAX』『熱耐性LvMAX』『超速再生LvMAX』『未来予測LvMAX』『人化Lv1』『縮地Lv1』


 称号:『狼王』『神喰い』『月喰い』『虐殺者』『ニヴルヘイムの龍の眷属』『神に災いをもたらす者』『ワーグ』

 __________________


 種族:キマイラ


 年齢:47


 レベル:1


 HP:2600/2600

 MP:1900/1900

 SP:2800/2800


 スキル:『スタミナ回復速度LvMAX』『魔力回復速度Lv5』『思考加速Lv3』『念話Lv4』『業火の息吹Lv1』『魔力感知LvMAX』『魔力操作LvMAX』『火魔法LvMAX』『闇魔法Lv1』『即死魔法LvMAX』『猛毒生成Lv1』『火耐性LvMAX』『超速再生Lv1』『未来予測Lv1』『飛行Lv1』


 称号:『死神』『地獄の番犬』『ニヴルヘイムの龍の眷属』『人工生命体』

 __________________


 うわぁ、本当に進化してるし……。冗談のつもりで言ったんだけどまさか現実で起こっていたとは。


『リュウキ君の予想が当たったちゃったね……』


『……そうだな。俺も今驚いてる』


 ……ん?というかシルビアはなんで俺が進化してるかもと予想してると知ってるんだ?

 別に眷属達が進化していることを知ってるのは構わないが俺の考えを読まれてるのは見逃せないな……。問いただすか。


『おい、なんで俺が進化してると予想したことを知ってるんだ』


『え?だ、だってリュウキ君いつも考えてることを隠してないよ?知ってるも何もリュウキ君が教えてくれたんじゃん……』


『……。もしかしてダダ漏れだった?』


『う、うん』


 マジかよ。俺ってそんなに考えてることを隠すのが下手なのか?そうだったら割とショックなんだが……。


『き、気にしなくて良いよ?それがリュウキ君のいい所だと私は思うよ』


 ……器用だなぁ。慰めながら傷を抉るなんて普通なら出来ないと思うなぁ。考えてることが隠せなくて悩んでるのが分からないのかなぁ?


『…………ご、ごめんね?』


『もう気にしてない』


 もういいや。ある意味こいつも俺なんだし知られても困ることはないか。本当に隠したい時は本気で隠蔽すれば良いんだし……。

 少し話が脱線したが続けていくか。というかこいつらかなりステータスが変化してるな。能力が俺のと似てるのは俺の眷属だからかな?とりあえず見たことがないやつは鑑定しておこ。


『ショゴス』

 古代人によって作成されたスライムの変異体。非常に高い生命力があり、中途半端な魔法の威力では直ぐに回復されてしまう。


『ハティ』

 狼王と巨人の子孫。成体は月を喰らうほど大きいとされる。ワーグの一族。


『キマイラ』

 魔道士によって作成された様々な魔物を組み合わせた複合獣。空を飛び、火を吹き、尾から毒を出す強力な魔物。作成した魔道士すら殺すほど凶暴な個体もいる。


『暴食』

 物質や魔法など、全てのものを魔力に分解して捕食することができる。分解し保存できる魔力の量はスキルのレベルによって異なる。


『ニヴルヘイムの龍の眷属』

 ニーズヘッグの眷属。経験値と熟練度の取得量が2倍になる。


『人工生命体』

 人間の魔道士によって作成された生命体。精神生命体のように体が壊れても死なない。


『月喰い』

 月を喰らう者。夜の時間帯でステータスが上昇する。月食時には魔法すら無効化する。


『ワーグ』

 狼王と巨人の子孫の魔狼の一族。高度な知性を持つ。


 ……かなり強くなったんじゃないか?これは嬉しい誤算だな。まさか俺が進化したら眷属も進化してくれるなんてな……。

 暴食とかレベルを上げたらチートだろ。……もちろんコピーさせて貰うけどな。


《スキル『複製』の能力により、スキル『暴食』を獲得しました》


『……お前ら全員進化してるんだが』


『俺も今確認した』


『む、それは本当か主殿』


『ま、私たチなら当然よネ』


『僕は驚いタけど』


『俺は強クなれレばそれでいイ』


『我らは興味無い』


『種族など関係ない』


『重要なのは結果のみ』


「相変わらず君は予想外のことをしでかすね」


 相変わらず元ケルベロスの二体目は冷たい反応するなぁ。ラプラスは……うん。いつも通りだな。


『……フェンリルなんか自分の息子になってるぞ』


『やはりか……。力は増したが、元の我の神殺しの権限が弱まった気がしていたのだ』


 それは恐らく月喰いの称号を獲得したからだろ。別に神を殺す機会なんて中々こないだろえし、もしあってもこのメンツなら殺せなくても行動不能くらいには出来るんじゃないか?


『あのねリュウキ君。私の知識では神霊種か神殺しの権限、後は神の眷属か神器じゃないとまともな攻撃は通らないってあるよ……』


『……それ本当か?』


『う、うん。私の……ううん、ニーズヘッグの知識ではね』


 ふむ、もしそれが正しかったらやばいな。フェンリルの権限が弱まったということは高位の神への攻撃手段が減ったということだろ?

