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あの紋章──あれはかつて、私を“邪神”として祀っていた『お団子教』のもの……!
信じられない。まだ生き残っていたのか……!
少し前にも話したように、あの教団はもともと、食べ物を粗末にする者たちに私が“罰”を与えたことがきっかけで勘違いで生まれてしまった。
その様子を見た一部の者たちが勝手に「これは神の力だ」と騒ぎ出し、
ついには邪神信仰へと暴走していった。
その後、私自身が具現化して、教団を壊滅させたはずだった。
人間社会や歴史に余計な影響を与えぬよう、慎重に処理したはずなのに──
どうやら、残党がまだ息を潜めて生き残っていたらしい。
これは放っておけない。
面倒な連中ではあるが、今のうちに対処しておかないと、また妙な流れを生むことになる。
フードの客は、主人の感謝の言葉にも反応せず、団子を手に商店街の裏路地へと姿を消した。
……仕方ない。
目覚めてから、まださほど時間は経っていないが、追うしかない。
買われた三色団子に、私は意識を飛ばした──




