能力召喚
アイちゃんや、アイと呼び捨てにしたりと
統一性がないですが、気にしないでください。
そして、シャドウとアイは墓場に来ていた。
「で、どうやったら召喚出来るの?」
「体の中の力を、ぐぐーっと溜めて、
1箇所に吐き出す感じですね。
ググー!フッ!ドバー!って感じです」
「え....そ、そうか...まぁ、申し訳ないけど、とりあえず死体掘り起こすか...」
(今は夜だし、誰かに見られることも無い。
無いよね?)
内心ドキドキしつつ、アイがどっからか持ってきたシャベルで墓の前を掘ろうと...
「ちなみに召喚する際は死体が近くにあればいいので掘る意味無いですよ。ご主人様。」
「じゃあなんでシャベル持ってきたのかな?」
「ご主人様が墓を堀りたそうな顔を「してないよ!?」
まぁ、掘らなくていいなら万々歳だ。
とりあえず、集中して....
体に力を入れ、意識を力に集中....はっ!
何か大事な物が失われていく喪失感と共に、
地面から何かが這い上がってくる。
ヴァァァァ.. ジャリジャリ...
地面からゾンビが生えてきた。否、地面を掘って墓から出てきた。
「お、おぉー....」
(まんまホラー映画だよなぁ...)
「そんな感じで、アンデッド系のモンスターを
魔力を使って召喚...創造する事が出来ます。」
「なるほどな。この感覚は地球にはなかったけど、異世界特有の感覚なのかな?こう、
力がみなぎってきて、それを解放する感覚....」
要領を掴んだ俺はとりあえず他の墓でもやってみる。
「はっ!」 「さすがです!」
「ほぉっ!」 「ナイスです!」
「よぉっ!」 「大量です!」
ーーーーーーーーー10分後ーーーーーーーーーー
ゾンビが30体ほど集まった。
「基本的にアンデッド系のモンスターは人々から嫌われているので隠す場所を探した方がいいと。」
「まじか。」
(騎士が躊躇いなく殺した時からなんとなく分かっていたが、この能力で召喚した魔物を人前で使えないのはつらい。)
「じゃあ、人々の敵を生み出す俺って...」
「まぁ、人類の敵ですよね」
「やっぱり!?」
「さっきの冒険者ギルドみたいな所で
ゾンビとか使えば軽くクエストとかクリアできると思ったのにな...」
「バレなければ使っても宜しいかと思われます。」
(アイちゃん結構あれだな。悪だな。)
「とりあえず、凄い嫌だけどこいつらは俺の部屋に入れとくか。」
「では、私が入れておきますので
ご主人様はギルドにでも...」
そう、朝方にふらっと村を見た時に冒険者ギルドらしき物があり、中を覗くと武装した人いたり、紙が貼ってある壁があった。まぁ、紙がクエストなるもので、武装してた人は冒険者だろう。
(やっぱり異世界と言ったら冒険者だよなぁ〜)
何事も初めてはわくわくする物だ。
シャドウは大人とは思えぬ無邪気な笑顔で、
スキップをしながら冒険者ギルドに足を運ぶのだった。
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