29 とある王女の物語
すいません。最近ドラクエが楽しすぎて全然投稿できてませんでした(>_<)
それはある日の事だった。mmorpg『RRO』が始まって一か月が経ったある日、不意に公式ホームページが更新された。内容は、これから一週間後に第三の町に来る王女様が悪魔に命を狙われ殺されてしまう事、それとイベント中は第三の街に普段は出ないレアモンスターが出現する事。
当然この情報は掲示板でも大きく取り上げられ、王女護衛派とLv上げ派に分かれ色々な考察がされていた。時間はそのまま過ぎ去りイベント当日、第三の町には王女と護衛を乗せた馬車が現れ第三の街に居たPLは全員イベントクエスト参加者になった。
私は当然王女護衛はだったから王女の近くで色々な事をみたり教えてもらった。私以外には前線で戦ってる数名のPLとエンジョイ勢がチラホラいる位で護衛組は全然いなかった。
その日の夜街中で警報が鳴ったと思ったら、町の外から大量のモンスター達が街に攻めてきていた。私達は王女様を守る為に駐屯所で王女様が最初から連れていた数名の兵士と前線組そして数十人のエンジョイ勢で守りの体制に入っていた。
少し経った時だろうか、空に巨大な魔方陣が浮かび上がったのは...私たちは魔方陣を見ている事しか出来なかったけど町にある結界の様な物が私達を守ってくれていた。
そんな時だった。劈く勢いで地面に魔法陣が出てきたと思っていたら、突如その魔方陣から角の生えた一人の男が出てきた。
「やぁ、初対面ではありますがここで貴女には消えて貰います」
男のそんな声と同時に結界の様な物が砕ける音が王女様の方から聞こえてくる。『蒼き魔女』が一撃目を止めたらしい。
そんな、私達と魔人の戦いは長期戦になると思っていた。『紅い騎士』と『蒼き魔女』がいるのだから簡単には落ちないと...だけど、現実は一瞬だった。
町の外にモンスターを倒しに行ったPL達が戻ってきたかと思ったら私達を攻撃し始めた。私達は不意打ちに対処できなくなり、PLの対処だけで精一杯になってしまった。当然こんな絶好の機会を逃す魔人ではなかった。王女は心臓に大きな穴を開けて死んでしまった。
王女が死んで初めて静寂が生まれた....少しした後、誰かが叫び声を上げまた騒がしくなる戻ってきたPL達は操られていたのに記憶は残っているのか、動こうとするものは少なかったが数名のPLは迅速な対応で魔人に攻撃をしていく。
「では、私はする事を成し遂げたので帰らせて頂きます。」
彼の言葉と一緒に街にモンスターを入れない様に張ってあった結界が砕けて行く当然魔人はもういなかった。
それからはモンスターの駆除に運営が炎上など色んな事件があった。
「これが前にイベントで起こった全貌よ」
「.....情ちゃんって標準語で喋れたんですね!?」
「そこかいな!ワタシ自身聞き取りずらい思て普通に話したのに」
顔を赤くしながら別の方向を見ている情ちゃんに謝りながら領主の屋敷に向かう。にしても運営も凄い事するよなぁだって一歩間違えればクソゲー認定されても可笑しくなかったしな。
「何考えてます~みたいな顔してん?...。取り合えずさっさと領主の屋敷に向かおか!今度こそあんな事件止めるんや」
そっかアオイがあんなに怒ってたのも前に王女様が殺されたから.....




