猿の神様
「え、なに?みんなが持ってきてた食べ物って人の畑から持ってきたものだったの!?ダメだよ!それだとただの盗みだよ!も〜」
今、オレはすこし意味がわからない状態にいる。
茶髪で少したれ目の白い服を着た少女が大量猿の前で頬を膨らませながら怒っている。
しかも猿達もなんだか反省してる感じだ。
「あのー…小山?それはお前の固有スキルなのか?」
猿を大勢従えるなんて普通じゃ無理だろうし、それならば固有スキルであると思ったのだが
「ん〜?固有スキルってな〜に?」
…まったく知らないらしい
「えっと…星空ちゃん?こっちの世界での名前とか出来事とか知ってる?」
と マリナが聞くが小山さんは首をふり
そして小山さんが敬礼しながら答えた
「はい!私 小山星空はサルちゃん達と山で生活をした結果、人の世界のことをまったく知りません! 名前はわからないので、今までどおりの名前でお呼びください!」
なんでも小山は商人の娘だったらしいのだが、赤ん坊の時に盗賊に襲われて親が殺され、自分も殺されると思った時に猿達に助けてもらってからずっと山で暮らしているらしい。
名前はマジで聞いてなかったらしい
「トリッキーモンキーに助けられるなんて聞いたことない…ねぇ星空ちゃん?ちょっとステータスオープンって念じながら言ってくれない?」
「あ、はい。ステータスオープン!…20がいっぱいですね〜あ、固有スキルってありましたよ!小猿大神だって!」
説明を聞くと猿に対しての魅力を限界値まで上げ、猿との会話もできるらしい。しかも猿は小山の近くにいれば食べる必要がなくなり、繁殖力が高くなるらしい。
「お兄 なんかすごいスキルだよ モンキーと会話できるって」
マリナが小声で話しかけてくる。確かにすごい。
猿達はかなり強かった。いい戦力になるだろう
「小山 ちょっと聞いてくれ」
だから少し説得しようと思う