 神と戦う前提で考えるのはおかしいけど、対策しておいて悪いことはないからな。とりあえずシルビアの知識を頼りに対策を立てておくか。


『よし、それじゃあ準備も整ったし復活させていくか。その前にこの姿だと動きずらいから人の姿になっておこ。フェンリルもレベルは少ないけど人化しておけ。その姿じゃ大きいからな』


 元々大きなドラゴンの体格が進化してより大きくなったからな……。既に2mはあるかもしれない。小さい分には構わないけど前世よりも大きくなったから動きずらいんだよなぁ。

 フェンリルなんか3mぐらいあるしせっかく人化を手に入れたんだから小さくなって欲しい。人の体に近づけば多少は縮むだろ。新しい称号のお陰で熟練度の獲得量も増えたからな。


 俺が人化のスキルを発動させると体がどんどん縮んでいった。次第に人の形に近づいていき、鱗がなくなっていった。髪が生え、肌ができ、尾が引っ込んでいき人化が完了した。

 人化を完了させた俺は【ミラー】を発動させて全身を眺めた。


 少し大きくなったかな?1、2年くらい経った感じだな。相変わらず銀髪だが少し白くなったかな?俺が言うのもあれだが、成長したせいで少し胸も大きくなり幼女だったのが少女ぽくなった……。のだが、


『あ、あの……リュウキ君。そろそろ服を着ない?私、その、恥ずかしいな』


「いや〜、君も大胆だねぇ」


 そう、シルビアとラプラスが言う通り鏡に映っていた俺は一糸纏わぬ生まれたままの姿……つまり、裸だった。


 自覚するとより恥ずかしく感じるな。むぅ、顔が熱を帯びて紅潮していくのが分かる。というか【ミラー】に映ってる。今にも湯気がでそうだ。

 ……以前は自分の体だという実感がなかったから恥ずかしいというよりも倫理的に許せない思いが強かったので恥ずかしくなかったが、既に一年程経っており実感が湧いてきており恥ずかしい。

 は、早く着る物を用意するか。前と同じでいいからワンピースを物質創造で作っちゃお。


 俺は慌てて物質創造を大量の魔力を使い発動させてワンピースを作った。以前と同じ黒のワンピースだったが、オシャレなフリルが着いておりノースリーブだった。


『な、なぁなんだその服?』


『主殿、それから物凄い魔力が発せられてるのだが』


「マスターそれから離れて下さい」


「おお、私でも見るのが久々なものを創ったね」


 あれ?これまたやらかした感じかな?物凄いオーラというか邪悪な魔力が漂ってるんだけど……。とりあえず今は良いか。着れるんだし、着てから鑑定でもなんでもして確かめれば良いんだからな。

 ……ふぅ、とりあえずこれで大丈夫だな。それじゃあこの異常な魔力を放っている服を鑑定するか。


『シェロブのワンピース』

 シェロブの糸から作られたワンピース。鉄よりも固く丈夫で絹ように滑らかで柔軟。毒耐性が無いものが触れば軽く麻痺する。シェロブの食した生物の筋繊維から構成されている。


 うわぁ、やべえ。性能自体は高いだけで特に問題はないな。ただ、最後の生物の筋繊維から構成されているのがヤバすぎる。そりゃあこんな邪悪な魔力を発しててもおかしくないだろうな。

 どうしよう。これ着ていけるかなぁ?死霊魔法と探知では霊的反応はないけど魔力がなぁ……。シルビアに聞くか。


『わ、私は別に良いよ。魔力も着ていけば私たちの魔力と馴染んで緩和されると思うし、高性能だから……』


『……そうか』


 くっ。シルビアなら怖がって嫌がると思ったのに……。くそ〜、これを着ないといけないのか。あまり気乗りしないなぁ。


『べ、別に私はそこまで臆病じゃないもん。しかも私は感情よりも理屈を大事にしてるから感情だけでは意見はか、変わらないよ』


『そうなのか……。それじゃあこれからはシルビアの意見は取り入れなくていいな』


『そ、そういうことじゃないんだけど……。……分かったよ、謝るから機嫌を直してよリュウキ君』


 別に怒ってないし。ちょっと意地悪しただけだし……。まぁ、良いか。今はこの服を着ていこ。今後俺の身、周りに害を与えるなら変えればいいか。今は様子を見ておこう。


「ふぅ、服だけで結構時間がかかったな。それじゃあフェンリルが人化したら場所を変えて清川達を蘇らせるぞ」


『うむ、少し待ってくれ主殿』


 フェンリルは俺にそう言うと少し離れて人化のスキルを発動させた。俺と同じように体が縮んでいき、大体2m弱ぐらいの大きさになると変化が止まった。


 ふむ、まだレベルが低いせいかもしれないがあまり人っぽくないな。人と言うよりは俺が一時期倒してた、ウルフマンみたいだな。


「よし、それじゃあ移動するぞ。キマイラ達は大きいから影の中に入ってくれ。ヴェノムは俺の腕の中な。他の者たちはラプラス以外は俺の後ろに着いてこい。ラプラスは自由にしてくれて構わない」


『ちっ。拒否権はないんだよなぁ』


「了解ダ。主殿」


『私たちも小さくなりたいなぁ』


『……我らは外見などどうでもいい』


『『『『イエスマスター』』』』


『私はもちろん君に着いていくとも』


 眷属達はそれぞれ思い思いに口にして俺の命令に従った。ラプラスは最初の宣言通り俺に着いてくると言い、俺の横に並んだ。

 それらを確認した俺は清川と宮沢を甦らせるために移動し始めると同時に世界神に話しかけた。


『おいどうせ今も見てるんだろ?早く魂を渡せ』


 俺が【天啓】から世界神に話しかけると同時に周りの景色が止まった。


『はいは〜い、いつも皆を見てる世界神だよ。』


 世界神は元気にそして上機嫌に俺の呼び掛けに応じた。

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