第7話 サクヤなんか喋り方変わってない?これが素なの。
皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんはです!
次回作を出すのが遅くなり申し訳ございません。
今回は、サクヤと茜はのバトルを書かしてもらいました。
私自身、バトルを書くのが初めてなので駄文で申し訳ございませんが、読んでくださると嬉しいです。
誤字脱字・ご意見とうございましたらどしどしお願いします。
先に仕掛けたのはサクヤだ。
サクヤの戦闘スタイルは先手必勝、相手が気づく前にけりをつける戦い方。
「悪いけど、この一撃で終わらせるは」
サクヤは足に力を溜め、茜に狙いを定めて一気に地面を蹴った。
私の速さに追いつける者なんてこの世界にはいないのよ。まして、獣人族でもないただの人間に追いつかれるはずがない、そうサクヤは思っていた。
サクヤは、茜が立っている場所まで一気に距離を詰め、茜に蹴りを放った。
決まった、サクヤはそう確信した。しかし、
バゴォン!
え?なんで私が壁にぶつかってるの?あいつは、まだ動いてもいなかった筈なのに、なんで私の方がやられてるの?
蹴りを先に放ったはずのサクヤが逆に壁まで吹き飛ばされていたのだった。理解ができず、混乱するサクヤを見ていた茜が。
「驚いているだろ?自分が先に仕掛けたはずなのに、自分の方が吹き飛ばされていることに」
「何故分かった...」
「まーその顔で、だいたい予想ができるけど」
「なっ!」
「サクヤって分かりやすいな」
自分が考えていた事が、顔に出ていたことに気づかされたサクヤは次第に顔が赤くなった。
くっそーもう一度だ!ける瞬間に何か硬い物に当たった気がするが、今度こそアイツに蹴りを入れてやる。そう思い、サクヤは立ち上がり足に力を溜め始めた。
「何度やっても同じだぞ?」
「う、うるさい!今度こそお前に蹴りをお見舞いしてやるんだからな!」
「俺は別にいいけど、痛い思いをするのはサクヤ自身だぞ?」
「......」
「ハァー...」
茜の呆れたような溜息を無視し、集中力を上げていくサクヤ。
時間が少したち、茜が欠伸をし、瞬きをした瞬間サクヤは茜に蹴りを入れた、だが。
結果はまた同じだった、入ったと思った瞬間に硬い物に阻まれて、私はまた壁にぶつかっていた。
な、なんでなのよ!
「だから言っただろ?何度やっても同じだって」
「きぃー!」
そこからは、長かった。サクヤは懲りずに何度も何度も攻撃をしてくる度に壁のある方に吹き飛ばされては立ち上がり攻撃を繰り返す。10回目あたりからだろうか、だんだんサクヤは涙目になっていき、ついに。
「ナンデヨ!ナンデアタンナイノヨ!」
泣き出してしまった。
「アンタズルシテルデショ!」
「いやまーズルってかスキルは使ってるけど、これって戦闘だろ?ならルールなんてないだろ?」
「ソーダケド、ソウナンダケド、モウヤナノ!何回も、何回も、何回も壁にぶつかって!見てよこのおでこ真っ赤じゃない!」
サクヤはそう言い茜に自分のおでこを見せつけた。
「だから言っただろ?痛いのはサクヤ自身だって」
「そうだけど...うぐぅ」
またサクヤは涙目になってきた。
「ならもうやめるか?」
「...うん、もうやめる。茜に攻撃が当たる気がしないし」
「そうか、なら話を聞いてくれるか?」
「うん、約束だし。聞いてあげる」
「ありがとう。けど、その前に一言いいか?」
「なに?」
「サクヤ、なんか喋り方変わってない?」
「これが、素なの」
「そっか、ならそっちの方が可愛いな」
「なっ///」
ボフッ
そんな、音がでるかと思うほどにサクヤの顔が赤くなった。
「そ、そんなことより///。先に私が受けた技について教えてよ!」
「あーあれはな」
いかがでしたでしょうか?
茜が使ったスキルとは?
てか、なんで武術使わなかったの?答えは簡単です...女の子に使えるか!
はいすいません...だってね女の子に壊すために特化された武術を使うとか何考えてんのってなりませんか?
次回の更新も少し先になるかもしれませんが、読んでくだされば幸いです。
では次回の話でも会いましょう!