第14話 おお、女神さま
おはようございます。
投稿です。
魔女回路は一気に青ざめた。
気づかれることはない、と確信していたのだ。
〔チッ……様子見だな……暫くは動くまい〕
いや、動けないのだ。
魔女回路は、マシンダガン・ユウバ以外に行くところが無い。
この世界にユウバ以外、受け入れてもらえる場所はないのだ。
魔女回路はこの時、村長カラビンと眼が合った気がした。
〔……この私が恐怖を感じるとは……口惜しや……〕
そんな内部事情もしらない雷蛇くん。
食べる、食べる!
ちょっとは遠慮しなさい、とユウバが注意するくらい食べる!
「いや、いや、これだけの食べっぷり、見ていて気持ちがいいくらいじゃ!」
「村長、追加持ってこようか?獣人族って食べるンだなぁ!」
《食べ過ぎて、気持ち悪くならないかしら?》
「し、しらないわよ!」
通常は警戒するユウバだが、ベビィがあまりにも自然体だったので、気兼ねなく会話が進む。
《ノーマル、変われ》
「いいけど?」
パシュ、と変わるユウバ。
「お?おやおや?」
早速気がつくドワーフ達。
「凄い機体だなぁ」
ギロリ、と睨む村長カラビン。
「そう睨むなよぉ村長!」
「私は、四月世界から来たマシンダガン・ユウバ、戦士だ。そこで無制限に食っている子供は雷蛇……一応私が保護者だ」
「ようこそ、女神の世界、五月世界へ。目的を聞いてもよろしいかな?」
肉を焼きながら、ズバリと核心を聞いてくる村長カラビン。
《どうするのよぅ?女神グネの移動に巻き込まれたって話す?》
女神の名前を出していいのか、迷うユウバ。
争いはない、と言われているが実際は分からない。
慎重に話しを進めなければ。
「そう警戒されますな」
「女神グネをご存じか?」
思い切って聞いてみるユウバ。
「!?」
《驚いているけどぉ?これってどんな反応?》
〔愚か者めっ!女神グネの名前は、切り札になったかも知れぬのに!〕
村長カラビンを取り巻く5人の若者達。
その5人の内、4人が笑い出した。
「あはははっ!グ、グネさまぁ!?」
「お前達、もしかしてグネさまに呼ばれたのか!?」
「不運だなぁ、げははははっ!」
「笑うでない!」
一括する村長カラビン。
「し、しかし村長、グネさまは異界でなんかやらかして降格されたとか?今回のバトルも連敗で……」
《!?》
「バトル?」
「黙りなさい、いいかよく聞け!月世界を渡ると言うことは命を縮めるということだ、魔力は倍増するがその分命は大きく削られる。この者達はその命を削ってこの世界に来たのだぞ、笑うこと、許さん!謝罪せよ!」
「!」
「……そうだったな、客人、許されよ」
「悪かった、命を削ってまでこの世界に来たのに、すまん」
《以外と素直じゃん!》
謝罪の言葉が、終ると、村長カラビンが話し始めた。
「女神グネさまの支配地域は、まだ北ですぞ、ここよりワシらの足で2日ほどか」
「貴重な情報、感謝する……?」
《ベビィ、寝てるよ!》
「あははっ!この子は大物になるぞ、両手に肉を持って、口を動かしながら寝ている!」
「大食いのワシらと等しく食っていたからなぁ」
《バトルゥ、高エネルギー体接近よぉ!》
「お?女神さまの帰還か?」
「《!?》」
「今回はどうだったんだろう?」
《このドワーフ達、私のセンサーと同等よ!エネルギー体に気がつくなんて!》
空からフワリ、と降りてくる緑の髪の女性。
「客人ですか?村長カラビン!」
綺麗な声が、淀みなく響き渡る。
「おお、我らが草原の女神チャウ!四月世界からの客人です!」
「グネさまの名を口にしました」
「グネ?グネが連れてきた客人?」
《西方から100人くらいの集団、ここを目指しているわぁ》
「お?帰ってきたか?」
ドワーフの村の住人達である。
外は雨、なかなか涼しくなりません。
秋はどこに?
小さい秋、突然来るのかな。
ツバメとか戸惑っていないかしら?
などと考えてお話し作っています。
あ゛あ゛、まだ2行しか出来ていないっ!




