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九章 知られてしまった事実 下

その後、時折足元から質問をするサーシャに答えながら、何とか問題を作り終えるゼクディウス。

「ふぅ…そろそろ、夕飯の時間か?」

「…そうですね」

「それじゃあ、食堂に行くか。早ければ手伝いをすればいいし」

「…はい。お兄さま…あ、本…ローザさんの部屋に、もっていかなくては…」

 もぞもぞと机の下からはい出ながら言うサーシャ。

「夕飯後にでも渡せばいいだろう。サーシャはどれくらいまで読めたんだ?」

「…半分くらいは」

「そんなにか。早いな」

「…読書は、欠かしていませんでしたから。慣れでしょう」

 そういうサーシャはどこか誇らしげだ。

「さて、行くか」

「…はい」

 相変わらずよろよろと頼りない歩き方をするサーシャ。万が一転びそうになってもすぐ支えられるようそのペースに合わせようとするゼクディウス。しかし、そのたびにサーシャはゼクディウスの少し後に下がる。

「…サーシャ? どうかしたのか?」

「…古来より、三尺下がって師の影踏まず、と申します」

「あー、たしかに言うな…でも、俺にそこまで気を使う事はないだろ。サーシャも、俺のことを先生じゃなくてお兄さまって呼んでるじゃないか」

「…たしかに。それに、どちらにせよ…禁じられた関係のような雰囲気に…変わりはありませんね」

「お前は…何を言っているんだ?」

 そんな雑談をしながら、二人は食堂にたどり着く。

「あ、ゼクさん。シロちゃんも…」

 相変わらずの超バランスでいくつもの皿をはこぶアオイは、二人に気が付くとそう言ってから皿を下ろし始めた。

「先ほどはすいませんでした…なんというか、恥ずかしいことをしたまま去ってしまって…」

 そう言ってアオイは頭を下げる。

「まあ、気にするな。そうするようにしたのは、俺なんだからな」

「…去ってくれたことに感謝いたします、お姉さま。そのおかげで、お兄さまと親密になることができました」

 その言葉に即座に頭をあげるアオイ。

「…なにをしたのか、ちょっと聞かせていただけますか? ゼクさん…?」

 口調は優しい。しかし、その表情は仮面のような笑顔。何か強い感情を笑顔で無理やり封じているかのような…それでいて、戦争に関することを隠しているときとは真逆の黒さを感じさせた。

「…なにもしてないからな? 問題を作っている俺の足元というか、机の下でサーシャが本を読んでいただけだ」

「…お兄さまの脚線美を堪能しました…それに、本を読むのは少し薄暗い場所に限ります…」

「二人とも何してるの…」

 ため息をついて言うアオイ。

「え? 俺も悪いのか?」

「拒みましょうよ。止めようとしなかった時点でゼクさんも少し悪いです。それとシロちゃん。明るい場所で読まないと目を悪くするよ?」

「…明るい場所は苦手です」

「止めようとはしたんだがな…」

 二人の言葉に再びため息。しかし、そこでアオイは何かを思い出したかのように口元に手を当てる。

「いけない…お夕飯の支度まだ済んでなかった!」

「あ、手伝うか?」

「お願いできますか? それじゃあ、ゼクさんとシロちゃんでパンを…ううん、やっぱり、ゼクさんは私と一緒に配膳してください。シロちゃんはパンを用意して」

「…お姉さま、ずるいです…私も、お兄さまと…」

「シロちゃんは二人きりの時間を過ごしたでしょ! 人を信じてくれるのはうれしいけど、ゼクさんにべったりじゃダメ!」

「…しくしく」

 泣きまねですらない何かを行い、サーシャは台所へと入っていった。

「さ、ゼクさん。配膳しましょう」

 アオイの言葉にうなずき、二人で台所に入っていく。

 台所の中央の台の上には、実においしそうな料理の数々が並べられていた。しかし、それらを見てゼクディウスは一つの疑問を抱く。

「…アオイ、いつもこれくらい一度に運んでないか?」

「えっ!? …き、気のせいですよ」

「いや、さっきもこれくらいはこんでいたじゃないか。俺たちが食堂に入った時」

「……」

「……」

 沈黙が場を包む。

「…だって…」

「ん?」

「私だって…ゼクさんと一緒に居たいです…」

 恥ずかしそうにつぶやくアオイ。その頬はうっすらと紅潮している。

「私だってゼクさんのことが好きなんですからね! そうでないと抱き付いたりなんて――」

 そこまで口に出して、アオイの視線は一点に固まる。

「ばれたっぽい…撤収!」

「撤収了解!」

 慌てて駆けていくのは、双子。どうやら、今までのやり取りを影から見ていたらしい。

「…ふあぁぁぁ~!?」

 それで、自分が恥ずかしいことを口走っていたことにようやく気が付くアオイ。

「ゼ、ゼクさん! 好きというのは、あくまで人間性が、であってですね! 会って数日のゼクさんに恋心を寄せているというわけでは断じて! 断じてありませんので!」

 わたわたと手で宙をかきながら強調するアオイ。

「落着け、アオイ」

 その手を押さえるゼクディウス。

「…っ!」

「あ…! いや、その…い、いろいろひっくり返したりすると、まずいだろ?」

 しかし、アオイに驚いたように瞳を見つめられ、慌てて手を離す。

「そう、です…ね」

 二人とも顔を染め、目をそらす。

(さっき抱き付かれた時は大丈夫だったのに…)

