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赤い目の少年冒険譚 (2025.05)  作者: MAYAKO
第二章 五月世界

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第4話 放浪する二人2     

おはようございます。

投稿です。


 マシンダガン四天王仕様は特殊機体である。

 四天王を名乗るだけあって、その性能は他機を軽く凌駕する。


 それもそのはず、この機体は異界侵略用の機体なのだ。


 異界ゲート出現と同時に、パンクザスチーム共和国から送られてきた機体。

 目的は異界ゲートの調査とされているが、本音は異界ゲートに飛び込み、他月世界を探査、侵略せよ、である。


 そのため、あらゆることを想定し、装備条件を満たすモノは全て積み込まれた。


 ユウバが雷神王に破壊されたとき、同僚から攻撃されたのは、これが理由である。

 一の賢者に解析でもされたら、極秘技術全てがコピーされてしまう。

 パンクザスチーム共和国の権力者、技術者にとって一の賢者は恐ろしい存在なのだ。

 事実、生き残ったユウバは、一の賢者の医療ポットでその機能の殆どを再生回復している。


 きっと今頃、四月世界の一の賢者は、嬉々として医療ポットの解析をしているに違いない。


 今のユウバは、パンクザスチーム共和国の最高技術で作られ、スノーホワイト国の一の賢者によって改良された機体なのだ。


 そして、誰からの制御も受けない、自由な戦士。

 彼女を呪縛するものは何も無いのだ。


 腰の両側から、推進器が現われ、背中にはエネルギー収集パネルが展開する。

 推進器は轟音と共に起動し、ユウバをドラゴンの元に導く!


 一気にドラゴンとの間合いを詰めたユウバは、その拳で一撃!


 ばちこーん!と巨大なドラゴンの顔面をぶん殴る!


 首、とれるんじゃね?と思うくらい急角度に曲がるドラゴンの首!

 ああ、ここは急角度にひん曲がるドラゴンの首、と表現した方がいいのか?


 そしてその口から吐き出される大量の土砂と赤子。


 ピッ、とセンサーが反応し、右手から小型の針が発射される。

 針は周囲のエレクトロン、プロトン、エーテル等を吸収し、生体ジェルを発生させ、赤子を包み込む!


 ドラゴンは回転し、倒れ込むように見えたが、その巨大な尾で反撃してきた。


《勝てないようっ!勝率さんぱちだよ!?》


《うるさい、黙れ!》


 逃げようよ、と提案し続けているノーマルモード・ユウバ。

 ざけんな!赤ちゃん見捨てられっか!と怒り狂うバトルモード・ユウバ。


《勝率?んなもん関係ねぇ!確率は全て二分の一だっ!》


《は?》


《勝つか負けるかだっ!》


《引き分けは?》


《負けだ!》


《んじゃ、このバトルはどうなのよ!》


《知るかっ!バトルは確率じゃねぇ!根性と勇気だっ!》


《はああああっ!?》


 おわた。


 ノーマルモード・ユウバは、そう思った。


 バトルモード・ユウバは、冷静沈着だったはず。

 少なくとも雷神王と戦ったあの時は、こんなんじゃなかった。


 どうも電脳呪縛が解けてから、性格が変質した?

 いや、もしかして、これが本来の彼女なのだろうか?


「ルェエエエザアアアアアーソォオオオオオドオオオッ!」


 右腕に、光り魔法と収集パネルで集められたエネルギーが集う。


 高エネルギーで右腕は溶け始めたが、見事にその光属性の剣はドラゴンの尻尾をぶった切った!


「グオオオオオオッ」


 思わぬ攻撃に、距離を取り始めるドラゴン。


《今だ!》


 バトルモード・ユウバは素早く判断し、赤子を包んだジェルと切られたドラゴンの尻尾を引っ掴む!


「ずらかるぞっ!」


 かけ声一つ、全速力で後退し始めた!


 ドラゴンが気が付いた時には、もう遙か彼方である。


《に、逃げたぁ!?》


《ばぁあか、逃げるが勝ちなんだよ!》


《言ってることと行動がメチャクチャよぉ!それに何?ドラゴンの尻尾!?どうするのよこんなモノ!》


《この尻尾は未知の金属を含んでいる!レーザーソードが刃こぼれした》


《レーザーソードが刃こぼれするわけないじゃん!》


《それがしたんだよ!だから持ってきた!それと食料だ!》


《……え?これ食べるの?》


《赤ちゃんがな》


《あ、赤ちゃんはお肉食べないよ!》


《じゃぁさ、何食べるンだ?》


《そりゃ、おっぱいでしょう?……!》


《そ、私がこの肉食べて、体内工場で血液作って、乳腺に通す!母乳の出来上がりだ!》


 段々と高度が落ちてくるユウバ。


《あ、あと三秒で落下よ!》


《へへっ!逃げ切ったぜ!私の勝ちだっ!》


 ちゅどおおおおおおん!


 バトルモード・ユウバは、どこか知らない森に落下した。


 今回はここまでです。

 面白し!と思われる読者諸氏!

 登録評価よろしく。

今日はバイト先の懇親会です。

なんと、幹事はバイトの私。

をい、社員!なにバイトに幹事させてんねん!

居酒屋の手配に人数集計、回覧板まで時間外に作らせるとは!ぷんぷん!

さらに明日から連勤!

すみません、投稿遅れると思います。

出来れば、毎日投稿したいのですが。

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