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赤い目の少年冒険譚 (2025.05)  作者: MAYAKO
第二章 五月世界

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第116話 対獣人族     

おはようございます。

投稿です。


「さて、勝負と行こうか?異界の獣人」

 ……こやつ、呪われているぞ……

 ……血が薄いな……

 ……この程度で獣人族?……

 ……話にならん……

 ……魔力は高そうだが……


「勝負?」


「我らに勝てば不問だ、いや不問どころか勝者は称賛と名誉を手に入れることができる」


「負ければ?」


「ショジ・コジリンをもらう!」


 罠だな、マシンダガン・ユウバは確信する。

 こいつらは勝利を確信している。

 こちらのメンバーは寝ているコジリンを除けば、ユウバと雷蛇、ガンジョに同行しているドワーフ二名だ。

 どう戦っても勝ち目はない。


「雷蛇!カードバトルは不利だ!コジリンを起こせ!」


「異世界のゴーレムよ、これがこの世界のルールだ」


 ……相手を殺す世界とは違う……

 ……それとも差し出すか?……

 ……おお、我らにコジリンを献上しろ……


 周囲はカードバトル場に塗り替えられていく。


「陰湿な世界だなぁ」


《こっちの意見は通らないとぉ?》


「なんだと?」


「いや、どこの世界も変わらないよ、欲望の渦だ、えっと何だっけ?だいどう?」


「大同小異ですかな?」


「そう!それ!ガンジョさん、さすがもと村長!で、かあちゃん!俺が出る!」


〔……ダメだ、ベビィはセブンスドワーフの可能性がある、特に今は雷帝が目覚めようとしている〕


 魔女回路はバトルモード・ユウバを通してベビィを止める。


「お前は指揮に回れ」


「でも!」


(雷帝が目覚めようとしている、お前はセブンスドワーフの可能性大だ)


「ガンジョ、カラビン村長!獣人について話せ!」


「回復力が凄いです、1ターンで通常ダメージはほぼ回復します!」


「なっ!?」


《え?倒し方は?攻略出来るの!?》


「勝機は!?」


「僅(わず)かですが、あります!」


《僅か?》


「それは?」


「バトル開始2~3ターンで獣人は暴走します!」


「え?」


「狂戦士です!敵味方関係なく全力で攻撃します!」


「上手くいけば自滅すると?」


「はい、彼らの攻撃は自身の回復力を上回ります!」


「……相手が上手くかみ合えば?」


「こちらは瞬殺です」


 厄介な敵だな。

 フィールドは草原であった。

 狼達の力は、存分に発揮されそうである。


「カードは10枚、ゲスト枠は3枚、これの三回戦だ」


「……クズだなお前ら」


 吐き出すように言い放つバトルモード・ユウバ。


「最高の褒め言葉だな、我ら人狼、相手を騙し、陥れ、欺く」


「!?……きさまら、コジリンを眠らせたな?」


「おやぁ?なんのことですか?」


 ……げらげらげらっ……

 ……ひゃはははっ……

 ……クククッ……


「ベビィ、こいつら四月世界の誇り高い獣人族と違ってクズだ」


「……みたいだね……」


 今回はここまでです。

次回投稿は未定です。


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