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七章 戦争について

七章 戦争について


数時間後、食堂には昼授業組が集まっていた。

 しかし、そこに教師の姿はない。

「…お兄さま、どうかなされたのでしょうか」

 心配そうにサーシャが呟く。

「やれやれ。教師が遅刻とは、だらしないことだな」

 ぶっきらぼうにそう言うローザ。その表情と声色はサーシャに関することを話している時とは違い、本当にどうでもいいというものだった。

「どうしたんでしょう、ゼクさんは遅刻するような方ではないと思うのですが…最後に見たのはミウメとサクラかな? 何か言ってなかった?」

「しらなーい」

「アオイさんに背中を押されて台所から出た後、普通に部屋に行ったと思うよ?」

「そっか…様子見てこようかな。皆はここで待っていて」

 そういってアオイが立ち上がろうとした時だった。

「すまん! ちょっと時間に遅れたか?」

 気軽そうな声でそう言いながらゼクディウスが鞄をもって皆の前に姿を現した。

「遅ーい! もう、遊びに行こうかと思いましたよー」

「すまんすまん、昨日夜遅くまで起きてたせいかな。ふと気が付いたら机に突っ伏していてな…」

「教師ともあろうものが遅刻、それも原因は寝坊とはな…結構なご身分だ」

 冷たい声でそう呟くローザ。相変わらず、ゼクディウスのことを嫌っているようだ。

「本当にすまない…ニ度と無いようにするから、許してくれ」

「…チッ」

 ゼクディウスの謝罪に舌打ちで答えるローザ。だが、それ以上何も言わないということは、一応は許したということなのだろう。

 双子も何か文句を言いながらゼクディウスの腰のあたりをぽかぽかとたたく。

「もう、二人とも。気持ちはわかるけど、おいたはだめよ。さ、授業を始めてください、先生」

 しかし、アオイがそう一言告げるとおとなしく離れていった。ただ単に遊びたかっただけなのだろう。

「ああ。ありがとう、アオイ」

 サーシャの席の隣まで移動し、腰を下ろす。

「さて、皆。今日の範囲も戦争に関することだ。ク・マキナとムル・クアリアスの間に起きた大戦のことはもう教えたな。今日はもうちょっと詳しいところまでいっていきたいと思う。そうだな…有名な戦いとか、将校とかのことだな。実際の学校だったら間違いなくテストに出るぞー」

 そうしゃべりながらプリントを配っていくゼクディウス。それの受け取り方ひとつとっても各生徒の個性が出ている。

 アオイは丁寧に両手を添えて。双子は目の前に置かれたものを自分のほうに引き寄せて。ローザはいらだち気味に片手で。そして、サーシャはおずおずと手を伸ばして。

 そういったところを見て、ゼクディウスの心の中には一つの願いが浮かんでいた。

 守りたい。

 自らの教え子たちを、戦火から守りたい。そんな純粋な願いが浮かぶ。

 出会ってからまだ数日。それでもそう感じるのはゼクディウスの性格ゆえだろうか。あるいは、教師としての使命感からだろうか。

「さあ、授業を始めるか!」

 元気よく声をあげるゼクディウス。

「はい!」

「…頑張ります」

 それに返事をするのはアオイとサーシャのみだった。

「まずは、そうだな…プリントを見てくれ」

 その言葉で全員がプリントに目を下ろす。

「そこに書いてある通り、今日やるのはエデン・ルーヒズ街道事件だ。戦争のすべてはここから始まったんだ」

「エデン…たしか、ルア・メクルイデスの首都でしたよね。で、ルーヒズがムル・クアリアスの大都市の一つ」

 ゼクディウスの言葉を聞いて、そう発言するアオイ。

「そう。ちなみに、この街道だが、エデン・ルーヒズ街道と呼ばれておきながらエデンからの距離は相当ある」

ゼクディウスは鞄から地図を取り出し、開いて生徒たちにみせる。

「ここがルア・メクルイデスの首都、エデンだな。この中はさらに区画分けされている。エデン=コアと呼ばれる地区になるとそれこそ教皇レベルの人間でないと出入りできないそうだ。そこで神との対話を行っているらしいが…まあ、真偽は定かではない」

 そう言い終えると、ゼクディウスは地図上で指を大きく動かした。

「で、ここがエデン・ルーヒズ街道。さっきも言ったとおり、エデンからはかなり遠いな。さて、この街道はルア・メクルイデスの入口、コーリアとさっきアオイが言ってくれたルーヒズにつながっている。事件はここで起きた…この時、教皇との対話のために向かった使節団がいたんだ。それがコーリアから離れ、ルーヒズにあと少しでたどりつく…そんな時だった。そこに待ち伏せをしていたク・マキナの兵士が攻め込んでいったんだ。使節団も魔法で対抗したが、戦力差はいかんともしがたく、一名を除いて全滅した。元々、戦闘なんて目的としていないからな。当然だろう」

