第47話 四百年前の秘密結社について学生発表を聞いていたら、なぜか創設者本人に質問が飛んできた
大陸学生交流会二日目の朝。
俺は昨日と同じように教室へ向かうつもりだったのだけれど、朝食の途中でトーマが妙な紙を持ってきた。
「アレン。今日の自由研究交流、これ見たか?」
「まだ。何か面白そうなのある?」
差し出された予定表には、魔法理論、古代遺跡、植物研究、物流史、各国の祭礼文化など、いろいろな発表題目が並んでいる。
その中で。
一つだけ。
見覚えのある名前があった。
――《四百年前の大陸史における無名支援組織の実在性について》。
「あー」
懐かしい。
思わずそう言うと、トーマは向かいの椅子へ座りながら嫌そうに眉を寄せた。
「その反応で終わるのかよ。お前が作った秘密結社だろ?」
「四百年前の話だからねー。研究してる人いるんだ」
「そこが一番怖いんだよ。研究対象が普通に朝飯食ってるんだぞ」
「別に発表聞くだけならいいんじゃない?」
「お前が聞きに行くのか?」
「面白そうだし」
そう答えた瞬間。
トーマは額を押さえた。
「頼むから、発表の途中で『それ違うよー』とか言うなよ」
「言わないよ。学生の発表でしょ?」
「本当に?」
「昔の記録って、本人が覚えてるのと違うこともあるし。研究した人の考え方を見る方が面白いじゃん」
それは本心だった。
四百年前。
当時の俺たちは、自分たちが歴史に残るなんて考えていなかった。
困っている人がいれば助ける。
必要なら物を運ぶ。
危なければ逃がす。
それくらいだった。
それが後世にどう見えているのかは、俺自身も少し興味がある。
「じゃあ、静かに聞くだけだぞ」
「トーマも来る?」
「お前一人で行かせるよりはな」
やっぱり保護者みたいだった。
◇
自由研究交流は、午前の通常授業が終わったあとに始まった。
発表場所は旧講義棟の中教室。
本来なら歴史好きの学生が二、三十人集まれば十分な規模だったらしい。
ところが。
「多くない?」
「お前のせいだと思う」
「俺、何もしてないよー」
教室の前まで来ると、すでに廊下まで人が溢れていた。
学生。
教師。
研究者。
他国の学院関係者。
ざっと見ても百人以上いる。
「昨日の夜、発表題目だけで参加希望が増えたらしい」
トーマが予定表の裏にある追記を見せてくる。
「四百年前の正体不明組織ってだけでも人気あるのに、最近お前のことを調べてる奴らが《ノクス・アウローラ》って名前に反応したんだろ」
「俺との関係は知らないんでしょ?」
「研究してる学生はな。でも王宮関係者とか《アウローラ》上層は知ってる」
「あー」
だから。
教室の後ろに。
セレスたち十人までいる。
正式な自由研究交流の見学者として。
全員。
「仕事は?」
「午前の予定は終了しました」
セレスが答える。
「歴史研究の見学も、教育交流の一環です」
「本当に?」
「はい」
カレンが横から静かに口を挟んだ。
「半分は本当です」
「半分?」
「残り半分は皆様が落ち着かないためです」
ラグナが否定しようとしたものの、セレスもリゼットも何も言わなかった。
つまり。
当たっているらしい。
◇
発表者は、北方歴史学院の三年生だった。
細身の青年で、名前はユリウス・ハルト。
緊張している様子はあったけれど、準備した資料を広げると表情が変わった。
「本日は、約四百年前から断続的に記録へ登場する《ノクス・アウローラ》について発表します。先に結論から申し上げると、私はこの組織が実在した可能性は高いと考えています」
教室が静かになる。
俺は後ろの席で。
少し感心した。
「実在してたよー」
小声で言ったら。
トーマに肘でつつかれた。
「聞こえるって!」
「小声だよ?」
「本人の小声ほど怖いものないんだよ!」
