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赤い目の少年冒険譚 (2025.05)  作者: MAYAKO
第二章 五月世界

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第87話 ダンジョンアタック!    

おはようございます。

投稿です。

寒さが厳しくなりました。

皆様、風邪にご注意を!


 氷漬けのカチカチの雷蛇。

 それを木箱に入れ、紐で引っ張るコジリン。

 昆虫族、草原の花を後にして闇のダンジョンを目指すユウバ一行。


 先頭はカブトムシ村長である。


 女神シュウは沈黙したまま何も話さないし、動かない。


〔これは女神が干渉してはいけないことなのか?〕


 魔女回路は記録を続ける。


〔まぁ祈ることはできるであろうが〕


 実際、虫達は祈っていた。


 ……どうか、ともにバトルをした戦士が無事病を克服できますように……

 ……一人も欠けること無く、無事草原の花へ帰ってきますように、と……


「カブトムシ村長、案内してくれるのは嬉しいが……」


 虫食い虫はその名の通り、昆虫族だろうが普通の昆虫だろうが、お腹が空けば同族だろうが、何でも食べる虫らしい。


「危険ではないのか?」


「ワシもこの冬までの命、道案内、お手伝いしますよ、若い者が迷惑もおかけ致しましたし」


「……ご主人さま」


「どうした?コジリン?」


「見えてきました、多分、あれです」


「……」


 絶句するバトルモード・ユウバ。


〔山かと思っていたが、巣であったか〕


 山に沢山の穴が開いている。

 そこから出入りしている無数の虫達。


「……あの中に入るのか?」


「深層部ですじゃ」


「「無理」」


 綺麗にハモるユウバとコジリン。


「……最大出力で、上層部および下層部を吹飛ばす、どうだ」


「ご主人さま、それで行きましょう!」


「卵を産む女王虫は手のひらサイズですぞ、まず、逃げるでしょうな」


 巣の構造をレクチャーしてもらうユウバ一行。


「本来でしたら、水や氷の女神さまの加護で、深層部まで向うのですが」


「ああ、寒さに弱いと?」


「はい、ですが最近氷を司る女神さまが、怠慢というかその……」


〔ここでも女神グネのヤラカシかっ!ベビィ!雷帝!氷の魔法は使えるか!?〕


(本体が不調だ、オレにできるのは雷蛇の氷漬けで精一杯だ)


「さて、ワシはここから先は案内できません、あの者達のテリトリーですので」


「分かった、いろいろありがとう」


「いえ、ダンジョン攻略、どうかご武運を」


 そして歩き出すユウバ一行。


 目の前の巣がどんどん近づいてくる。

 そして近づくにつれ、日が沈んでいく。

 段々と寂しくなるコジリン。


「ご、ご主人さま、大きいですね……」


(雷くん、起きて、元気になって……)


「ああ、虫もデカいな?」


 50㎝程の虫である。


 その虫の容姿は……とにかく牙が鋭く足がいっぱいで飛びます。

 詳細は省略します(虫嫌いの方、配慮。MAYAKOもそれ程得意分野ではありません、あ、小さな蜘蛛でしたら捕まえて窓から逃がしますが)。


「カブトムシ村長さまのお話しですと、一番大きな巣穴が直通とか?」


「ああ、あの洞窟みたいな大きな巣穴に入ってみるか、行けるか?コジリン?」


「いけません」


「……」


「いけません」


「……」


「むりです……雷くん…こんなお姉ちゃんでごめん!無理なの……ぐすっ……」


「私が氷魔法で周囲を凍らせ進む、どうだ?」


「……私まで凍りそうですが?自慢ではありませんが、私、そんなに魔力高くないです」


《バ、バトルゥ、私も無理だよおぉ》


〔スキャンしてみたが、地下6階にいそうだな、魔力の高い反応がある〕


 ここで深呼吸を一つするバトルモード・ユウバ。


「周囲をライトで照らしながら進む、これで行こう」


「行ってらっしょいませ、ご主人さま。従者コジリンはここで周囲警戒の任につきます!」


 淀むことなく、噛むことなく、スラスラと言葉が出るコジリン。


「い、行ってくる!」


 日が沈むと同時にアタック開始するマシンダガン・ユウバ!


 今回はここまでです。

次回サブタイトル、投稿、未定です。

毎回ご愛読ありがとうございます!

しばし、お待ちを!

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