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兄妹喧嘩

「ついでに言うとマリナは戦うこともダメだ

城の中でのんびり暮らせ」


「うぅ…お兄はいつもそうだ!私は大丈夫なのに!お兄は私を必要としてないのっ!?やっと役にたてるかもしれないと思ったのにっ!」


「ちがうっ!それだとお前に負担がかかりすぎてしまう!オレはお前を危険な目にあわせたくないだけだっ!」


妹が苦しそうにしていて辛くない兄などいない

オレはできるなら安全なところにいて欲しい


「じゃあマチは?マチだけは連れていくの?私だけを置いて?」


マリナが少し目を潤ませながら詰め寄ってくる

違う。オレはマリナを悲しませたい訳じゃない。


「いや…マチも置いていく。マチだけ連れていくとマリナが1人になって淋しいだろ?

マリナは10年ぶりにオレと会って離れたくなくなってるんだろう 実際オレも二人とは離れたくない

でもこれからいくところは多分この世界で一番危険な所だと思う。だから二人には出来るだけ安全な所にいて欲しい。必要じゃない訳じゃない。ただ兄として心配なんだ。

安心しろよ オレは勇者らしいからな 魔王ぐらいサクッと倒して平和にしてくるからさ

まぁでもオレのスキルがあれば簡単に二人に会いに行くことも出来る。毎日会うことだって出来るんだ

だから無理してオレについてこなくてもいいんだ」


「ふんっ!お兄は何も分かってないっ!

いい?私達がついていくのは絶対決定事項だからねっ!ダメっていってもついていくからっ!」


優しく諭したはずなのにどうも納得してくれないらしい。

まぁ戦闘さえさせなければいいかと考えることにした


「ここまで私をボロクソ言ったんだからお兄はさぞかし強いんでしょうねっ!さぁ お兄の番よっ!マッドドッグを倒してみてよ。ふふん 危なかったらちゃんと助けてあげるからね〜」


「大丈夫だよ しっかりそこで見てな

兄の頼もしさを見せてやるよ」


ここまで言いきったんだ。

かっこ悪いところなんてみせられるかよ


さっきまでの会話に参加していなかったマチは腕を上に挙げて腰をふりふりする動きをしてオレを応援してくれていた。


さぁ いっちょ頑張るか

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