再会2
「いやでもまさか航太くんが勇者だったなんてびっくりだよ。マリナ達の時も思ったけど二度と会えないと思ってたよ」
少し微笑みながらこちらに話しかけてくる彼女はとても嬉しそうであった
彼女の髪と目は黒く前世と同じく清楚な雰囲気を感じさせる。少し目は鋭いが…
「ところで3人はどんな用事でここに来たの?」
「そうだった!委員長っ!お兄にここでの名前を教えてあげてっ!それがお兄のスキルの発動条件だから」
「えぇ分かったわ。航太くん私はアーシェよ 」
委員長が名乗ったのと同時にアーシェという名前がスキルのところに登録された
「ところで 名前が必要だなんて航太くんのスキルって一体どんなものなの?」
委員長に聞かれたのでマリナがオレのスキルのテレポート能力の詳細とマリナ達が旅についてくることをかいつまんで話したら委員長が怒りだした
「ちょっと待ちなさい!マリナはいいけどマチがいなくなったら国の戦力が三分の一ぐらい減っちゃうじゃない!」
「委員長ひどいっ!私だって戦えるんだからっ」
「そうねあなたは優秀な兵士3人分の活躍をすることができるわ」
「そうよ私は役にたつのよっ」
「でもマチはマリナの百倍役にたつわ」
「うぐぐぐぐぐ」
委員長とマリナが言い争ってるが余裕でマリナが負けている。まぁマリナもマチの方が役にたってることは分かっているのだろう
「ところで委員長は固有スキルは持っているのか?」
「えぇ 持っているわ 石兵創造っていって簡単に言うとゴーレムを造るスキルね。一度造ったゴーレムは意のままに操ることができるわ。戦場では私のゴーレムと兵士が前衛、マチが後衛で戦うのが主な戦い方ね」
「委員長!私も一応後衛なんですけどっ!」
「はいはい 一応マリナも後衛ね。実際はマチの護衛だけどね。
それにマリナは弓が3本に1本しか当たらないから城の中に残ってていいって言ってるじゃない。危ないだけよ?」
「む〜 マチが危ないのに私だけ安全とか嫌なのよっ!」
委員長のスキルはゴーレムか…とても役にたちそうなスキルだそっちのほうがかっこいいし替えて欲しいと切に思った。あとマリナはいい加減諦めるべきだ
ちなみにこの間マチはオレに寄りかかり眠っていたきっと暇だったんだろうと思い頭を撫でながら考えごとをする
この世界に来てすでに3人もクラスメイトに会うことが出来た。つまり他の奴らもこの世界にいる可能性が高いということだ。できるなら全員と再会したいとこの世界での目標を決めたのだった




