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転生悪役王女(♂)はハッピーエンドがお好みです  作者: 橋本衣兎


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このゲームの面白い所はこう言う所 ③


「結婚式はどんな結婚式が良いと思う?ユイ」


「ブフッ、、、、ケホケホッ、、、、、、、、な、何言ってるの、アッシュ」


「、、、、流石に俺も、この年齢で言うのはどうかと思うしせめて2人っきりの方が良くない?」


クリスマスイブの日の昼終わり、王宮に訪れていたアシェルとフェリシアンの2人とケーキを食べたり談話をしたりしていたら、突然のアシェルの言葉に思わず飲んでいた紅茶を吹き出しかけて紅茶が変な気管に入りかけた。


結婚式ってそんな突拍子もない話をするとは普通に思わないでしょうが、と言う気持ちと恥ずかしい気持ちが入り混じって驚きとしてこうなった。

せめて2人っきり、いや、2人っきりの時でも恥ずかしいっちゃ恥ずかしいが、照れずに言えるのは普通に尊敬してしまう。


「大丈夫か?驚かせてしまったな」


「ぅ、ううん。大丈夫、いきなりどうしたの?」


「実は、、先日親戚の結婚式に参加したんだ。それを見たら、僕とユイの結婚式を想像してね。ユイはどんな結婚式が良いとかあるかな、と思って」


「ぁ、そう言う事か」


「ぁ〜、そう言えばあったね〜」


と、言われてもどう返事をするかも非常に迷いどころだ。正直に言えば確実に、大人びた答えになる。結婚経験者ではないが乙女ゲームを幾度となくプレイし、恋愛ドラマを網羅した身としては、そこにリアルさが出てしまう。


お金とか場所とかそう言うリアルさは今は必要ないと思ってしまうし気を遣ってしまう年齢の中身22歳児な訳で。


7歳児見た目幼女がそんな事いきなり言ったら普通に引くだろうし辞めとこう。


〈まぁいきなり7歳児が結婚式のイメージでお金出してくるのはちょっと、いやだいぶ違和感は感じるか〉


〈7歳児らしい答えって言われても普通に困るけど、優衣(ゆい)ファイト〉


「(自分が答えないからって良い気になって、、、、覚えてろよ)うーん、やっぱり友人や家族も楽しめて美味しい料理が食べれて綺麗な結婚式が良いな」


「ユイならそう言うと思った」


「思ってたなら聞くなよな、アッシュ。まぁ俺もそんな結婚式したいけど」


〈無難だけどちゃんと意思を込めた言い方、流石優衣!〉


これぐらい出来ないといけないって分かってるしな。


まぁ、結婚の前に第1章を片付けないと結婚以前の話になる訳だし、それにマオリの方の問題解決にもまだ出来てない時点で色々詰んでるん所はあるが今は目の前の事に集中、集中。


でも、前の世界では考えた事もなかった、結婚をこの世界では叶えられるかもだし考える時間がしっかりとあるって言う時点では良かった、かな。

まっ、許可なしの転生は許さんけどな。


「そう言えば、アッシュこの前の文化祭からずーっと、マーシャって子の事気にしてるって言うか警戒してるよ」


「ブッ、、フェリ!!」


「え、、、、、、、、あっ」


フェリシアンの言葉に俺と同じ様に紅茶をむせながらも、フェリシアンにツッコむアシェルが珍しいな、って気持ちで見ていたが、その名前を聞き文化祭と聞いて思い出す。


マーシャって、咄嗟にマオリの為に使った偽名だった!、と。


嘘だろ?アシェルの慌てっぷりからして本当らしいが、嘘だろ。え?嫉妬?嫉妬なの!?

嬉しいよ、嬉しい気持ちもあるが、、、、早くねーか?って気持ちもあるんだよ。原作では此処までの事はなかったし、普通にどう反応すれば良いんだって話だよ。


「あ、これ言っちゃダメだったヤツ?」


「ダメと言うか普通本人に言わないで欲しいよ。気にしないでくれ、ユイに男性の友人が居ると分かって少しモヤモヤしていただけだから。仲良さそう、だったのもあるけど」


「それで気にしないでって言われても難しいけど、、、、わたしが1番大切な男の子はアッシュだからね。それは本当。お父様やお兄様達やノゼルドは家族として大切だし、マーシャはお友達として大切だから、忘れないでね」


「!ユイ、、、、ふふっ、嬉しいよ、ありがとう」


「なんか俺だけ除け者感!」


気にしないでくれ、って言いながらも少し顔に気にしてるって言うのが出てるんだよな。こう言う爪の甘い所がアシェルにはあるから、思った事をそして空気を悪くしない様に伝えれば嬉しそうな顔をして笑いかけてくれてこっちも嬉しくなる。

そして終始ムードメーカーな雰囲気を出してくれているフェリシアンはそのままで居て欲しいなって心の底から思うね。


こう言う時、ムードメーカーな性格の子が居ると場の空気が明るくなるんだよな。


〈俺結構神の間ではムードメーカーって呼ばれてるけど〉


〈私も性格的にはムードメーカーだと思うんだけど〉


「(人を勝手に転生させる性格破綻者で空気を悪くする自動ダークエア製造機に言われても)2人もお友達って居るの?」


〈それに関してはそうかもしれないけど破綻はしてない!〉


〈神様、ダメだ。私達がいくら言っても正論で反撃してくるよ、優衣は〉


〈クッ、、、、〉


頭上からの神様が搾り出す悔しさ満開の声を聞きながら、アシェルとフェリシアンに質問をした。


失礼全開な質問だと思うがこれは結構重要なんだよね。第二章での主要人物になる人達と既に仲を深めているかって言う確認でもあるしね。

ケーキを口に含みながら2人に視線を向け話すのを待つ。


「居ないと思われているなら心外だけどちゃんと居るよ。同級生で言うならマシロって言うクイット家の三男でね、良い子だよ」


「ぁ、知ってる。女の子みたいに可愛い子だよね」


「そう!まぁユイリアみたいなもんだね」


「ぅ、、、、それはそうだけど」


知ってる名前が出てちょっと安心と同時にフェリシアンからのまさかの反撃(?)が来て、図星みたいな反応が出てしまった。

マシロは俺みたい、じゃなくてユイリアとは違い性別を偽っているキャラではないが第二章の登場以降異様な程の女装回数を誇るキャラでもあるんだよな。


まぁ、第二章は学園メインの物語って言うのもあるから、うん。今から第二章の事は考えたくないわ、胃がもたれちゃう。











































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