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時間との勝負だ。


儀式の準備は着々と進められ、

供物が次々と釜に投入されていく。


火が点けられ、ぼうっ、と青白い炎が立ち昇った。

工程を見るに、タイムリミットは五分切っているかもしれない。


考えられる手段は、二つ──


一つは超能力を使って、信者たちの心に直接訴えかけ、改心させる。消耗は少ないが、抽象的な“恐れ”では効果が薄い可能性もある。


もう一つは具現化して、圧倒的な“禍々しさ”で恐怖を刻みつける。 こっちは消耗が大きく、下手をすれば次の循環が数ヶ月、いや……もっと先になる恐れもある。


迷っている時間はもうない。

ここまで来たら── 具現化しかない!!


食べ物を粗末に扱い、

しかも私を邪神として好き勝手に利用しようとする輩に、しっかりお灸をすえてやらねば!!


私は意識を集中させ、気を練り始める。

一気に体の奥底からエネルギーを集め、魂の中心で膨らませていく……!


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