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東方逆接触  作者: サンア
35/66

食べ物話

原因


レミリア「お、この彫像気に入った咲夜これも買うぞ」


咲夜「はい」


レミリア「よしこの絵画もだ。ふむなかなか良いじゃないか」


咲夜「はい」


レミリア「おいおいおいこんな作品まで幻想入りか、たまらんな……買おう」


咲夜「はい」


レミリア「さて会計は?」


咲夜「腎臓一つといったところでしょうか」


レミリア「えっ……」


浪費癖


「さて美鈴」


「はいお嬢様」


 荘厳な部屋にこれまた荘厳な玉座。右手は左肘に左手の甲へ顎を乗せ、足を組みやや前傾姿勢をとって玉座へ座る幼女、レミリア・スカーレット。


 小さな身体にやや大きめの玉座は一見すると不釣り合いに思えるが、彼女の纏う雰囲気がそれを感じさせぬように鋭く尖っていた。


 レミリアは笑っていた。八重歯――牙――を剥き出しにして楽しそうに笑っていた。


 玉座の前にかしずいて頭を垂れるのは紅美鈴。紅魔館の門番で、目前のレミリアとは主従関係にある。無論レミリアが主人だ。


 気の察知に敏感な美鈴が主人の発する雰囲気に気付かぬはずがなく、肌が裂けてしまいそうな空気に額から冷や汗を流した。


「貴様は私の命令を破った……いや守れなかったというべきか? ……まあどちらでもいい」


 くつくつと笑みをこぼして、無邪気にしかし威厳を損なわぬように美鈴へ告げる。


「目的を達成出来なかった。重要なのはそれだけだ」


 レミリアは蝙蝠のような羽根を羽ばたかせた。室内に風が巻き起こり、美鈴が被っていた帽子が高い天井へと飛んでいく。


 レミリアはほんの少し浮かび上がり、やや前に移動すると着地した。かつかつと靴音を二度鳴らし、羽根をピクピクと細かく振るわせて畳んだ。


「失敗には寛容であるべきだ。父の言葉だ。お前も聞いたことがあるだろう」


 美鈴は古参の使用人だ。先代の頃から紅魔館で働いている。レミリアの言うようにその言葉は先代から聞いていた。


 失敗を咎められたことは一度もなかった。出来が良い使用人とはいえない美鈴だったが、怒られたことすら数える程度で怒鳴ったり暴力を使う人……吸血鬼ではなかった。


 貴族特有の傲慢さもなく、自身の誇りより家族や使用人の営みを大事にする心穏やかな性格で、それなのに途方もなく強く気高かった。


 そして、今のレミリアとそっくり――いや、同じ笑い方をしていた。


「私はこの言葉を大切にしている。だからお前の失敗は許す……許すが……」


 ドン! ドン! ガン!


