現状維持が最適解って分かるね!!!!
拝啓、仏様、俺は何かしたでしょうか?俺結構前世は頑張ってきたと思いますよ?
病気の治療にだって死ぬ思いでやったし、なのにこの仕打ちはないじゃないですか!
何で文化祭を絶賛楽しんでる中にアシェルと遭遇するって言うイベントを作ったんだ!
今確実に新魔王であるマオリと会わせちゃいけない、と言うか俺と一緒に居るって言う場面を作っちゃいけない相手だって分かんないかな!!?
約数分前、楽しく会話をしく中等部へと行く渡り廊下を曲がったらこんな仕打ちとは、仏様を信じた俺が馬鹿だったね。
〈ねぇ、ユイリア、何で俺神様だよね?優衣出してくれない〉
〈仕事してない判断なんじゃないかな〉
〈泣くよ!?〉
勝手に泣いとけ。
マオリは事前にアシェルが俺の婚約者だって事は知ってるだろうし、アシェルはアシェルで友達と遊ぶって言った俺が男と居るってので気が気ではないはずだ。
そして周りの生徒は皇女が婚約者以外の男と居るってので騒ついてるし修羅場ってるってコソコソ会話してるの聞こえてるからね!!!!!!
「、、、、ユイ、こちらの方は?」
「ぁ、と、友達のマーシャって言うんだ」
「そう、初めまして、ユイの婚約者のアシェル・ローゼです」
「初めまして、ユッちゃんの1番の友達の、、マーシャです」
バチバチって火花が一瞬見えた。
握手をしてるけどお互い一歩を引けを取らない圧を出してるし、婚約者と友達って部分を強調してるし、どうしよう。
陰から見守ってるであろう麗君とグレイさんめっちゃ分かりにくいけど焦ってるし、どうにかして欲しいって感情を俺に向けても無理だから。
「僕、ユイのクラスメイトの子達と回ってると思ってたけど、男の子だとは思わなかったな」
「そりゃあ、ユッちゃんにだって男の友達の1人や2人居るよ、ね?」
「え、ぁ、うん」
「、、、、そっか。今日の文化祭終わりのパーティー、ユイも出るんだよね?」
「うん、出るよ。初めてだから緊張するけど」
「大丈夫、ちゃんと僕がエスコートするから、婚約者として」
「ありがとう」
「、、、、」
マウント合戦を目の前で繰り広げるのを辞めて貰って良いかな?
俺一応今7歳児だぜ?!?7歳児が他の男と居て嫉妬するのは辞めてよ!いや、子供だからってのもあるだろうけどさ!
でも、今は一応アシェルが優勢かな?婚約者特権もあるだろうけど。
これ、もっと成長した場合色々ありそうで、胃が痛い?
何とか、アシェルとわかれ、中等部の校舎に来たが未だマオリの機嫌が何故か悪い。
「ねぇ、ユッちゃん」
「ん?何?マオリ」
「、、、、ユッちゃんは俺とあの王子、どっちが大切」
「、、、、おぅ」
めんどくさい彼女か!
って心の中で叫んでおいて、こう言う質問を軽い感じで返事したら後々この国が破滅するって可能性を考慮して、しっかりと返事はしないとね。
それにしても、変な勘違いしてるからこそこの質問って感じなんだよなぁ。
「アシェルは婚約者として大切だし、マオリは友達として大切。ジャンルが違う大切なんだよ」
「、、、ちゃんと俺も大切?」
「当たり前でしょ、マオリも大切なんだから」
「分かった。信じる」
俺の言葉に安心したのはホッとしたような表情をしてるけどまだ疑ってる顔をしてる。
今はこれで良いかな。解答次第ではヤバイことになってたのは目に見えてたしね。
俺も俺でホッとする。
〈此処で適当な答え出さないのは流石優衣だよね〜〉
〈もう少しラフな答えでも良いと思うけどね〉
「(んな事して国が破滅したらどうするんだよ。終わるぞ?俺はこの世界をハッピーエンドにする為に頑張ってんだよ。もっと褒めろ)」
〈はい!流石!優衣様です!感謝致します!!!!!!〉
〈これからもよろしくお願いします!〉
「(言葉には気をつけてね)」
俺だって頼まれた事はちゃんとやり遂げたいし、今更バッドエンドに出来るほど薄情じゃない。
大切だって思える存在が沢山出来ちゃったからね。
さっ、まだまだ文化祭を楽しみますか。




