第105話 新しいパーティー
おはようございます。
投稿です。
すみません、遅れました。
朝から文章作って今一話出来ました。
更に北を目指す雷蛇一行。
「で、カラビン村長?なんで着いてくるんだ?」
「いやいや、お気になさらずにユウバさま」
「いや、気にするだろう?」
「弓とナックル、仕上がり具合を見届けたなら、帰りますよ」
「……剣はどうした?」
ギクッとするドワーフ二人。
もう一人は草原の花に残った。
なんでも武具の手入れなど、昆虫族に指導するそうだ。
このトリオ、村長のカラビンはゴーレムの第一人者、残りの二人は武具の一流どころのようである。
《村長さん、レイトルが目的ぃ?》
(たぶんな)
《私もじゃないの?一応ゴーレムだし、視線が痛いんですけどぉ?》
(その内、質問攻めになるぞ)
《あんなこや、こんなことされて、分解されるかかもよぉ?》
日は暮れて、キャンプである。
雷蛇、マシンダガン・ユウバ、コジリン、ガンジョ、カラビン村長、そのお弟子さん。
総勢六名のキャンプ。
実際はこれに雷帝と魔女回路、ノーマルモード・ユウバが加わって九名となる。
それはもう、賑やかな夕飯である。
狩りで、巨大な熊のような魔獣を仕留めた雷蛇。
コジリンを抱っこしたまま、しかも起こさずに一撃で倒している。
……雷蛇殿が達人なのか、コジリンが鈍いのか……
……村長、聞こえまっせ、沈黙は金でっせ……
料理はカラビン村長とお弟子さんである。
水はガンジョとユウバが探し当て、運んで来る。
そして美味しそうな匂いが漂ってくる。
「カラビンよ、美味そうな匂いだなぁ?」
「だろ?ガンジョ!これぐらいしないと、追い出されそうでなぁ」
「それはないだろう」
そう言って、ユウバをチラ見するガンジョ。
「ふふっ、追い出したりはしない、武具の専門家がいれば重宝する」
ゴキゲンのバトルモード・ユウバ。
弓とナックルがかなり気に入ったらしい。
「だとさ、よかったなぁカラビン」
「しかし、コジリンは目覚めませんなぁ、ご迷惑を……」
そう言いながら、肉をぐつぐつと煮るカラビン村長。
雷蛇はコジリンの枕元を離れない。
「カラビン村長、煮すぎではないのか?」
「いえ、ユウバさま、このくらい煮ないと、魔獣の肉は柔くなりません」
「酒と塩で柔くなるのか?」
「はい、楽しみにお待ち下さい」
《楽しみって言われてもぉ、私の味覚、毒味程度の最低限だよぉ普段食べないしぃ》
(味覚ソフトがある)
《え!?》
(勇者の更新ソフトに最新の味覚ソフトがあった)
《起動しよっ!ね!バトルゥ!》
そして出来上がる料理。
ぱちっ。
またここでタイミングよくコジリンが目覚める。
《起きてたんじゃねぇ?》
(邪推するなノーマル、コジリンらしいじゃないか)
……お……
掠れた小さな声。
「どうしたの?コジねぇ?」
……お腹空いた……
笑い出すユウバ、呆れるカラビン村長、料理を持ってくるお弟子さん。
そして、コジリンを抱き起こす雷蛇。
「座れる?コジねぇ?」
……大丈夫……
ふらふらのコジリン。
(ううう、最近私役立たずだよう……皆に迷惑ばっかり……)
泣きそうなくらい悲しくなるコジリン。
「あーん」
……!!!!!!!!?……
「ほれ、コジねぇ、あーん」
……じ、じ、じぶん……で……た、食べれますぅ……
「掠れた声で何言ってんだよ、コジねぇ、早く元気にならないと!」
(は、は、恥ずかしいんですけどぉ!?み、皆の前でぇ!?)
今回はここまでです。
次回も投稿は未定です。
なるべく定時には投稿したいです。
毎回ご愛読ありがとうございます。