 何の音だ。驚いた美鈴はつい顔を上げた。すると目の前に膝と手と額を床に叩き付けたレミリアがいた。


「お、お嬢様……」


「この食糧難をなんとかして下さいお願いします」


 恥も外聞もなかった。切羽詰まった時の笑いは、本当に先代そっくりだ。


 食糧難、正確には財政難も重なっているのだが、現在紅魔館が抱える問題の中で一番深刻なのは前者だ。


 原因は使用人だ。紅魔館の使用人はほとんどがメイド妖精とゴブリンであり、主にゴブリンの働きで館の体裁が整っている。


 家事全般と力仕事をこなし、中には魔術に精通している者もいる。労働力としても魔法使いの助手としても非常に優秀だ。


 見た目はまあ少々恐ろしいが、小柄な体格は部屋を圧迫しないし、穏やかで聞き上手な性格は良い話し相手にもなる。


 やんちゃで無邪気なメイド妖精とは対照的だ。能力でもそうだろう。ゴブリンを使用人に雇う前は、それはもう……なんなら雇わない方が良かったのではというくらい……。


 まあ咲夜の教育が行き届いた今では普通の労働力にはなっているが……問題はそこではない。ゴブリンとメイド妖精の能力の違いであったり優劣であったりはどうでもいい。


 問題は、ゴブリンとメイド妖精が恋愛をして子を生したことだ。



「先越されちゃいましたねぇ」


「そうね」


 談話室でしみじみ呟いた美鈴に咲夜は笑顔で答えた。片手には育児関連の書籍がある。


「ゴブリンと妖精で子供出来るんですね。ゴブリンはともかく、妖精は繁殖が必要ない生き物だと思ってました」


 咲夜が淹れた紅茶をズズッとすする。行儀が悪いわよと咲夜が苦笑いを浮かべた。


「パチュリー様曰く、ゴブリンは基本的にオスしか存在しないから他種族との交尾が可能なんだって」


「へぇ」


 頬杖をついての軽い返事だが、決して適当に受け流してるわけではない。リラックスしてるだけだ。


「でも妖精相手はかなり特殊なケースになるそうよ。パチュリー様に報告したら、凄く驚いていたわ」


「ですよね」


 妖精には死というものがない。首を斬っても、心臓を刺しても、毒を飲ませても、窒息させても、死なない。いや正確には死ぬ。


 もっと正確にいうと消滅する。そしてしばらくすると元通りに復活する。“一回休み”と呼ばれる性質だ。


 基本不死身の生き物が子孫を遺すのは不自然なのだ。美鈴もそう理解しているし、幻想郷でも一般常識だ。寺子屋でも教わる。


「ゴブリンの性質が影響してるのか、妖精にも繁殖能力が備わっていたのか……パチュリー様はしばらく引きこもって研究するって、こあさんが」


「ふ~ん」


 育児本に目を落とす咲夜の顔は輝いていた。どうも子供が楽しみで仕方ないらしい。


「でも当面の問題は“貴女”ね」


「ああもう忘れてたのにぃ」


「忘れてちゃダメでしょ」


「でした」


 美鈴は頭を抱えて机に突っ伏した。食糧問題は何も解決していないのだ。


「運動会優勝してればなあ……」


「後半の霊夢は凄かったわね」


 数日前の運動会のことである。中盤まで優勢だったのだが、後半になってあっさり逆転されてしまった。急に動きが別人のように変わった気がする。


「お酒入ってたみたいだけど」


 酒は巫女の燃料らしい。非現実的だが、幻想郷では非現実こそが現実なんだ。多分。


「きっと彼に贅沢させてあげたかったのよ」


 その方が納得出来る。ただでさえ強い霊夢を更に強くする要因の一つが彼だ。“人間”は誰かの為に強くなることが出来る。気持ちや想い、感情が根本にある生き物だから。


 美鈴だって彼の為に強くなれるだろう。でもそれは、人間の強さとは別のものだ。


「でも運動会の賞品程度じゃあ、付け焼き刃にしかならなかったわよ」


「それもそうか……」


 ゴブリンか妖精か、どちらが産まれるかまだ正確にはわかっていないが、成長の早い生き物には違いない。


 それが数十単位で増えるのだ。ただでさえ使用人が多く、軽い財政難が始まってた頃にこれだ。


「お金も何とかしないと根本的な解決にならないし……難しいなあ……」


 食糧だけなら、釣りなり狩りなり採集なりなんなとあるが、必要量を考えると効率が悪い。


 農業が理想だ。庭の一部を野菜畑にしているが、趣味の範囲に過ぎないし、庭全てを使っても賄うには厳しい。


「あ、足りないなら増やせばいいんだ」


 ガタッと椅子を立つと窓際に移動して窓を開けた。身を乗り出すように手を突き、館の裏側にある広大な森を見下ろした。


「何か思い付いた?」


 パタンと本を閉じて美鈴の傍らへ歩くと、美鈴は勢いよく振り返った。先程までの悩み疲れた表情は不敵な笑みへと変わっている。


「とりあえず、開拓です!」



 湖から紅魔館への林で挟まれた道は、増えた来客の為にレミリアの指示で美鈴が整備したもので、元々は林というより森の中にある屋敷だった。


 目が洗われるような濃く鮮やかな緑の木々が、館の右側の丘を登るように生い茂っている様はいつ見ても感動する。


 左側の木々の海もそうだ。遠くに見える山々までうねうねと地の高さに影響されながら、枝と葉の色を変え、途切れることなく山のふもとへ……そして山を越えて更にその先まで続いているのだろう。


