第87話 ダンジョンアタック!
おはようございます。
投稿です。
寒さが厳しくなりました。
皆様、風邪にご注意を!
氷漬けのカチカチの雷蛇。
それを木箱に入れ、紐で引っ張るコジリン。
昆虫族、草原の花を後にして闇のダンジョンを目指すユウバ一行。
先頭はカブトムシ村長である。
女神シュウは沈黙したまま何も話さないし、動かない。
〔これは女神が干渉してはいけないことなのか?〕
魔女回路は記録を続ける。
〔まぁ祈ることはできるであろうが〕
実際、虫達は祈っていた。
……どうか、ともにバトルをした戦士が無事病を克服できますように……
……一人も欠けること無く、無事草原の花へ帰ってきますように、と……
「カブトムシ村長、案内してくれるのは嬉しいが……」
虫食い虫はその名の通り、昆虫族だろうが普通の昆虫だろうが、お腹が空けば同族だろうが、何でも食べる虫らしい。
「危険ではないのか?」
「ワシもこの冬までの命、道案内、お手伝いしますよ、若い者が迷惑もおかけ致しましたし」
「……ご主人さま」
「どうした?コジリン?」
「見えてきました、多分、あれです」
「……」
絶句するバトルモード・ユウバ。
〔山かと思っていたが、巣であったか〕
山に沢山の穴が開いている。
そこから出入りしている無数の虫達。
「……あの中に入るのか?」
「深層部ですじゃ」
「「無理」」
綺麗にハモるユウバとコジリン。
「……最大出力で、上層部および下層部を吹飛ばす、どうだ」
「ご主人さま、それで行きましょう!」
「卵を産む女王虫は手のひらサイズですぞ、まず、逃げるでしょうな」
巣の構造をレクチャーしてもらうユウバ一行。
「本来でしたら、水や氷の女神さまの加護で、深層部まで向うのですが」
「ああ、寒さに弱いと?」
「はい、ですが最近氷を司る女神さまが、怠慢というかその……」
〔ここでも女神グネのヤラカシかっ!ベビィ!雷帝!氷の魔法は使えるか!?〕
(本体が不調だ、オレにできるのは雷蛇の氷漬けで精一杯だ)
「さて、ワシはここから先は案内できません、あの者達のテリトリーですので」
「分かった、いろいろありがとう」
「いえ、ダンジョン攻略、どうかご武運を」
そして歩き出すユウバ一行。
目の前の巣がどんどん近づいてくる。
そして近づくにつれ、日が沈んでいく。
段々と寂しくなるコジリン。
「ご、ご主人さま、大きいですね……」
(雷くん、起きて、元気になって……)
「ああ、虫もデカいな?」
50㎝程の虫である。
その虫の容姿は……とにかく牙が鋭く足がいっぱいで飛びます。
詳細は省略します(虫嫌いの方、配慮。MAYAKOもそれ程得意分野ではありません、あ、小さな蜘蛛でしたら捕まえて窓から逃がしますが)。
「カブトムシ村長さまのお話しですと、一番大きな巣穴が直通とか?」
「ああ、あの洞窟みたいな大きな巣穴に入ってみるか、行けるか?コジリン?」
「いけません」
「……」
「いけません」
「……」
「むりです……雷くん…こんなお姉ちゃんでごめん!無理なの……ぐすっ……」
「私が氷魔法で周囲を凍らせ進む、どうだ?」
「……私まで凍りそうですが?自慢ではありませんが、私、そんなに魔力高くないです」
《バ、バトルゥ、私も無理だよおぉ》
〔スキャンしてみたが、地下6階にいそうだな、魔力の高い反応がある〕
ここで深呼吸を一つするバトルモード・ユウバ。
「周囲をライトで照らしながら進む、これで行こう」
「行ってらっしょいませ、ご主人さま。従者コジリンはここで周囲警戒の任につきます!」
淀むことなく、噛むことなく、スラスラと言葉が出るコジリン。
「い、行ってくる!」
日が沈むと同時にアタック開始するマシンダガン・ユウバ!
今回はここまでです。
次回サブタイトル、投稿、未定です。
毎回ご愛読ありがとうございます!
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