 気まずい空気の中で、そんなことを思うゼクディウス。

 カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ。

 二人の耳にそんな小さな異音が届いたのは、互いに黙り込んでいたからだろう。

「何? もしかしてネズ…ミ…」

 振り返るアオイ。そうして見つけたものは、ゼクディウスの目にはアオイが振り返る前から映っていた。

「…サーシャ。何やってるんだ?」

 二人の視線の先には、その様子を柱に隠れてうかがうサーシャの姿があった。

 そして、その手はせわしなく動いている。カリカリという異音も、その手元から聞こえているものだった。

「……………」

「シロちゃん、何をやって…ひっ!?」

 ただならぬ気配…例えるのなら、怨霊のような気配を放つサーシャの元に駆け寄ったアオイは、小さな悲鳴を上げた。

「どうした!?」

 ゼクディウスも慌てて駆け寄り、サーシャの手元を見る。

 そこには無数の“手”という文字が刻まれていた。それだけならどうという事はないのだが、それを刻んだと思われるサーシャの雰囲気が雰囲気のため、何かの呪いのようにすら見える。

「…あー…とりあえず意味を聞こう。この……手というのに何の意味があるんだ?」

「…お兄さまとお姉さまは、先ほど抱き合っておられました」

「あまり掘り返さないでほしいが…そうだな」

「…その時、お兄さまは真剣な顔つきで、今のように頬を染められることはありませんでした」

「話していた事柄が事柄だったからな…」

「それが、手を押さえ、少し目を合わせただけで頬を染めた…結論。お兄さまは手フェチでお姉さまは泥棒猫」

「何がどうしてそうなった!?」

 思わず叫ぶゼクディウス。

 サーシャはそれに何ら反応を示さず、自身の手をゼクディウスの眼前に出す。

「…お兄さまなら何をしてもいいのですよ? 手の甲でも…平でも…好きなだけくちづけをして構いませんし…望まれるのでしたら指を口に含み…その舌で…愛撫するように…」

「俺がどうしようもない手フェチであること前提で話すことをやめてくれないか、サーシャ。それと、どんな相手でも指を口に含むなんてことはしないからな? 少なくとも俺は」