 裏側もそれと似たようなものである。いや、であったというべきか。


「ふんっ!」


 分厚い鉄の斧を大きく振りかぶり木の幹へと叩き込む。本来その行動を数回繰り返して伐採するのだが、妖怪の力と規格外の斧にかかれば一撃で済む。


 斧と同じ太さの空間を一瞬残し、周りの木の枝と枝がぶつかりながらゆっくりと倒れていった。


 既に紅魔館の敷地ほどの広さが切り開かれていた。伐採された木を運んだり、切り株を掘り出しているのはゴブリンだ。


「こんなもんですかねぇ」


 額の汗を手首で拭い、斧を地に立てて背後へ振り替える。紅魔館の外壁の側に積み重ねられた木が並んでいた。掘り出された切り株も一ヶ所にまとめられている。


「切り株掘れたら、耕して、肥料まいて、うね作って、種植えて……この辺の作業はフラン様にも手伝ってもらおうかな」


 大変だが、フランの性格ならきっと楽しんでくれるだろう。それに誰かと共に働くことを知ってもらいたい。


 紅魔館の窓からレミリアが一連の作業を眺めていた。何かの畑を作ってるらしい。妥当な判断だ。足りてない食糧を補い、なおかつ人里などで販売する余裕もありそうだ。


 多分、そこまで考えて開拓したのだろう。抜けてるように見えてしっかりしている。


 優秀な従者だ。父の代から居る者はみんなそうだが、中でも美鈴はずば抜けてる。


 咲夜が来るまではメイド仕事を仕切っていたし、戦闘能力は超一流。医療にまで精通しているのだから恐ろしいくらいだ。


 美鈴だけではない。咲夜もパチュリーも小悪魔も、ゴブリンもメイド妖精だってそれぞれ特技があり、紅魔館、私を助けてくれている。


 情けない主人だ――パチュリーと小悪魔は正確には従者ではないが、立場上はそうなっている――。今回の件も本来は私が何とかしなければいけないことなのに……。


「せめて労ってやるか」


 なにか良いものを食べさせてやりたい。食糧難で財政難にこれは問題か……いや少なくとも美鈴には、多少の贅沢は許されるはずだ。


「好きなものでも……あいつの好きなものってなんだ? 中華か? なんでも食べるしなあ……」


 咲夜に相談……あいつはあいつで子育ての準備に忙しかったな。パチュリーと小悪魔は研究中、フランに頼るのは姉としての面子がある。


「……あっ」


 良いことを思い付いた。これならきっと喜ぶ、確実に喜ぶ。善は急げだ、早速出掛けよう。


 部屋に戻って身支度を済ませ日傘を手に、レミリアは紅魔館を出発した。



「わあ! これはご馳走ですねぇ!」


 仕事を終え、食堂に呼び出されるとテーブルにたくさんの料理が飾られていた。


 チャーハンや餃子など中華料理が中心なのは、美鈴に気遣ってのことだろう。


「今日はご苦労だった。食糧難にこんなこと、と思われるかもしれないが分けてもらった物だから安心して食べてくれ」


 歓声が上がる。最近の食卓はよほどひもじかったらしい。飛び付くようにテーブルへ殺到する。


「待て!」


 そこへレミリアの一喝。主人の命令に一斉に従い止まる忠誠心はあるようだ。


「手洗いうがいが先だ」


 大事なことではあるが、なんとも威厳のない命令であった。


 手洗いうがいを終えた使用人達は気持ちが落ち着いたのか、ご馳走への興奮は残しながらも行儀良く食事を始めた。バイキングのように各々自由に取り分けて、好きなところに座って食べている。


