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説得

「小山 聞いていいか?お前の猿達は固有スキルの力でなにも食べなくていいんだよな?」


「うん、そうだよ。なんか…あなた様のまわりの空気を吸っているだけで我々の腹はしあわせになるのですスーハースーハー…って言ってたよ?」


「そ、そうか まぁそれはいい。つまり猿達が村を襲って食料をとってきているのは小山のためなんだな?」


猿の若干の変態発言は置いといて、大事なことを聞く。これが違うと言われるとこれからの話が進まない。


「そう…だね。最近はおいしいものばかりだと思ってたからおかしいとは思ってたなだけどね…猿達はとってきたものは自分達でまったく食べない。私のためだけだよ」


小山は少ししょぼくれながら答えた。だがそれもしょうがないだろう。自分の知らないうちに人を傷つけていたのだから。でもこれだけの知能を持った猿ならばできることも多いだろう。だからオレは提案する


「なぁ小山…猿に頼んで畑を作ってくれないか?」


「畑…?なんでそんなことを?」


小山は首をかしげる。でもこれが一番の解決策だろう


「いいか、小山?猿達の力を使って大きな畑を作って食料を作ってしまえば食料を奪わなくてもいいようになる。そして今まで奪った分を村の人に返すこともできる。そうすれば村の人も許してくれるし、仲良くすることもできるさ」


「なるほど!さすが まきのん やっぱり頼りになるね!」


小山は納得してくれたみたいだ。すこしはしゃぎながらオレを褒めてくれる。…だがあとひとつ要件は残っている


「なぁ小山。これはお願いなんだがな。国の防衛を手伝ってくれないか?」

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