ユリウスは知らずに発表を続ける。
「最大の問題は、この組織に関する公的記録が極端に少ないことです。しかし複数国家の軍記録、教会記録、交易帳簿、救援報告を突き合わせると、同一人物または同一集団と思われる存在が確認できます」
壁へ大きな地図が映し出される。
北方。
西部。
沿岸。
内陸。
俺も覚えている場所がいくつかあった。
「四百十一年前、北方小国群の魔物大発生。三百八十七年前、北部飢饉。三百六十二年前、西部疫病。三百三十年前の大洪水。このすべてに、所属不明の支援組織が関与しています」
「いっぱい行ったねー」
また小声で言うと。
今度は反対側から。
セレスに見られた。
少し。
懐かしそうな顔だった。
「当時は楽しかったですね」
「疫病のときは大変だったよー」
「アレンが三日寝なかったときですね」
「そんなことあった?」
「ありました」
セレスの声が少し低くなった。
「今なら絶対に許しません」
「昔の話だからねー」
「昔でも駄目です」
カレンが咳払いした。
「お二人とも、研究発表中です」
怒られた。
◇
「次に、組織構造についてです」
ユリウスが新しい資料を出す。
「《ノクス・アウローラ》には明確な王や司令官が存在しなかったとする説があります。ただし、複数の記録に《アレン》という人物名が登場します」
教室の空気。
少し変わった。
前列にいる学生たちは。
気づいていない。
後ろの一部。
国王関係者。
《アウローラ》。
知っている人たちだけ。
静かになった。
「当時の記録では、《黒衣の旅人》《長命の青年》《七人の少女を伴う者》《首領》など、表現は一定していません。しかし、行動範囲と時期を照合すると、同一人物である可能性が高いと考えられます」
俺は。
少し。
気まずくなった。
「七人の少女って」
トーマが囁く。
「今の十人のうち?」
「昔は七人だった時期あるよー」
「じゃあ本当に一致してるのか」
「たぶんね」
ユリウスは続ける。
「興味深いのは、《首領》と書かれる一方で、この人物が命令を出していた証拠がほとんどないことです」
そこ。
俺も。
少し気になった。
「むしろ記録を見る限り、現地の人間へ直接指示を出すより、必要な人員や物資を集め、あとは適任者へ任せているように見えます」
「……」
セレスたちが。
静かに。
こちらを見た。
「何?」
「いえ」
セレスが。
少し笑う。
「昔も、全部一人でやっていたわけではなかったのですね」
「あー」
確かに。
今まで。
昔の俺は全部自分で抱えていた。
そんなふうに言われることが多かった。
でも。
実際は。
セレスたちに。
いっぱい任せていた。
ただ。
最後まで責任だけは。
自分で持とうとしていた。
そこが。
今と違うのかもしれない。
◇
「しかし」
ユリウスは。
次の資料で。
少し声を強めた。
「私は、この《アレン》という人物が、組織の創設者ではなかった可能性も考えています」
「え?」
思わず。
少し大きな声が出た。
トーマが。
ゆっくり。
こちらを見る。
「何?」
「いや。そこは違うんだなと思って」
「だから口出すなって言っただろ!」
「まだ口出してないよー」
前。
ユリウス。
一瞬。
こちらを見た。
まずい。
聞こえたかもしれない。
「根拠は」
少しだけ間を置いたあと。
発表は続いた。
「《ノクス・アウローラ》という名称が確認される以前にも、似た活動をする小規模集団が存在しているためです。私は複数の集団が後世に統合され、その象徴的人物として《アレン》が位置づけられたのではないかと推測しています」
「なるほどねー」
それなら。
そう考えるのも分かる。
実際。
最初は。
組織と言えるほどのものではなかった。
俺たちが。
勝手に遊びで。
名前を付けただけ。
