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ダメ女神からゴブリンを駆除しろと命令されて異世界に転移させられたアラサーなオレ、がんばって生きていく!  作者: タカハシあん
第31章

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1608 ラージ(竜の魔物)

 なにやら巨人になるのが楽しいようだ。


 食べては巨人になり、限界がきたら栄養剤を飲む。かなりキツいと思うのだが、タルガは一向にへこたれない。一日二回も巨人になり、二日目には一時間も巨人でいられるようになっていた。


 ……こいつ、逸材どころの話ではないな。もう才能の塊だ……。


「オレは英雄でも育てているのか?」


 飲み込みも早いし、なにをやらせても数日で上手くなっている。マリルと同じ系統かもしれんな……。

 

「一時間二十分か。確実に記録を伸ばしているな」


 まあ、限界までやっているので元に戻ったら糸が切れた状態になっているがな。


 スポーツ飲料水を飲ませ、起き上がれるようになったら栄養剤を飲ませた。


「今日はこのくらいにしておくか。休むのも仕事だからな」


 さすがに巨人になる負担が蓄積されていると思う。今から明後日までゆっくり休ませるとしよう。


「マンダリンに乗ってもいいですか?」


「無理しないていどにな」


 過保護になっても窮屈だろうから、マンダリンに乗ることは許しておく。


「オレはホームに入る。たまに荷物整理しないと重要なものを消えてしまうからな」


 今はミリエルがいないので、手が空いているオレがやらねばならんのだ。


「寝過ごしても構わんからゆっくり体を休めろよ。オレはここから入るから」


 タルガを帰らせ、姿が見えなくなってからホームに入った。


「ガレージの奥からやるか」


 広げた分だけ荷物が増える。本当にもう二人くらい追加して欲しいものだ。それかホームに入れたら十五日ルールを消してくれ、だ。


 夜まで続け、雷牙が入ってきたら止めるとする。


「ラダリオンは?」


「巨人のところにいるよ」


「もう連れてったんだ。問題なく過ごしていたか?」


「うん。生活が落ち着いたからか畑を耕し始めてたよ」


「おー。ついに始めたか。ゴブリンはどうだ?」


「現れてないみたい。ラージって竜の魔物は現れているみたい。かなり大きい魔石が取れるみたいだよ」


 抱えていたコンテナボックスの蓋を開くと、ソフトボール大の濃い緑色の魔石がゴロゴロと入っていた。


「かなりデカい魔物なのか?」


「山黒と同じか、一回り大きいかだね。散弾でなんとか足止めできるくらいだって言ってたよ」


 装甲車並みの防御力か。とんでもないのがいるところなんだな。


「まあ、ラダリオンなら問題あるまい」


 SCAR-Hを使えば倒せるだろうよ。巨大化したら対物ライフルの弾くらいになる。まず勝てる魔物……がいると考えたくないものだ……。


「そうだね。魔石はボックスロッカーに入れておくね」


「ああ。頼むよ」


 あちらも魔石はいくらあっても構わない。銃の弾を造ってもらっているからその分を食費に回せれる。ありがたい限りだ。


「タカト~! お酒が入ってたけど、中央ルームに運んでおくね~」


「おー! 頼む~!」


 ミリエルにコレクションを使われたときはショックだったが、山崎さんのところで山崎っぽいウイスキーを造ってもらえた。


「次はスモーキー系のウイスキーを造ってもらうかな」


 舌が肥えるのも困ったものだよな。シェリー系なんて舌に合わなかったのに、今ではその美味さを理解してしまった。もうストレートでガンガン飲むようになってしまったぜ……。


「ガーゲーにも持ってってやるか」


 コレクション棚が山崎っぽいもので埋められてしまう。オレはいろんな種類があることが幸せなのだ。一種類で棚を埋められても嬉しくないんだよ。


「よし。今日はこのくらいにしておくか」


 オレも今日はウイスキーに染まった舌を休ませて、ワイン味で変えてやろう。久しぶりにロゼなんて飲んでみるか。


「タカト、またお酒が入ってきたよ」


 ボックスロッカーを開けた雷牙が呆れている。


「生産を始めたか?」


 十二年物ならとんでもない金額になるだろうが、さすがに四十本近く入っているとありがたみはなくなるもんだな……。


「巨人たちにも飲ませてやるか」


 アルコール度数が高い酒。瓶一本でも酔えるだろうよ。 

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