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オレの忘れられない出来事。  作者: ろぐなむ
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10/13

クリスマスパーティー。

 制服が冬服になりコートが必要な季節になった。


 落葉した街路樹の下を歩きながら貴子が、「真美はブラスバンド部のクリスマスパーティーは出るの?」毎年、ブラスバンド部はクリスマスパーティーをやっている、三年生は受験があるので出席する事は余り無い。「真美は推薦なんだからアラタと最後のクリスマスパーティー、出席すれば良いのに」「貴子、ありがとう。そうだね、出席するね」私は、クリスマスパーティーに出席する事にした。


 クリスマスパーティー当日、やはり三年生の出席は私だけでした。

 

 一年生はパーティーの準備で忙しく動いている、二年生は世間話に花が咲いている、独りの私に気が付いたアラタが私の所に来た、「先輩、出席ありがとうございます。今日は楽しんで下さい」アラタが優しい笑顔で声を掛けてくれた。


 クリスマスパーティーはとても楽しく、あっという間に最後のプレゼント交換になった。


 プレゼント交換はクジを引いてペアになり、交換するシステムだ。

 一年生女子がザワつく、クジを引く前に祈る娘、クジを開いて肩を落とす娘、アラタ狙いが多いようです。私の番になった、目を閉じてクジを引く……そして開いたクジに書かれていた名前は……(アラタ)ーー神様ありがとう。ーー


 アラタと向かい合いプレゼント交換をする。「先輩、メリークリスマス、どうぞ」クリスマスカラーのラッピングがまぶしい、アラタのプレゼントを受け取り、私はピンクのラッピングをしたプレゼントを渡す。「ありがとう。私からも、メリークリスマス、どうぞ」


 クリスマスカラーのラッピングを開けると、薄緑色のハンカチが……「ありがとう大切にするね」……私は、ピンク色のシャーペンをプレゼントに選んだ。アラタは……「先輩、ありがとうございます。大切にします」……アラタのその言葉が聞けて私はクリスマスパーティーに参加して良かったなと思った。

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