記録に残る前から。
似たことはしていた。
「半分正解かも」
俺が呟くと。
今度は。
セレスが。
俺の方を見た。
「どういう意味です?」
「名前付ける前から、困ってる人助けたりはしてたでしょ」
「……」
「あれを別集団だと思ったんじゃない?」
セレスは。
少し考えたあと。
「確かに」
頷いた。
歴史研究。
面白い。
◇
発表の後半。
話題は。
《アウローラ》との関係へ。
進んだ。
「現在の世界最大企業について、《ノクス・アウローラ》の後継組織ではないかとする俗説があります」
教室。
ざわつく。
「ただし」
ユリウス。
慎重。
「現時点で、学術的に証明できる資料はありません。《アウローラ》創業は百五十二年前であり、両者の間には長い空白があります」
後ろ。
《アウローラ》最高幹部十人。
全員。
静か。
「名前が似ていること」
「活動分野が重なること」
「災害支援、物流、医療、教育、人材保護といった理念が共通すること」
「これらは事実です。しかし、それだけで同一組織と断定するのは危険です」
俺は。
素直に。
感心した。
「ちゃんとしてるねー」
トーマも頷く。
「研究ってそういうもんなんだろ。分からないものを、分からないまま分けて考えるんだな」
「いいね」
「お前、授業より真面目に聞いてないか?」
「面白いから」
ユリウス。
最後。
「私個人としては、《ノクス・アウローラ》は実在した。ただし、現在語られるほど巨大な秘密結社ではなく、各地で困窮者を支援した小さな長命種集団だった可能性が高いと考えています」
俺。
少し。
笑った。
「小さい秘密結社」
「何だよ」
「最初は本当にそんな感じだったなーって」
◇
発表終了。
拍手。
大きい。
ユリウス。
緊張。
でも。
嬉しそう。
「それでは質疑応答へ移ります」
教師が言う。
手。
いっぱい。
上がる。
最初。
歴史学院の先生。
「《アレン》という人物の種族について、何か推測は?」
「記録上では長命種としか判断できません。外見年齢がほぼ変化しないという記述が複数あるため、人間ではない可能性が高いです」
正解。
次。
「七人の少女については?」
「詳細不明です。ただし複数記録で高い戦闘力や専門技能が確認されています」
後ろ。
ラグナ。
少し。
満足そう。
「高い戦闘力」
小声。
「そこだけ反応しないでください」
カレン。
冷たい。
次。
学生。
「《アウローラ》との関係を調べる予定は?」
「可能であれば、創業期資料をもっと確認したいです。ただ企業内部資料なので難しいでしょう」
セレス。
少しだけ。
首を傾げた。
リゼットと。
目が合う。
何か。
相談している。
「駄目だよー」
俺が小声で言う。
「まだ何も言っていません」
「資料全部渡そうとしてる顔してた」
「……」
「研究は自分で探すのも大事なんじゃない?」
セレス。
少し考え。
頷いた。
「では、公開可能資料だけにします」
「それならいいと思う」
少し。
成長。
◇
そして。
最後の質問。
一人の学生が。
手を上げた。
マリネアの制服。
「昨日から気になっていたのですが」
教師。
指す。
「どうぞ」
「発表内の《アレン》という人物について」
学生。
少し迷う。
「現在の王立魔法学院にも」
嫌な予感。
「アレン・クロフォードという長命種の学生がいると聞きました」
教室。
静か。
トーマ。
目を閉じる。
「まさか」
学生。
こちらを見る。
「関係はあるのでしょうか?」
全員。
こちら。
見る。
「……」
俺も。
周りを見る。
「俺?」
トーマが。
小声。
「お前以外誰がいるんだよ」
発表者のユリウス。
完全に。
止まっている。
俺。
考える。
嘘をつく必要。
あるかな。
王国側には。
もうバレてる。