 そういって、ゼクディウスは地図上から指をどかした。

「この時のク・マキナの狙いは使節団の中の一人の一級呪文師だったという。戦争を始めるというのが確定していると、一番脅威となりうる相手だからな。その狙いはうなずける。もっとも、その一級呪文師のみが生き残ることになったんだが」

「…幻術を使って、自分が死んだように見せかけたのでしたね。前に読んだ本に書かれていました」

「そう。一人だけ生き残ったことを非難する奴もいたらしいが、この一級呪文師は大戦で活躍することになる。だが、そこはまた別のお話、ということでまずはエデン・ルーヒズ街道事件の話をしていこうか」

 プリントを見てくれと言い、彼自身も内容整理用のプリントを見る。

「さて、エデン・ルーヒズ街道事件の顛末だが、生き残った一級呪文師の報告で攻撃を仕掛けてきたのはク・マキナだということが国のほうに知れ渡る。そして、宣戦布告をされた。こうして、大戦がはじまったんだ」

 そこまでゼクディウスが話すと、静かにローザが手をあげた。

「ん、どうした。質問か?」

「ああ。ク・マキナの連中がそこまでして戦争をしたがった理由。そこがいまいち分からん」

 その言葉にゼクディウスはうなずいた。

「いい質問だ。それにしても、ローザはいい生徒だな。教師として教えがいがある」

「んなくだらねぇことはどうでもいい。質問にだけ答えろ」

 やや辛辣なローザの言葉にやれやれ、といった感じで肩を竦めるゼクディウス。

「まあ、端的に述べるなら、魔術の解析のため、だな。当時のク・マキナの国王、ギア・アイギス二世は何としてでも魔術の解析をしたかった。しかし、ムル・クアリアス側としてはそんなことたまったもんじゃない。魔術は秘術。国の外に流していいものではないからな。解析したいク・マキナとさせたくないムル・クアリアス。その結果が戦争を始めて様々な魔術を実際に使わせる、なんて結果になったんだ。あまりにも短絡的な判断からギア・アイギス二世はこっちのほうじゃ愚王とも呼ばれるんだが…まあ、結果としてデータは集まったらしいな。それ以来、ク・マキナのほうでも魔術関係の研究がされているそうだ」

