↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
6/37

【南北朝の終焉とその後の火種編】第六段 大宰府奪還

【南北朝の終焉とその後の火種編】第六段 大宰府奪還


-------------------

前の段で少し触れた、あの今川了俊という男についてだ。あの一件だけ見ても、なかなか食えない策士だという印象を受けたので、詳しく書き記しておこうと思う。

________________________________________

篁様へ申し上げ候。

前段にて申し上げ候大宰府攻略の仔細、今少し詳しく書き記し候。

今川了俊なる者、幕府より九州探題として遣わされ候武将にて、~~~~~~~~~

________________________________________

現代語訳

篁様、報告します。

前回ちらっと話した大宰府攻略について、もう少し詳しく書いておきます。

今川了俊っていう男は、幕府から九州探題として派遣された武将なんですが、南朝の勢力を削るために、かなり周到に策を練ったみたいです。九州は長年南朝の地盤が固かったんですが、了俊は力攻め一辺倒じゃなくて、あちこちの豪族を味方に引き入れたり、兵糧の補給路を断ったりして、じわじわ追い詰めました。

そうやって、とうとう南朝の拠点だった大宰府が了俊の手に落ちたわけです。これで懐良親王の勢いもガクッと落ちてしまって……。政治っていうのは一朝一夕にはどうにもならないものだと、見ていてつくづく思い知らされました。

________________________________________

策で攻め落とすというのは、ある意味で刀を交えるより性質の悪いやり口だと、我は思う。だが、それもまた戦の一つの形なのだろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。