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81話_創造神との対話

今話で一度サクラが主人公の話が終わります!

今まで読んでくださりありがとうございました!!


この先のお話しは改訂版でお楽しみください。

 現れた創造神様は想像以上に綺麗な(ひと)だった。とても神々しく、自然と頭を垂れたくなるような…。


「やっと呼んでくれたー!セレスちゃん久しぶりー!」


 …とても神々しく…。


「サクラちゃんもやっと会えたわね!ずっと見てたのよ?きゃー!本物だと向こう(神界)から見るより百倍可愛い!」


 …神々しく?


「お母さま、「ママと言いなさい!」…ママ、サクラが困ってます。」


 創造神様は一目見てセレスに抱きついたあと、私にも抱きついて来た。私が驚いてる間に頭を撫で頬擦りをして…。


「イメージとまったく違った!」


 思わず叫んでしまった私は悪くないと思う。


  ―――


「えー、コホン。私がこの世界の創造神よ!」


 ビジッと決める創造神様。…見た目とのギャップが凄い。残念美人とはこの(ひと)の事を言うのだろう。カトレアちゃんがサクラと同類ねって言ってる気がするけど気の所為だろう。この場に居ないし。


「まずはサクラちゃん。セレスちゃんを救ってくれてありがとう!」

「いえ、セレスの為ですから。でも、創造神様はセレスを助けることはできなかったんですか?」


 神が相手にしては棘っぽくなってしまったか?


「うん。私がこの世界に干渉できるのはこの鏡の試練を突破した報酬をあげる時と、世界が滅びる時だけなの。創ったの私なのに!おかしくない!?」


 しらんがな。神様にもルールみたいなのがあるのか。…世界が滅びるって割と物騒だぞ?


「セレスちゃんが死ぬと世界が滅びるから時間を巻き戻せるんだけど何度巻き戻してもセレスちゃんが死ぬ運命が変わんないし、あのバカが干渉してきた所為でセレスちゃんが魔王化するようになっちゃうし!他の世界に隠れて干渉してセレスちゃんを救う方法探そうとしたけどみんなセレスちゃんを倒そうとするだけで救ってくれないし!あ、でもやっと引き抜けた魂があなた達で良かったわ!セレスちゃんもこの世界も救われたし!あ、そうだ向こうの世界に戻りたい?今なら帰してあげられるわよ?」


 待て待て待て待て、情報量が多いよ。愚痴をかと思いきやだいぶ重要な情報があったぞ?


「情報量が多すぎです。一つ一つ聞いていいですか?」

「いいわよ?」

「では、セレスが魔王化する原因になったあのバカって誰です?殴り込みに行きたいんですが。」

「ああ、すでに罰は与えてるし、なんならセレスちゃんがぶっ飛ばしてるわよ?サクラちゃんも殴り込みに行けばいいじゃない。」


 セレスを見ると首を振っている。心当たりは無いみたいだ。


「ああ、そういえば二人とも知らなかったわね、サクラちゃんの父親のことよ。記憶も能力も封印してから下界に落としたの。」


 なんですと!?アービシアは元神がだったの?…え、…私神の子ってことじゃ?


「そうよ?神の血筋でもない子が私の創ったスキルに干渉できるわけないじゃない。」

 

 あははと笑う創造神様。笑い事か?…私が何か変わる訳じゃないし、おかげてセレスを助けられたのならそれでいいか…。…そんなことより後でギルドの地下牢に行ってアービシアを殴ろう。


「それでアービシアはどんな干渉したんですか?」

「私がもともとセレスちゃんに渡したスキルは豊穣の神(デメテル)眠りの神(ヒュプノス)だったのよ。私がセレスちゃんのスキルを元に戻すにはセレスちゃんの存在ごと書き換える必要があったからサクラちゃんのおかげで助かったわ。」