《アウローラ》も知ってる。
学院も。
かなり知ってる。
ただ。
一般には。
まだ。
秘密。
俺が答える前に。
担任教師が。
立ち上がった。
「その質問については、本人の個人情報に関わるため、回答義務はありません」
助かった。
「なるほど」
質問した学生も。
素直に。
引いた。
「失礼しました」
終わり。
だと思った。
ところが。
ユリウス。
発表者本人が。
俺を。
じっと。
見ている。
「……」
「何?」
目が合う。
彼。
顔。
青い。
「クロフォード君」
「はい?」
「一つだけ」
教師を見る。
「質問してもよろしいでしょうか。答えたくなければ、もちろん構いません」
「いいですよー」
「アレン!」
トーマ。
止める。
でも。
ユリウス。
真剣。
「私は」
一度。
息を吸う。
「《ノクス・アウローラ》という名称を」
「はい」
「古文書の中でしか見たことがありません」
「うん」
「あなたは先ほど」
あ。
聞かれてた。
「《そこは違う》と」
「……」
「そして」
「《名前を付ける前から》と」
教室。
静か。
完全に。
聞かれていた。
「アレン」
トーマ。
顔。
覆う。
「だから静かにしろって言ったのに……」
「ごめん」
ユリウス。
震える声。
「あなたは」
「《ノクス・アウローラ》を」
「知っているのですか?」
これは。
答え。
簡単。
「知ってるよー」
教室。
完全に。
止まった。
◇
「……どの程度?」
ユリウス。
声。
小さい。
俺は。
少し考えた。
「かなり」
「資料で?」
「違う」
「伝承?」
「違う」
「では」
ユリウス。
顔。
さらに青い。
「どうして?」
俺。
トーマを見る。
トーマ。
首。
横。
全力。
セレス。
少し。
笑ってる。
学院長。
いない。
よかった。
「昔」
俺は。
言葉を選ぶ。
「少し関わってたから」
「少し?」
セレスたち十人。
一斉。
こちらを見る。
その視線。
怖い。
「かなり?」
言い直す。
ユリウス。
息。
止まる。
「当時の」
「はい」
「《アレン》本人を」
「知っていますか?」
うん。
俺。
俺だから。
「知ってるよー」
また。
静寂。
「どんな人だったんですか?」
その質問。
難しい。
自分を。
説明。
「……適当?」
トーマが吹き出した。
「そこ自分で言うのかよ!」
「だって秘密結社を冗談で作るくらいだし」
「待ってください」
ユリウス。
両手。
机。
「今」
「何て?」
「秘密結社」
「そのあとです!」
「冗談で作った」
教室。
ざわ。
ざわ。
ユリウス。
顔。
真っ白。
「それ」
「はい?」
「四百年前の一部記録に」
「うん」
「《本人は冗談で作ったと述べた》という記述が」
「あるねー」
「なぜ」
彼。
声。
震える。
「知っているんですか?」
あ。
もう。
だいぶ。
駄目かも。
◇
そのとき。
セレスが。
立った。
「ここまでにしましょう」
教室。
静か。
世界最大企業会長。
さすがに。
全員。
注目。
「研究発表としては、大変興味深い内容でした」
ユリウス。
固い。
「ありがとうございます」
「ただし、現在存命の個人と歴史上の人物を結びつける推測については、慎重であるべきです」
「……はい」
「アレン本人にも、学院生活があります」
セレス。
穏やか。
でも。
はっきり。
「それを尊重していただければと思います」
その言葉。
ユリウス。
すぐ。
頭下げる。
「申し訳ありません。研究者として、興奮しすぎました」
「気にしなくていいよー」
「アレン」
セレス。
少し。
見る。
「はい」
「あなたも」
「何?」
「少しは気にしてください」
「怒られた」
教室。
笑い。
空気。
戻る。
◇
発表終了後。
ユリウスが。
俺のところへ。
来た。