「嘘です。お兄さまは手フェチのはずです。それとも、私の手ではご不満ですか」

 ゆっくりとした喋り方のサーシャが、たたみかけるようにそう口に出す。

「…いや、きれいな手だと思うぞ? 真正の手フェチだったらたまらないんじゃないか?」

「…でしたら、どうぞお好きなように蹂躙なさってください…私は…その感触を思い返して…一人で…」

「やめなさい」

「…事後の指をなめるのが、お好きなのですか? でしたら、この場ででも…」

「だからやめなさい。俺は手フェチでもなければ、そういう特殊な趣味の持ち主でもないから」

 自分の方に差し出していた手を、ワンピースの裾に伸ばしたのを見てあわてて止めるゼクディウス。

「いいか。俺は純粋に異性に触れることに慣れていないだけなんだ。さっきのは真剣な話だったからそういう事を考える余裕がなかっただけだ」

「…では、こうしたら…?」

 そう言ってゼクディウスの頬にそっと手を添えるサーシャ。

 ……。

 …………。

「…赤くなりましたね」

「…だろう? 分かったら、離してくれ…やっぱり、気恥ずかしい」

「……キスをすればもっと赤くなりますか?」

「俺はおもちゃじゃない。それと、初めては大事に取っておくんだ」

「…お兄さまになら、捧げますよ…? ファーストキスも…貞操も…しょ」

「ほら、パンをみんなの皿においてくるんだ。大勢来てからじゃやりにくいぞ?」

「………」

「………」

「しょ」

「おいてくるんだ」

「…分かりました」

 しぶしぶといった様子でパンを運んで行くサーシャ。

「やれやれ…本当に、変なところがあるな。サーシャは」

「そうですね。ところで…私の事を泥棒猫呼ばわりしたことに対して触れなかった件ですが」

「サーシャが変な事ばかりしてくるから言い出す暇がなかったんだ…他意はない」

「それもそうですね。でも…本当に、シロちゃんはゼクさんのことが好きなんですね」

 料理を運んで行く準備をしながら、アオイは言う。

「好き、か…サーシャみたいな美人に想われるのは、男冥利に尽きるという物だが…なんで俺なんだ?」

「ゼクさんは、シロちゃんに結界ではじき飛ばされたことがありましたよね?」

「ああ、そんなこともあったな。初対面の時か」

 そういうゼクディウス。わずか数日前のことなのに、奇妙に懐かしく感じているようだ。

「普通の人って、その第一印象でシロちゃんに近づかなくなるんです。またやられたくない、って風に。でも、ゼクさんはそうではありませんでしたよね。何事も無かったかのように授業をしに行って、優しく教えてあげたじゃないですか」

「そうだな」

「それでだと思いますよ。ひどいことをしてしまったのに、優しくしてくれる。そんな相手だったら、信じてみてもいいのかもしれない。だから、シロちゃんは自分の中のためらいを捨ててゼクさんを信じてみようと思ったのかもしれないですね。その信頼が行きすぎて、あんな変な事をするようにもなっていますが…」

 苦笑しつつも次々に体に皿をのせていくアオイ。

「さ、残りはゼクさんが運んでください」

「ああ、分かった…ところで、アオイ。アオイは、俺のことを好いてくれているのか?」

 その言葉に危うく皿を落としかけるアオイ。

「ほら、さっき好きだって言っていたじゃないか。あくまで人間性が、だが」

「そ、そうですね…年上かつ、それほど上じゃない。そういう男性って少なかったので、多少の意識は…あります…」

「そうか…」

 料理が盛り付けられた皿をもって、食堂の方へと持って行くゼクディウス。

 サーシャはトングを使って一人一人の皿にパンを配膳し、アオイも料理の盛られた皿を各席の前に置いている。

(この二人はどちらも俺のことを好いてくれているんだな…)

 思いの強さや方向性には違いがあるとはいえ、二人の異性が自分に好意を持っているという状況に顔が熱くなるゼクディウス。異性とのかかわりがほとんどなかった彼にとっては、それだけで十分顔が熱くなることだった。

「ゼクさん? 早く配膳してください。みんなが来るまでにはまだ時間があると思いますけど、早めにやっておくに越したことはありませんから」

「あ、ああ。すまない」

 アオイの言葉に慌てて配膳していくゼクディウス。

 配膳を追えて少し経つと、仕事を終えた面々が食堂に入ってきた。

 入ってきた面々は思い思いの行動をとり始める。しかし、ビスカリアだけは周囲を見回して、首をかしげていた。

「ビスカ、どうかしたのか?」

 その様子に疑問を持ったゼクディウスはビスカリアに声をかけた。

「あ、いえ…夕飯前と後はいつもミウメとサクラと自分で雑談してるんすけど…今日いないんで、どうしたのかなー、って思ってたんっす」

 そう言われてゼクディウスは周囲を見渡す。

 さわやかな笑顔のカークスと、かすかに頬を染めて話すロベリア。

 ガレイはサーシャと何か話をしようとしているようだ。怖がられないようにある程度距離を取っているのが見て取れる。その様子を少し離れたところからローザが本を読みながらも気にしている。

 カンパニュラは、この間と違いちゃんと寝ていたのか、しっかりとした目つきだ。アオイ、クフェアと何か話している。

「確かに…だいぶそろってきてはいるが、あの二人がいないな」

「そうなんすよ。どうかしたんすかねぇ…」

 二人がそう心配していると、食堂の扉が大きく開かれた。

「「お母さんのおなーりー!」」

 そこには、サクラとミウメ。そして、アカネの姿があった。

「なんだ、二人ともアカネさんといたんだな」

「そのようっすね。さて、それじゃあ二人と雑談を…って、もう夕飯はじまるっすね」

 そういうと、ビスカリアは自分の席へと向かっていった。

 他の面々も双子とアカネがやってきたのをきっかけに自分の席へと向かう。それを見たゼクディウスもまた同様にする。

「…あんた、隠し事下手だねぇ」

 その最中、ゼクディウスとすれ違ったアカネはそう呟いた。

 昼授業組に戦争のことがばれたのを双子に聞いたのだろうか。その程度に思ってゼクディウスは席につく。

「みんな、今日はちょっと話したいことがある…悪いけれど、夕飯を食べ終わってもその話をするまでここにいておくれ」

 皆が席につくのを見終えたアカネは、そう言った。その言葉に、双子を除いた昼授業組とゼクディウスが反応する。

(アカネさん…もしかして、全員に話すつもりか? たしかに、俺の失敗で大勢に知られてしまったが…)

