二人の固有スキル
「お前らのそれ…なんかおかしくないか?
こう…なんともいえないが…」
「もー お兄は心配性だね 大丈夫だよ。ほら腰のあたりにナイフも持ってるからこれで相手に近づかれても大丈夫っ!」
「いや…まぁそれもそうだけど…結局お前らの能力ってなんだったんだよ」
分身するのが固有スキルなのだろうが、これだけじゃ判断が難しい
「ふふふ では 教えてあげよう
まずマチの固有スキルは強弓乖研。
引きしぼった状態でいるとエネルギーが蓄積されていって威力と射程距離を延ばすっていう能力だよ。どんなに遠い所にいる敵でさえも当てれるんだよ」
「それは凄いな 最強じゃないか」
どんなに遠くても当たるとは比喩ではないだろうし
マチの弓の腕があれば百発百中だろう
マチは褒められて嬉しいのかガッツポーズをしている
「うん 強いんだけどね…構えたら1歩も動けないし射った後に2分ぐらいの休憩が必要なになるから常にその近くに守る人がいないといけないんだよね」
「それぐらいのデメリットは仕方ないな
それで?マリナのスキルは分身なんだろ?どんなデメリットがあるんだ?」
「いきなりデメリットからなの!?うぐぅ〜
…私の三位一体は3人に増えるスキルで装備やステータスはそのままコピーされるけどMPとVITだけは3等分されちゃって …1人が傷を負ったら他の2人も同じ場所に傷ができちゃうのが、デメリットかな〜」
一人が攻撃をくらうと全員に傷がつくのか…
いろいろ問題があるがまず…
「とりあえず聞きたいのは傷の痛みは1人分なのか3人分なのかだけど?どうだ?」
「…3人になった後に1人に戻ると痛さは3倍 ついでに言うと疲労も3倍になる」
すこし目をそらしながらマリナは言う
「でも人よりVITは高いから疲労はそこまででもないし、自分が3人になるだけでいろいろできるんだよっ!ほらさっきの戦闘でも牽制を繰り返していけて…「マリナ お前の言いたいことは分かった だが敢えてこれだけは言おう。オレはマリナを旅に連れて行く気が完全に無くなった!」
「ほへ?」
マリナは間抜けな声でそう言った




