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私は、三色団子という依代を通してこの世界に存在しているため、意識の移動は自由にできる。
意識を分散させたり、店から購入者の三色団子へと移したりすることで、さまざまな景色を見ることができるのだ。
また、ときどき──
食べ物を粗末に扱ったり、悪事に使おうとする者がいれば、
私は超能力を使って直接その者の頭に声を届けたり、具現化して悔い改めさせることもある。
かつて、『お団子教』という教団も昔に存在していたこともあった。
一応、私は“神”ではあるけれど、邪神ではない。そこは勘違いしないでほしい。
……まあ、昔話はさておき。
力を使うと、けっこう疲れる。
だから、循環のときにはいつもより長めに眠ることにしている。
ようやく力も戻ってきた。
では、そろそろ意識を飛ばしてみよう。




