第21話 大宴会6
おはようございます。
投稿です。
ガチンッ!
《ふふっ?笑ったぁ?》
〔蔑みの笑い……か?〕
何かが、ユウバの心にぶつかった!
それは、怒りだろうか?
それとも、若者達に対する嫉妬であろうか?
戦って野望を止めようとする両親、妹か?
それ程思われている、あの若者。
そしてあのゴーレム。
なんだあの仕上がりは?私に比べればオモチャに等しい、だがよく出来ている。
認めるぞ、その実力!
この者、ゴーレムに対する思いは本物だ。
そして笑う魔女回路。
〔うん、よいわぁ、これはよい、あははっ!利用させてもらおうかぁ!こ奴が村長になれば、この村は混乱するであろうなぁ、そこを利用する。どうにかして勝たせたいのぅ……我が参戦するかぁ?一さん、私は参戦出来ないのか?〕
「一さん、私は参戦出来ないのか?」
「!?……参戦されるのですか?どちらに?」
〔あの若者、あのゴーレムに興味がある〕
「あの若者、あのゴーレムに興味がある」
「!」
「どうすれば、参戦出来る?それともこの村の住人以外、参戦は出来ないのか?」
そう言って、女神チャウに顔を向けるユウバ。
目が合ったのは、雷蛇だ。
(かあちゃん、参戦するのか?)
(できれば)
(どっち?)
(ゴーレムが気になる)
(あのゴーレム使い、卑怯な奴だぞ!オレは気に入らん!)
(なにがあったの?ベビィ?)
その、色々と。
なぜ抱っこ?ちょっと、いやかなり気に入らない。
それは私のベビィなのに!
(あいつら、女神チャウしゃんのお風呂、覗いたんだ!)
(……は?)
(オレを捕まえた女の子がそれを止めようと、注意したんだ!)
(……勇気ある女の子ね)
(うん、相手は5人もいたのに、勇気ある!)
ここでユウバは思った。
おそらく女神チャウは気がついていたはず、不届き者達を試したのか?それともその女の子やベビィが、どう動くか見たかった?
(でね、見つかったら、女の子を突き飛ばして逃げたんだ!)
身代わりにしたのか?それとも時間稼ぎか?悪いことに関しては小狡く知恵が回る奴だな。
(でね、あいつら女神チャウしゃんに酷いこと言ったんだ、胸が小さいとかアンダーも緑なんだ、とか!)
(!……アン……ダー!?)
(うん、よくわかんないけど、そう言ってた!きっと酷いことだ!)
(……ベビィも見たんでしょう?)
ぎくっ。
(……ち、ちょっとだけ)
これだから男ってやっつわぁあああ!
(……ど、どこを見たのかなぁ?)
動揺を隠し、なるべく平常心で質問するユウバ。
(おっぱい)
素直に即答するベビィ。
好きだな、ベビィはオッパイが!
その行為、パーフェクトではありませんな!どこからか、お怒りの声が聞こえたような気がした。
(それがね、かあちゃんのより小さいんだけど、なんかピカピカして凄くキレイだったの!)
ベキッ!
ベビィこと雷蛇は、確実にユウバの何かを踏み抜いた。
その時、女神チャウの腕が動き、優しく白黒ネコの頭を撫でた。
その動作を見逃さない各ユウバ達!
目が合った。
「!」
《!》
〔!〕
(……なんかお母さん、ゴーレム使いに応援したくなってきちゃったなぁ)
(えええ!?な、何でだよ!かあちゃん!?)
(ゲスト枠空いているし、参戦しようかなぁ……ちらっ)
一を一瞥するユウバ。
今回はここまでです。
次回、ユウバさん参戦です、バトルは23話くらいからでしょうか、お楽しみに。
今のところ次回投稿は、明日の朝を予定しています。
サブタイトルは 第22話 マシンダガン・ユウバ参戦! です。




