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葵はそのまま、お風呂に入ってくる。あれ?僕は水着着てなくない??
「まって!僕水着着てないから入ってこないで!」
僕は今完全に裸で、葵の育成上よろしくない。僕は後ろを向いて、自分のを隠す。後ろからの気配と足音でわかる。今僕の真後ろには、葵がいる。最悪【衝天神】を使ってこのお風呂場から何も見られずに逃げれるかな?
「ねぇ。凛さっきのコロシアムでの事ありがと。私怖くて、全然アイツに、抵抗出来なかった。だからありがと」
葵はお湯に浸かり、僕の後ろから抱き着いてくる。多分怖いからだろうけど、絶対よくないよねこれ。
「えっと、葵は何か怖いことされてない?」
一様聞いてみる。この事だけに僕は全神経を集中させ、葵の心臓の音まで聞こえる気がする。本当に怖い、葵が何かされていたら...僕の予想はいい意味で裏切られた。
「んん。何にもされてない。ゲームの中だと色んなアイテムを渡したりしたけど、現実じゃ何もされてない。から大丈夫!」
後ろから抱き着いている葵の力が強くなる。やっぱり怖かったんだろうなぁ。僕は葵の方に振り返り強く抱きしめる。
「ごめんね。ごめんね葵、僕がもっと早く起きていれば!僕が「違う!凛のせいじゃない!私たちがもっと抵抗できてたら...」
葵は僕の胸元で泣いてしまった。僕は葵の頭を撫でた。きっと僕が守らなきゃいけないのは.....
――――ぐにぃー
僕の頬を葵が引っ張ってくる。「なぃすぅんだよー」
「だって凛の顔が覚悟。決めたような顔してたから。もう絶対私たちを置いてかない。いい?」
ハハ、そうだよね。一人で抱え込むのはもうやめよう。
「もう、絶対にしないから安心して!!」
「ん。その顔見て安心した」
葵の顔は腫物が取れた様な顔をしていた。僕らはお風呂を出て.....あれ?「葵さんや先に出てもらえます?」
「凛が出たら出る。」
顔を赤くしながらもじ~っと此方を見てくる葵...いいよそれなら我慢勝負だ。僕と葵は二人してお風呂に浸かり、お風呂の外に続く扉からは夜明けの朝日が昇ってきていた。
「そろそろ降参したらどう葵?僕は修行で慣れてるけど葵は」
「ふふ。凛を見る為なら、まだ..いける」
やばいな、今のお風呂なんて温めどころかプールくらいの温度しかない。このままだと風邪ひいちゃうし仕方ない。
「葵わかった降参出るから壁の方を見てて」
「ん。わかった」
葵は壁の方を向くが、この思春期お嬢様は絶対こっちを見る。僕はお風呂から上がる。すると葵がこちらに顔の向きを変えようとしてくる。ヤバい、扉まで後2歩だけど今はこの2歩が永遠にも感じる。
―――「華岡流・壱ノ型・白狼」
僕の体にチクリと静電気を全身で浴びた様な痛みが奔るものの、何とか葵に見られずにお風呂から出れた。
僕はお風呂の扉を閉める...気配!?
僕はお風呂のカギを閉める。
「葵後ちょっとだけ入ってて」
僕はバスタオルで体を拭きタオルを体に巻く。さ~て誰かな?流石に、こんな朝早くから宅配便なんて来るわけないしね。
僕が家の中の気配を探ると寝てるのが一人、玄関の扉を開けて中に入ってきた人が一人、僕は玄関の方に足音を立てず歩く。部屋を覗いてみると中には、フケだらけの頭にあかの付いた顔、全く見覚えのない男だけど普通に不法侵入だしね。
僕は部屋に入り、男が僕に気づく。男は僕を睨みつけ懐から鋭利な何かを取り出す。正直あれには触れたくないからこれだな。
―――「華岡流・極伝・漆ノ型・衝天神」
僕を衝撃が包み込む..体痛いな。やっぱ技は現実だと連続して使えないし。
僕は手元に衝撃を集め、衝撃を男に撃つ。男は避けもせずに腹に衝撃を受け後ろに吹っ飛び玄関前まで飛ばす。一葉【衝天神】は解除せずに男の元まで歩いていく。僕は男の元まで行き一つ質問をする。
「で、君は一体何者だい?」
ブクマに評価ありがとうございます!!
ところで、最近投稿時間を決めようか迷ってるんですけど、何方の方がいいですかね?