「こあ小籠包」


「私は小籠包じゃありません」


「学校の教師か、いいから取ってきて」


「しょうがないなパッちゃん」


「パッちゃん!?」


 研究に勤しんでいた二人も楽しんでいるようで何よりだ。ゴブリンやメイド妖精もみな明るい表情で料理に舌鼓を打っている。


「ねぇお姉さま、フラン頑張ったの! 土を盛り上げてね、種まいてね、それでねっそれでねっ」


 あとつなぎ姿の妹が非常に可愛い。美鈴ナイスマジナイス。いや本当に感謝している。


 フランが社交性を身に付けていったきっかけは霊夢と魔理沙だが、直接手伝ったのは美鈴だ。咲夜の教育も……思えば自分も彼女から教育を受けている。


 頭が上がらないな。


「咲夜さんこのチャーハン凄く美味しいですよ!」


「私はこっちのエビチリが好き」


「あ、ちょっとパチュリー様焼売取りすぎですよ!」


「うるせぇ愚民がっ!」


「愚民!?」


 昔はこんな欲求に正直な者ではなかった気がするが……でもこの無邪気な美鈴を見ているのも良い気分だ。


 あらかた食事が終わるとデザートが運ばれてきた。ガラスの器に盛られた杏仁豆腐だ。


 その杏仁豆腐を運ばれてきた人を見て使用人達が驚いた。咲夜の硬直などそう見られるものではない。


 彼と霊夢だった。彼の料理だろうとは予想していたが、霊夢まで居るとは……いや居るのはおかしくない、彼がいるのだから。


 手伝っているのがおかしいのだ。このぐうたら巫女が、一応人間の味方のこのナマケモノコウハクが、妖怪のために働いているのだ。


 人里に知れたら事件になりかねない。


「どうぞ」


「は、はい、ありがとうございます」


 なぜだか緊張してしまう。特に怒っていたり不機嫌な様子もない。いつもの霊夢だ。


「どういう風の吹き回し?」


 驚きはしたものの、動揺していなかった咲夜が質問した。


「レミリアの交渉に旨味があっただけよ」


 霊夢は淡々と答え、配膳が終わると咲夜の正面に座り杏仁豆腐を食べ始めた。わざわざ咲夜の正面に座ったのは、二人が友人だからだろう。レミリアはそう解釈した。


「さて美鈴」


「はいお嬢様」


「経過を聞きたい」


 しばらくするとレミリアは美鈴と咲夜以外の使用人を休ませ、作業の進展を尋ねた。ワインボトルをテーブルに置いているあたり、世間話の延長に過ぎないようだが。


「土地の開拓は終わって……早い話種まきまで済んでます」


 フランから聞いていたのでそれはわかっていた。


「なるほど、何の種にしたんだ?」


「小麦です」


「だろうな」


 穀物か芋類だと予想していたので驚きはなかった。小麦なら汎用性も高いし、人里での販売も競争相手が少ない。なんならパンを作って売ってもいい。


「よくやった、感謝する」


「光栄です」


 二人はグラスを重ねた。


「カッコつけてるとこ、悪いのだけれど」


 二人の祝杯を遮ったのはパッちゃんじゃないパチュリーだ。やや酒が入って頬に赤みを帯びている。


「どうしたパチュリー?」


「収穫まで軽く八から九ヶ月あるのだけど、それまではどうするの?」


 空気が凍った。


 最初にレミリアは霊夢を見た。テーブルに突っ伏して眠っていた。良かった。


「めめめめ美鈴がががななななにも考えてないわわけけ」


 まあものごっついわかりやすく動揺し始めたレミリアは一縷の希望を胸に美鈴を一瞥したが、美鈴は冷や汗を流してそっぽを向いていた。


「おちおちおちちおちん違う落ち着けまだあわわわわわわ」


「そんなこったろうと思ったわよ」


 パチュリーはやれやれといった表情をして友人であるレミリアへ話し始めた。


「伐採した木があるでしょ? あれを木材として売りましょう」


「……パーフェクトだパチュリー」


「感謝の極み……じゃないわよバカ。そもそもお金が無くなったのだってね」