 そこまで話すと、ゼクディウスは鞄の中から分厚い本を取り出した。

「以上はこの本からの抜粋だ。読んでみるか?」

「…ああ」

 短く答えて本を受け取るローザ。

「その本を読破するころには歴史に関しては完璧といっても過言ではない知識が身につくはずだ。サクラとミウメも興味がわいたら見てみるといい」

「そんな鈍器の中身、見たくありませんー!」

「過去を振り返る暇があるなら、私たちは前に進みまーす」

 見るからにいやそうな顔をして答える双子。

「はは、二人なら断るだろうと思っていたぞ」

「「分かってるなら最初から言わないでください!」」

 そんな二人の様子を見て首をかしげるサーシャ。

「…おふたりは勉強がお嫌いなのですか?」

「当たり前じゃない!」

「好きな人のほうが少ないと思うけど?」

 そんな双子の言葉に、サーシャはいまいち納得ができない様子だ。

「…自分の知らないことを知ることを、楽しいと思わないのですか? 知識欲は万人に備わっているものではないのですか?」

「ま、知識欲があるイコール勉強がしたいってわけじゃないのさ。理解してやってくれ」

「…お兄さまがそうおっしゃるのなら、そういうことにしておきます」

 勉強が嫌いということ自体が理解できない様子だが、サーシャはそう答えた。

「さて、エデン・ルーヒズ街道事件の顛末は話し終えたが…ほかに質問はあるか?」

 そういって周りを見回すゼクディウス。しかし、手をあげる者はだれもいない。質問はない、ということだろう。

「よし、それじゃあ今日はここまで。ちょっとしたアンケートがあるから答えていってくれ」

 ゼクディウスの言葉の途中でローザは立ち上がり、食堂を後にしようとする。

「ローザ、答えてくれないんだったらその本返してくれ。悪いが、今回はちょっと全員に聞いておきたい質問なんだ」

「チッ…わーったよ、答えりゃいいんだろ?」

 その声音は明らかにイラついているものだった。しかし、どうしてもゼクディウスの持ってきた歴史書を読みたいらしい。仕方なく、といった様子で自分の席へと戻っていった。

「さて、アンケートを配るぞー」

 そういってゼクディウスは例のアンケートを取り出し、皆に配っていく。

 アオイはその質問文を見ると同時にゼクディウスの考えを理解したらしい。はっとした様子を見せると、アンケートに自分の答えを書き込み始めた。

「…オレは家族を守る。以上だ」

 そしてローザは用紙に書き込むことなく、そう言い残して食堂を後にした。それが彼女の答えらしい。

「うーん…また始まったら、って言われても…」

「私たちみたいな子供には何もできないような気が…」

 そう呟いて考え込む双子。食事がかかっているからか、しっかり考えなければ、と思っているらしい。

「…お兄さま、いったいどのような趣旨でこのような質問をなされたのですか?」

 そっと用紙を差し出しながらそう尋ねるサーシャ。

「なんというか、戦争について考えていたらふと頭に浮かんだんだ。答え次第でその相手の考え方も知れるかもしれないし…とりあえず、ローザはあんなつんけんしちゃいるが根は優しい、しっかりした奴だってのはわかったな」

 また戦争が始まるかもしれないから。そんなことを言うわけにはいかないために、そういってごまかすゼクディウス。

「…そうなのですか」

「ああ、そうなんだ」

 そう話しながら用紙を受け取るゼクディウス。そこには、次のように書かれていた。

 “私は、結界系の術を使えること以外に取り立てて特徴がありません。ですから、自分にできること、すなわち結界を使うことで皆さんを守れるといいと思います。“

「…ローザさんと同じような答えになってしまい、申し訳ございません」

「いやいや、そんなことはない。誰かと答えが重なっても、これがサーシャの心からの言葉であることに変わりはない。こんな素晴らしい考え方をできる人間を生徒に持ったこと、そして兄と慕われていること。誇りに思うぞ」

 そう言ってサーシャの頭を軽くなでるゼクディウス。サーシャは幸せそうに目を細めてそれを受けていた。

「ふふ、二人は本当に仲が良いですね。まるで本当の兄妹の様…と、言ったらシロちゃんにとってはがっかりかな?」

「…何のことでしょう」

 横からからかうアオイ。しかしサーシャも大したもので、何のことはないというような表情で言葉を返す。

 まあ、もともとサーシャは表情が乏しいのだが。

「せんせー、一応できましたー」

「サクラ、二人の世界の邪魔をしちゃだめよ…って、もうアオイさんが邪魔してるか。私もできましたー」

 そんなことを言いながら双子もアンケートを提出する。

「ん、お疲れさん。遊びに行きたいだろう? もう行っていいぞ」

「よっしゃー!」

「やっしゃー!」

「「ヒアウィゴー!」」

 そう叫ぶと双子は元気に外へと駈け出して行った。よほど遊びたかったのだろう。

「やれやれ。騒がしいな」

 苦笑いしながらそう口にするゼクディウス。同意するようにサーシャも首を縦に振る。

「まあ、あの二人が静かになったらよっぽどのことだな。何かの前兆か、って感じで怖いぐらいだろう」

「言えてますね。まったく、あの二人は女の子らしくもっとおしとやかになってほしいのに…」

「ある程度年を取れば年相応のふるまいをするようになるさ。アオイという素晴らしいお手本がいるからな。心配は無用だろう」

 さて、と言いながらゼクディウスは二人から提出されたアンケートを見る。

“私には誰かを守るなんてできそうにないので、せめて守ってくれる人の足手まといにならないように頑張りたいと思います”

“ミウメの事くらいは守る! それくらいはできる! たぶん!”

 そこにはそう書かれていた。それを見て笑みをこぼすゼクディウス。

「確か、サクラが妹だったな。同じようでいて、考え方はちゃんと違うじゃないか。あの二人なら、互いに相手のことしか考えないかと思っていたよ」

 ゼクディウスの言葉にアオイも興味を持ったのか、その手の中の紙を覗き込む。それにつられてか、サーシャもまた、同様にする。

「サクラの方がしっかりしているというべきか、お姉ちゃんっ子というべきか…ミウメの方が独立はしていそうですね」

 こくこくとうなずくサーシャ。

「だな。さて、共依存されていないからまだ楽かもしれないが、あの二人をどうやって独立させたものか…」

 顎に手を当て思案するゼクディウス。その横顔は少なくとも“先生”と呼ぶに足るもののように見えた。

「…お兄さま。私も、一緒に…」

「お、考えてくれるか。ありがとうな。でも、これは家庭教師である俺のすべきことだと思うんだ。だから、受け取るのは気持ちだけにしておくよ」

「…それは、残念…」

 声音、顔色共にそう思っているとうかがう事は出来ないが、言葉に出した感情は実際にそう思っている傾向のあるサーシャのことだ。それも真に受けていいことなのだろう。

「…ところで、気になることがあります」

「ん、なんだ?」

「…お兄さまには、私たちに隠し事はありませんね?」

 その言葉に、ゼクディウスは“戦争”の二文字を思い出す。

「いや? 特に思い浮かばないが?」

「……そうですか、それならよいのですが。なんとなく、なんとなくですが…雰囲気が隠し事をしている、それも、かなり重大な事を隠している人のそれに…似ているような気がしたもので」