「クロフォード君」
「はい?」
「先ほどは、すみませんでした」
「大丈夫ですよー。面白かったです」
「本当に?」
「うん。俺の知らない資料もあったし」
「……」
ユリウス。
また。
止まる。
「その言い方」
「うん?」
「やはり」
「あ」
「……」
二人。
黙る。
「聞かなかったことにします」
彼。
自分から。
言った。
「いいの?」
「はい。今の私には、証明できません」
研究者。
すごい。
「証明できないことを、事実として発表するつもりはありません」
「それがいいと思う」
「ただ」
少し。
目。
輝く。
「いつか」
「うん」
「証明できる資料を見つけます」
「頑張ってねー」
「はい」
強い。
トーマ。
横から。
「お前、将来バレるの応援してどうすんだよ」
「研究は研究でしょ?」
「自分の正体研究されてるんだぞ!」
「面白いじゃん」
「お前本当に四百年生きて危機感どこに置いてきたんだよ!」
◇
その日の午後。
《アウローラ》本部。
最高幹部会議。
「ユリウス・ハルト」
ミコト。
資料。
「北方歴史学院三年。成績優秀。古代史専攻。問題行動なし」
「調べたの?」
俺。
横。
「公開情報」
「ならいいけど」
今日は。
研究発表のあと。
セレスたちに呼ばれた。
「どうする?」
ラグナ。
真剣。
「何を?」
「研究」
「そのままでいいんじゃない?」
「しかし」
リゼット。
資料。
「彼が調査を続ければ、いずれ《ノクス・アウローラ》と《アウローラ》の関係へ到達する可能性があります」
「別に悪いことしてないでしょ?」
「それはそうですが」
「昔のこと」
俺。
少し考える。
「隠すために資料消したりしたら」
「うん」
「逆に変じゃない?」
セレス。
すぐ。
頷く。
「はい」
「だから」
「普通にしてればいいんじゃないかなー」
「公開資料は公開」
「非公開は非公開」
「聞かれたら答えられる範囲で答える」
「それで」
「十分でしょ?」
カレン。
少し笑う。
「アレン様」
「何?」
「昔なら」
「うん」
「研究者本人を保護名目で《ノクス・アウローラ》へ引き込んでいたかもしれませんね」
「あー」
「否定しないのですか?」
「面白い子だったから」
「危なかった」
ヴィオラ。
扇。
「四百年経って成長してくれて本当に良かったわ」
「そこまで?」
「そこまでよ」
◇
夜。
王立魔法学院。
学生寮。
「今日も疲れた……」
トーマ。
寝台。
倒れる。
「発表面白かったねー」
「お前の感想それだけ?」
「研究ちゃんとしてたよ」
「途中から研究対象本人が答え始めたんだぞ」
「少しだけだよー」
「少しで歴史学が壊れるんだよ!」
俺は。
窓。
見る。
学院。
外。
外国学生。
まだ。
あちこち。
話してる。
今日の発表。
たぶん。
明日には。
噂。
少し広がる。
でも。
証拠はない。
それでいい。
「トーマ」
「何だよ」
「歴史って面白いね」
「お前が言うと怖いんだよ」
「何で?」
「四百年前の本人だからだ!」
◇
そして。
翌朝。
自由研究交流。
二日目。
掲示板。
新しい発表題目。
増えていた。
――《百五十二年前の《アウローラ》創業と古代支援組織の思想的共通点》。
発表者。
別の学院。
研究者。
さらに。
その隣。
――《長命種が歴史上の同一人物である可能性を判定する方法》。
さらに。
――《記録上の《アレン》という人物に関する年代比較》。
トーマ。
掲示板。
俺。
交互。
見る。
「アレン」
「うん」
「お前」
「何?」
「完全に研究テーマになってるぞ」
「人気だねー」
「喜ぶな!」
大陸学生交流会。
二日目。
どうやら。
四百年前の秘密結社より。
その創設者本人の方が。
研究対象として。
注目され始めていた。