 パチュリーによるレミリアへの説教が始まった。美鈴は次は自分の番かなと泣きそうな表情で窓の外の畑を眺めた。


「じゃあ結局パチュリー様とこあさんが」


「うん、運動会の前に手紙届いた」


「私は手紙を届けただけですが」


 なんとパチュリーはこの事態を読んでいたのだという。人里の住人と深い親交がある彼から上白沢慧音を通して、卸売業者の伝を得ていた。


 運動会の前となると、紅魔館の財政難が明るみに出始めた頃だから即座の行動といえる。


「レミリアが神社に来たら慧音に手紙送るように言われてたから、萃香に持っていってもらったよ」


 レミリアが美鈴に頼ることも、美鈴が小麦の栽培をすることも、レミリアが彼と霊夢に交渉することも、読んでいたらしい。


「流石ですわ」


「博麗の巫女が交渉に乗るとは思っていなかったようですがね」


「うん、レミリアもびっくりしてた」


 彼はそういって隣で眠る霊夢のリボンを優しく外し、軽く髪を撫でた。


 霊夢はうへへと笑って反応した。寝ている時や酔っぱらってる時はこんなに可愛いのに、と咲夜は思った。


「旨味がある交渉だなんて言ってました」


「小麦を分ける、という条件だと予想してました……パッちゃんが」


 クスッと咲夜が笑う。小悪魔は恐持てだがユーモラスで気さくな性格だ。


「ううん」


 彼は否定した。


「色々条件は出されたけど、霊夢は断ったよ」


「あら意外」


 咲夜は目を丸くして口元に手を当てた。


「そうでもないさ。私は読んでいた」


 咲夜は首を傾げる。なんのことか理解出来ない。


「美鈴さんやパチュリー様と同じだよ」


「…………」


 まだわからないでいる。目を細めて小悪魔をにらみ出した。焦らすから拗ねているようだ。


「大切な者を助ける為なら、自分に出来ることはなんだってしたいのさ。美鈴さんは大切な主人の為に、パチュリー様は大切な友人の為に」


「はい、わかります」


「霊夢は大切な友人の咲夜の為に」


「…………え」


 本日二度目の咲夜の硬直。


「友達を助けるのに条件なんて必要ないわ、だって」


 そして彼の言葉で咲夜の顔がどんどん赤く染まっていった。咲夜は恥ずかしさに耐えきれずに席を立つ。


「き、今日はもう寝ます」


 指と指を合わせる。弾く前に小悪魔が霊夢を指差した。パチンと音が鳴ると、咲夜と霊夢の姿は消えていた。


「昔はよくこんな顔を見せてくれたが」


「人は大人になるからね」


「そうだな……」


 涙目で正座しているレミリアと、喘息はいずこへ消えたのか怒鳴り散らすパチュリー、その背後で居眠りを始める美鈴。


 二人は視線を合わすと軽く口角を上げ、ワイングラスを傾けた。



こういう話を書きたかった。今まで適当になり勝ちだった咲夜さんを可愛く書けたので私は満足です。


うちの霊夢はつまりはこういう子なんです。友達の為なら頑張るんです。ナマケモノコウハクから博麗霊夢に進化出来るんです。


蛇足なその後



 咲夜は霊夢を客室のベッドまで運び、袖やらを脱がして側の机に畳んで置いた。顔が熱い……全く普段はナマケモノな癖に。


 早くもベッドで心地よさそうに転がっているこの巫女は……紅魔館が大変だと私も辛くなると思って……。


 駄目だ。どんどん顔が熱くなる……ちょっと散歩して顔洗って寝よ。


「……ありがとう」


 咲夜は小さく呟くと指を鳴らして消えた。


「……どういたしまして」


 霊夢は赤くなった顔で小さく笑って呟いた。



二人とも慣れてないから恥ずかしいけどちゃんと気持ちは伝えたい的なこんな感じの友情大好き。


こあさんはほぼオリキャラですがまあみんなのこあさんも基本的にオリキャラですよね。だから私は恐持て長身巨乳こあさんをあきらめない。


次回はもっと飛び抜けたギャグがしたいけどネタがない! 募集中! マジで!

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