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第参拾髭話

ある意味最低系主人公

他の生物の恨みを浴びることで自身の恨みを再認識させる。

客観的にみると私の精神も大概アレになってますね。やめるつもりもないですが。


別に冒頭で無事非なる虐殺を行っておきながら悲しい過去があったから~、って赦されたいってわけじゃありませんよ。世紀末でもないんですから。

むしろ、自分が『想うがまま、望むがまま邪悪』であった、とある王族の方が理解から近いとこにある気がします。


自分がそうしたいからそうした。答えは聞いてない。で完結している。

認めさせることはあっても認めてもらうなんてつもりは無い。頂点に立つ者のあり方です。

むしろ認めないなら……「じゃあ、死ね」でおしまいです。領民に対等に関わったならなめられて終り、です。



たとえ話をしましょう。異世界に飛ばされて強欲な領主の下厳しい生活を強いられている領民を見た主人公は謀反を村人たちに起こすよう呼びかけます。

そして、討ち入り当日。村人たちは揺動、主人公裏口から、別行動で領主の館に討ち入ります。


ここで、ロールプレイングです。あなたは、ただの村人Aです。


正しいことをしているけど『力』のない人と、間違ったことをしているかもしれないが逆らったら平気で一族郎党皆殺しにする人。

もし、リアルで自分がなんの力も持たない領民ならどうします?現実的な解答例を出しましょうか。……恐らく―――


「なぜ俺がここに来ると判ったんだ」

「コイツラが教えてくれたのさ」

「ばっばかな、どうしてだ、村の皆だってわかってくれたはずなのに。」

「……………ごめん、ごめんよ~。オラ達にだって生活があるだ~」

「あっ?お前ら文句あんのか?あんっ?」

「…いえ……ありません」

「じゃあ、コイツへのトドメはお前がさせ。」

「やっやめるんだっ!!!!」

「ゴメン、ゴメンよ~」

「うわ~っ」ザシュ


きっとこんなものです。ちなみに、脚色はしてありますが実際にあった話ですよ?


みんな平等に救ってあげようっていう綺麗事で物事を考える現代人の平民と、自らの意思を至高とする私たち王族の違いです。

理解者などを求めようとはしていない。前提が違うんです。



あ~~っ駄目ですね。なんかヒトみたいな思考になってましたね。無駄な考え事で時間を潰すなんて。

ですが、あの『目』が悪いんです、きっと。あの『目』、

どこかで見たような気がするんです。失礼ながら姉のような、申し訳ないけど妹のような、

思い出すのも気持ち悪いあの転生者のような、思い浮かばないけどどこかの誰かの様な……。

前回の後書きの瑠璃ちゃんは、

漫画を読んだり勧めたりするのが好きな女の子という設定で、

世界観のまとめのため没になった主人公だったりします。

ルリ「瑠璃だからルリスズメって安直すぎでしょ」みたいな話でした。

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