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XLVIIth

今日はウミスミレなるものを探しに行こうと思います。

ちょっと私のことがすきすぎるふしのあるクティーラには、

「ついてこなくていい、 絶対についてこなくていい」

と大事なことなので二度言いました。

………ところでそこの女王、後ろの働きバチ達と、持たしている食べ物は何?



当初この時間はデュカリスのぶらり一人旅をお送りする予定でしたが、

都合により予定を変更してデュカリス様御一行御遊覧をお送りします。

―――マジッすか!?



道中のたびは省略します(旅紀行なのに)。


目的の場所につきました。

海底一面にに緑と紫が風に吹かれているように揺れているのには癒されます。

……まぁ偶にモンスター化したりする株もあるようなので癒しだけではありませんが。

私が優雅に花畑を眺めていると、本来はここについてくるはずじゃなかった女王が、

そっと、『黄金の蜂蜜酒』を差し出してきました。気が利きますね。


このウミスミレが、植物でなくウミユリのような動物なら近づいてみると「うわっキモっ」て感じですが、

私には遠く及ばなくてもこのウミスミレ畑は美しく幻想的です。

こんな幻想的な風景があるのなら海の中もいいところですよね。

……それでも結局花より団子ですが。『黄金の蜂蜜酒』美味しいですぺろぺろ。


もうすぐ帰る時間になるのでなんかぼ~っと風景を見ていたら

なにやらこの世界では生きていけそうにもない種族に似た影が一瞬向こうに見えた気がします。

……あれは、…ヒトガタ?   …いえ、気のせいですよね。

ふらぐ?

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