 存在ごとってことは今のセレスが消滅するってことだよね?…それは私がスキルを変えられて良かった。


「セレスが死ぬと世界が滅びるってのは?」

「私は子供達にそれぞれ大切な物の管理を任せているの。例えば、レオンちゃんには光の管理を、セレスちゃんには植物の管理をって感じね。」

「じゃあ、神霊の内一人でも欠けると…。」

「世界に必要な要素が消滅するから世界は滅びるわ。」


 SDSの世界で魔王を倒すと次の周に切り替わっていたのはセレスが死んで世界が滅びていたからなのか…。


 世界を救うつもりが世界を滅ぼしていたなんて、知らなかったとはいえシャレにならないな。


「実は世界の巻き戻しもね、ノーリスクじゃないのよ。一度巻き戻す度に世界の耐久値みたいなものが減っていってね。この世界が耐えきれるのが六回までだったの。今回でセレスちゃんを救えなかったら世界ごと創り直す必要があったから間に合ってくれて良かったわ。」


 SDSで七周目でデータが消滅するのはこれを再現していたのか…。


「他の世界に干渉したって言うのは…。」

「そうよ。サクラちゃんとライアスちゃんの居た世界のことよ。干渉といっても他の神にバレると不味いから、できたのはこの世界のイメージを送るだけだったのよ。でもゲームだっけ?面白いわよね!私の(神界)で似たような物作って遊んだわ!…遊びすぎて怒られちゃったけど。」


 ええ、怒らちゃったってなにやってるんだこの神様…。


「ま、私の事は置いといて、どうする?日本戻る?」

「え…。」

「いやー、サクラちゃんの魂を勝手に連れてきちゃったからね!無事にセレスちゃんもこの世界も救われたからこっちはもう大丈夫なの。あ、勘違いしないでね、絶対に帰らなきゃ行けないってわけでも帰って欲しいってわけでも無いのよ?サクラちゃんの好きにするといいわ。ただ、申し訳無いけど今決めてね?」

「今…決めなきゃいけないの?」


 先程は現実逃避気味に流した話を突きつけられて息が詰まる。日本に帰れたら…。なんて考えなかった訳ではない。向こうの生活も大変だったけど楽しいことだって多かった…。でも、日本に帰ったらサクラはどうなる?母は、カトレアちゃんは、セレスは…。


 セレスの方を向く。セレスはじっとこちらを見つめるけど何も言わない。ただ、残って欲しい。もっと一緒にいて欲しい。そんな気持ちは嫌という程伝わってくる。


 創造神様の方を向く。


「答えは決まったようね。」


 私の気持ちはもう決まっている。


「はい。私は…」


*****

Tips セレシア(小さな龍)鎮魂歌(レクイエム)

 意に沿わぬ罪を繰り返してきた小さな龍。その罪の繰り返しにも終止符を打たれる瞬間が来た。今まで繰り返しの生でこれから繰り返されるかもしれない生でもう魔王が生まれることは無いだろう。


*****

Tips サクラ・トレイル(桜庭龍馬)

 本編主人公が転生した姿。セレスの魔力に順応するにつれて目の色が水色に近づいていた。天の適正は極地へと至り、種族も制限が解放されてエンシェントエルフとなっている。頭は切れるが中身が残念なためよくアホの子に見られる。


 名前:サクラ・トレイル(桜庭龍馬)

 種族:エンシェントエルフ


 生命力:10000

 魔力:5000000〈適正:天(魔素の支配(ニブルヘイム・真)発動時全適正)〉

 体力:S+

 物理攻撃力:S

 魔法攻撃力:S+

 物理防御力:S

 魔法防御力:S

 器用さ:S

 素早さ:S+

 運の良さ:A


 特殊スキル:ステータス、アイテムボックス、鑑定

 種族スキル:植物の友

 祝福スキル:セレシアの絆

創造神「セレスちゃんに放置プレイされてたわ。」

サクラ「危ない発言はやめてください!」

セレス「サクラ、放置プレイって?」

サクラ「セレスは知らなくていいよ!」





今話と同時にゲームシナリオ編の登場人物まとめも投稿しています!

そちらも是非お楽しみください!


誤字脱字報告お待ちしております。

コメントや高評価を頂きますとモチベアップにつながりますので是非お願いいたします。

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