「なんかあったんですかい? お袋。だったら、今から話しても…」

「少なくとも飯がうまくなるような話題じゃないんでね。その辺は気を使おうと思ったんだよ」

「うぇ、メシマズな話題ですかぁ。じゃあ、後の方がよさそうですね」

「だろう? さ、それじゃあまずは飯だ。お祈りをしてからね」

 そう言ってアカネは手を合わせる。皆もそれを見て同じようにする。

「「「ア・クアリアを総べる神々に感謝を。日々の糧に感謝を。失われし命に感謝を」」」

 皆が目を閉じてそう口にする。普段ならば、その後は盛んに会話が行われ、にぎやかな食卓となる。

 だが、今日は違った。昼授業組はどこか緊張した面持ちをしているし、夜授業組の面々もそれを感じているからか、非常に静かな食卓となっている。

「……」

「……」

 アカネとゼクディウスも黙って食事を進めるばかり。

「…お兄さま」

 その沈黙を破ったのは、意外にもサーシャだった。

「ん、なんだ? サーシャ」

「…お兄さまは、この中では誰が好みのタイプなのですか?」

 平静な声でサーシャはそう尋ねる。

「言われてみれば、気になりますねぇ。先生、私ではご不満ですか?」

「私は…その、想い人がいますので」

「自分なんてどうっすか!? 女性的魅力はそのうち身に着けるっすよ!」

 それにのっかるように、クフェア、ロベリア、ビスカリアがそう尋ねる。

「…ちなみに、私の好みのタイプはお兄さまのような方ですので」

 話題を出した本人であるサーシャもその話を続ける。

「おやおや、旦那。ハーレム状態ですな! アオイの姉御とローザの姉御も参加しないでいいんですかい?」

「何言ってるの、ガレイ! …とりあえず、大勢と同時に、というのは不潔だと思います。だからってとっかえひっかえもだめですけど…」

「…あいつがどうなろうとオレには関係ねぇ」

 それをきっかけに、食卓にはにぎやかさが戻ってきた。

(サーシャなりに気を使ったのか? できればもうちょっと違う話題を出してほしかったが…まあ、いいか。こういうのも、悪くない)

 そんなことを思いながら、ゼクディウスはどのような言葉を返すべきか考える。

「俺は内面重視だな。だから、まだ知り合ってそう時間の無いこの中から選べと言われたら答えにちょっと困る」

「ほっほ~。私の胸をあてられてうろたえていた男性の言葉とは思えませんねぇ。でも、なんやかんやで先生だって好きでしょう? 女性の胸」

「…違います。お兄さまは手フェチ。これは揺るがぬ事実」

「サーシャはその誤解を今すぐなくしてくれ。クフェアも、妙な事を言うんじゃない」

「女性の胸に興味がない…では、男性の胸には興味があるわけですか? つまり、先生はホ」

「誰も興味がないとまでは言っていないだろう!?」

 ゼクディウスの言葉に、クフェアの目が光る。

「つまり、先生は女性の胸に興味があると。これは良いことを聞きましたなぁ~。どのような胸がお好みですか? 私では大きすぎますかね?」

 そう言って胸元を強調するクフェア。

「バカ、やめろ。そういう性的ないたずらはだな…」

「…お兄さま。私はまだ成長過程。大きい時も小さい時も楽しめて一挙両得」

「サーシャもそういう事を言うのはやめるんだ。俺は、どちらかというと貞淑な、性的アピールをあまりしてこない女性の方が好みで…」

「…クフェアさん。お兄さまが困っています。そのように胸の谷間を作るのはやめてください」

「わぁ、サーシャちゃん切り替え早い」

 珍しく苦笑しながら返すクフェア。

 ゼクディウスの異性の好みに関する話題はそれで終わったが、一度にぎわいだした場は冷めることなく様々な話題を生み出していた。

(やれやれ。サーシャに救われたな)

 心中で思いながら食事を進めていくゼクディウス。

 アカネはどこかつらそうな笑顔で皆の様子を見守っていた。

 そして、食事の時間が終わる。

「…さて、全員話を聞く準備は済んだようだね」

 大きな楕円状のテーブルの上からは水入りのグラスを除いたすべての食器がさげられている。アオイやサーシャ、ローザたちによって準備されたものだ。

 白く、大きなテーブルクロスには、これまで生活してきたことを示すかのようにところどころにしみがついている。

 それらを囲うようにしておかれた椅子に、パークウェル孤児院の子供たちが、ゼクディウスが、アカネが座っている。

「…これは、明日にでも知られることさね。だから、先に話しておく」

 明日にでも知られる。その言葉に若干の違和感を覚えるゼクディウス。

 そして、アカネの口からその違和感の正体が出される。

 それは、ゼクディウスたちが知っている言葉とは、少しばかり違っていた。

「………戦争が、始まった」


九章 END

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