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オレの忘れられない出来事。  作者: ろぐなむ
11/13

バレンタインデー♪

 バレンタインデーが近付き、クラスの男子が急に優しくなって来たある日の事。


 「真美はバレンタインデーどうするの」

 貴子が話しを切り出してきた。

 「去年の悪夢を思い出させないで…」

 去年のバレンタインデー、私はアラタに手作りチョコをプレゼントしたくて、チャレンジして貴子に味見をしてもらい、見事にダメ出しをもらい諦めたのだ。

 「真美、ただ少し調味料を間違えただけじゃない、気にしない気にしない」

 「貴子、砂糖と塩を間違えたのは大問題と思うけど」

 「今年は私が一緒にやってあげるから、やらない?」

 「上手く出来ても渡すきっかけが思い付かないよ」

 「大丈夫、私にまかせなさい」

 貴子はそう言いながら胸を張る。


 そんなやり取りがあり私は貴子の家のキッチンに居る。

 「真美はチョコを溶かしてくれる」

 「貴子…、この大量のチョコは何かしら」

 テーブルの上の山積みのチョコを見て思わず驚いた。

 「小さい事は気にしない気にしない」


 数時間後…大量のカラフルなラッピングをしたチョコが出来た。


 「貴子…このチョコどうするの?」

 「フフフ♪、まかせなさい」


 2月14日バレンタインデー当日、クラス男子は皆そわそわしている。


 「真美!行くよ」

 「え?、貴子…手を引っ張らないで〜」


 貴子は音楽室の前に私を連れて来た。

 中の演奏が終ったタイミングで貴子が扉を開ける。

 「ブラスバンド部の皆さん、お疲れ様です。」

 「今日はバレンタインデーと言うことで皆さんにチョコの差し入れに来ました。」

 音楽室に歓声が上がる、そしてアラタが私達の前に来た。

 「先輩、差し入れありがとうございます。」


 「ブラスバンド部のみんなにはお世話になりっぱなしだったから」

 「私は1年半のブラスバンド部活動でしたけどとても楽しい部活動でした。」

 「本当にありがとう。」

 「卒業式の演奏もよろしくお願いね♪」

 貴子の半ば強引な行動だったけど、バレンタインデーの悪夢を解消する事が出来た。


 「貴子、ありがとう。」

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