 長い沈黙に内心緊張しつつ、サーシャの言葉を受け止めるゼクディウス。

「心配させて悪いな。でも、隠し事はないから安心してくれ。第一、俺はそういう事ができるほど器用じゃないんだよ」

「…その言葉、信用させていただきます」

 そういうと、サーシャはゼクディウスたちから離れていく。

「…自室で、勉強してきます。それと、結界術の練習を」

「そうか。俺にできることは何かあるか?」

「…いえ。今のところは。悩む段階になったら、相談させていただきます」

「分かった、それじゃあ、頑張れよ」

「いつでも呼んでね。私だって一級呪文師なんだから、少しは手伝えるはずだもん」

「…はい。お二人とも、ありがとうございます」

 相変わらずの何を考えているか分からない表情で一礼すると、サーシャは食堂を後にした。

 その後、しばし何も話すことなく過ごす二人。ゼクディウスが不意に立ち上がると、食堂の外の様子をうかがった。

「…どうも、行ったらしい」

「そうですか…シロちゃん、結構鋭いですね。ちょっとびっくりしました」

「ああ。それにしても、出来の悪いドッキリだとでも思いたいものだな。なんだって、いまさら…」

「まったくですね…ゼクさん、今なら本当は嘘でした、で済みますよ?」

「はは、アオイの方こそ、実はアカネさんと示し合わせてた、とか言わないのか?」

「ふふ、そんなことが言えたら…どれだけよかったか…」

 冗談であってほしい事実を話す二人。その表情は、当然だが浮かない。

「…アカネさん、こういう嘘はつかないよな?」

「ええ。母さんはついていい嘘といけない嘘の区別がつく人ですから…でも、今回ばかりはそれが違っていたと願いたいですね」

「…もっともだ」

 苦虫を噛み潰したような表情の二人。その心中はまさしく苦悩と呼ぶにふさわしいものだろう。

「そもそも、好事家の考えが間違いだってこともありうる…今は、ただそれを祈ろう」

「そうですね。だとしたら、その好事家さんもひどいですよね。自分の勝手な予想で私たちをここまで心配させるなんて…」

「まったくだな」

 そう言って笑いあう二人。しかし、その笑いは長く続くことはなかった。

「…でも、母さんが嘘じゃないって判断するくらいですし、きっと、それに近い事態は起きてしまっているのでしょうね…」

「ああ…あんな雰囲気、嘘で出せるなら今頃アカネさんは演劇で一花咲かしている」

 机に肘をつき、頭に手を当てるゼクディウス。

「…まあ、アカネさんの言っていた通りにするしかないだろうな。今までしていたように、いたって平然としている。それが、皆の為にもなるだろう」

「それは分かっているのですが…はぁ。隠し事をしているという後ろめたさはもちろんですが、その隠し事があまりにも大きすぎて…」

「それは俺もだよ。だから、今日のアンケートでちょっと発散してしまったし、な…」

 やれやれだ、と言いながらやけっぱちの笑みを浮かべるゼクディウス。

「まあ、あれくらいならばれないだろう?」

「まあ、そうですね。ちょっとヒヤッとしましたけど」

 そういうアオイの表情は苦笑い。

「…それじゃあ、私もちょっと勉強してきます。みんなのお姉さんとして、勉強でも負けるわけにはいきませんからね」

 少しの沈黙の後、アオイは椅子から立ち上がり、そう言って食堂を後にした。

「…アオイは、アオイらしいな」

 それとは対称に、ゼクディウスは椅子へと歩み寄り、座り込んだ。その表情はやはり暗いもの。

 ぶつぶつとなにか言いながら彼は天井を見上げたり、逆に床を見下ろしたりしながら、思索を巡らせる。

「…阻止は不可能。ならば、己の力を磨くしかない…か…」

 彼が考えているのは、どうやって己の生徒たちを守るか。その一言に尽きるようだ。

 生徒たちを守る。言葉にすればあまりにも単純で、短い。だが、己の無力さを知ったうえでその言葉を出すには、それなりの決意が必要なはずだし、出会ってそう時間もない生徒たちを守ると言うには、それなりの責任感が必要なはずなのだ。

 つまるところ、彼は教師としてはまだわからないが、人間としてはそれなりだと言えた。

「…さて、俺は何をしたものかな。教師としての日常生活…問題集でも作るか?」

 サクラとミウメが聞いたら悲鳴をあげそうなことを言うゼクディウス。しかし、それは彼なりの現実逃避…考え事をすることで、意識を他へ向ける手段。だが、その程度は許してあげてほしい。

 彼が直面している事態は、それくらいには大きなことなのだから。


七章 END


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