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忍び寄る影

「あんなのっ!聞いてないわっ!はぁ...はぁ...」


館から一刻も早くはなれたいがためにアリスは

足に強化魔法を掛け、一目散に森を駆けるーー


「どうしましたか!問題でも!?」


何もない空間....暗闇から人影が出てくる。


「あいつの横にいる怪しい女よ!この世界の

奴じゃないのは知ってたけど冗談じゃないわ!

あんなの!勝てるわけがない!」


「落ち着いてください!何があったのか我々に

お話を!」


既にアリスの周りには黒服に身を包んだ集団...

()()達がいた。


「はぁ、はぁ....ふぅ。あいつ...アイは消滅魔法が

使えるようよ。」


「なるほど....」


消滅魔法は特別な技術、または相当の能力を

もっていないと使うことの出来ない技だ。

それは、宇宙でも少数の者しか使えない程の。


「下手をしたらこの世界は無理でも、私達の

()()まで侵略されるわ...」


「やはり、時を見計らって殺すしかありません!」

「そうだ!そんな奴がじっとしている訳が無い!」

「殺すべきだ!」


「聞いてなかったの皆!?

アイは消滅魔法を使え「お呼びですか?」


っ!


すぐ右横。首に息が当たるほどの距離。脇の下から

後ろに爆裂魔法を放ち、距離をとりつつ得意である

斬撃系の技、カマイタチを放つために神風剣(しんぷうけん)を抜き、そいつがいるであろう位置に振り下ろす。


「いきなり酷いですね。いきなり走り出すから

迎えに来てあげたんですよ?」


爆裂魔法をギリギリで転移して避け、斬撃に斬撃魔法を当て、防御される。


「分かったわ。何でも言う通りにするから

この人達には手を出さないで。」


「私もぉ、上から手出しはするなって言われてるので、大丈夫ですよぉ?あいつも待ってますし、

先に戻ってますねぇ?あなた達もぉ、あんまり長話

せずに帰ってくださいねぇ。」


それだけ言うと、館の方角にアイは戻って行った...


「そういうことよ。何をしても無駄。いいから

あなた達は帰りなさい。私だけでなんとかするわ」


「ですが!王女様であるあなたが死なれては!」

「私が代わりに!」「私が!」「あなたである必要はないです!」「女王様!」


「あいつは()を待ってるのよ。

私以外が行ってどうするのよ。それに....

さっきの近距離の爆裂魔法。あと少し早く打ってたら

火傷くらいはさせられたわ。

手数と不意をつければ....もしかしたら...」


(この先殺されない限り時間はいくらでもある。

隙を見計らって....その為にも。)


「いまアイはあの男に夢中みたいだし、

あの男といれば手出しはしてこないはずよ。

それに、隙も出来るかもしれない。

安心して、私に任せて欲しいの...」


「分かりました。ですが、いざと言う時は我々が...」


「ええ。その時は、必ず...」


それだけ言うと、アリスーーー


()()()()()()()は館へと戻っていった。






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