表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
赤い目の少年冒険譚 (2025.05)  作者: MAYAKO
第二章 五月世界

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

89/246

第15話 女神チャウ     

おはようございます。

投稿です。


「どうでした?女神チャウ?」


 村長が女神チャウに話し掛ける。

 この世界では女神は身近な存在。

 目に見えて、話せる存在なのだ。

 過去の神話や伝説、お話しの中にあるだけの存在ではない。


「3勝2敗よ、全勝したかったけど、そうもいかなかったわ」


 スラリとした脚、引き締まった腰、筋肉質のスレンダーな女神である。

 ややつり目で、目の色は夕日のようなオレンジ色だ。

 その容姿、雰囲気は猛禽類を思わせる。


「3勝ですか、勝ち越しですな。ではクラスどうでした?」


「ええ、上がったわ、これで皆の暮らしも少しはよくなるはず!」


 ……おおおっ!……

 ……我らが女神!……

 ……女神チャウに感謝を!……


「ふふっ、みんなが頑張ったからよ」


 続々と増え出す村の住人。

 どうやら、そのバトル観戦からの帰りらしい。

 その中には、明らかに重武装のドワーフが数十人目撃される。


「この世界、争いは無いと聞いたが……」


《バトルゥ、この女神さま魔力ゼロよ!》


(計測器のエラーか?)


《隠しているみたい、今の計測器じゃ計れないわぁ》


 村長が軽く咳払いをし、ユウバに近づく。


「マシンダガン・ユウバ殿、そこらで止めておきなさい。我らが女神、機械で計ろうとは不遜ですぞ、女神チャウは許してくれようが我ら眷属、気に障る者もおりますでな」


《!》


「これは、失礼した……」


 速攻で謝るバトルモード・ユウバ。


「女神チャウどうかお許しを。私は四月世界からきたマシンダガン・ユウバ、元パンクザスチーム共和国の戦士です、横に寝ているのは雷蛇、私を……母と慕う者です」


《周囲のドワーフもぉ魔力や実力を上手く隠しているぅ、ここでは私も小物みたい》


「慕う?いい言葉ね」


 そう言ってオレンジ色の瞳が輝く。


「確かにその子はグネの眷属ね、グネは、こんな小さな子と契約したの?子供の命を削るなど!この子は何者です?」


 だからグネは嫌われるのだ!と怒りを滲ませる女神チャウ。


「え?」


 戸惑うユウバ。

 何者と言われても、説明が難しいというか単に戦士と言うか。


「異界を渡れば命が奪われる、余程の理由があったのでしょうね」


《……それは……本当のお母さんである聖女を助けるため》


(ノーマル、黙っていろ!)


「誰かグネに連絡して!あの者は5戦全敗、異界にて怒りを放ったため5階級降格になっている」


「5階級も!?え?では?」


「今は8級よ、眷属共も苦しいでしょうね、食料か何か持って行って!私の名前を出せば受け取るはず、村長、異界の客人を広間に通して」


「客間ではなく広間へ?」


「ええ、今日は戦勝祝い、この世界のことも話してあげましょう」


「女神チャウ、それは女神グネのお仕事では?この者達はグネの眷属でしょうに」


「村長、グネはそれどころではないわ、5階級も落ちたのよ、これから大変よ。ユウバ、祝いの席で余興がある、この世界でのバトルだ、楽しみにされよ」


「女神チャウ、この女神の五月世界にはバトルは無いと聞きましたが?」


「ふふっ、ドワーフ族やゴブリン族、部族間の争いはない、あるのは私達女神のバトルだけよ、では後程」


 着替える、汗も流したい村長、手配を!そういって一際大きい屋敷に入っていく女神チャウ。


《どんな余興かしらぁ?》


「それよりもベビィだ、人族バージョンから白黒ネコバージョンに変わっている」


 お腹一杯食べて、リラックスしたのか、ベビィはいつもの状態、白黒ネコになっていた。

 ドワーフ達は、女神チャウの帰還に意識が向いているからか、ベビィの異変に気がつかない。


《あら、可愛い。ふふっ翼はないのね、いくつのバージョンがあるのかしら?》


「あら、可愛い!ねんねしてる!なにこれ?」


「《え!?》」


 ドワーフの子供達が現われ、寝ているベビィを抱っこして連れ去っていく!


 今回はここまでです。

次回、サブタイトルは、第16話 大宴会 か第16話 昇格とバトル のどちらかです。

土日はバイトが忙しいんですよねぇ。

ああ、一話分作れる時間あるかしら!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