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赤い目の少年冒険譚 (2025.05)  作者: MAYAKO
第二章 五月世界

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第78話 発想と応用     

おはようございます。

投稿です。


 その雷蛇に追いつくカブトムシ村長!


「え?」


(速い!?このオレに追いつく!?)


 そして次々に、雷蛇の周囲を飛び回り始める老昆虫族。


「え?元気よすぎ!?お爺ちゃんやお婆ちゃんじゃないの!?」


 ……ふぉふぉ、昆虫族は年寄りが一番強いんじゃ!……

 ……しかしちびっ子、お主、なかなか速いのう!……


「ち、ちびっ子!?じいちゃんよりオレ、デカいぜ?」


 ……ふん、子供という意味じゃ!……

 ……今度、競争しようか?……


「この本体はもう、落ちていますじゃ!」


「?」


 ……ここまでになると、そう害はない……

 ……葉が落ちてしまっている……

 ……新芽が出なければ、此奴は枯れる……


「先の2本をこの状態に!」


「分かった!この木だけの状態にすればいいんだね!」


(雷蛇、オレの魔法は詠唱ナシで発動する!やり方は、感情を向けるんだ!)


「ふんふん?」


(分かってねぇな、まずはしてみせるから、いいか!こうして、こうだ!)


「ぜんぜんわかんねーよー雷帝くんっ!」


(叫んでもいいぜ!)


 雷帝は、逃げる食虫樹に意識を集中し、叫ぶ!


「豪雷(ごうらい)!」


 上空に魔力が集まり、カミナリの形をとって食虫樹1本に降り注ぐ!


 ドゴオオオオオオンッ!


(雷蛇!残りっ!)


「わ、分かった!」


 残りの1本に意識を集中し、雷蛇は右手を挙げる!


「召雷(しょうらい)!」


 ドオオオ!

 

 天から雷蛇の右手イカズチが降り注ぐ!

 イカズチは雷蛇の右手に宿り、周囲を真っ白に照らす!

 そしてその腕を、最後の1本に向ける。


「雷壊(らいかい)!」


 雷蛇の右腕から、龍にも似たイカズチが食虫樹に向って襲いかかる!


 一撃で粉砕される食虫樹。


 ……凄い魔力じゃな!……

 ……見事じゃ!……


 3本の木は列んで逃げていく。


(な、なんだよ、雷蛇!オレより扱い、うめーじゃん!カッケー今の技!どこからの発想よ?)


「かあちゃんだよ!」


(じゃ、イメージはコジねぇのケツか?)


「ケ……コジねぇのこと、悪く言わないでよ!」


(いや、悪くは言ってねぇぞ?)


「カブトムシ村長、あれ、逃がしていいの?」


「ああ、あの状態なら、狩り取らなくてもいいじゃろ」


「?」


(どうした?雷蛇?)


「コジねぇが動かない、動いていない?」


(え?)


「ステータス移動って、視力強化もできるの?」


(え?)


 視力を強化する雷蛇。


「コジねぇ、泣いてる!」


 ヒュン!一瞬にして移動する雷蛇!


(お?うめーじゃん!ステータス移動!それに視力の強化なんて、雷蛇、お前スゲーな!オレ、考えもしなかったぜ!)


「コジねぇ!」


 雷帝の声は聞こえない。

 雷蛇は全速力でコジリンを目指す!


次回投稿は未定です。

サブタイトルは決まっていますが。

第79話 それは面倒くさいか、可愛いか? です。

毎回ご愛読ありがとうございます。


製作裏話 


雷壊、ライカイは雷蛇の技で、元ネタは カミナリ=サンダー、破壊=ブレイク、から来ています。

はい、あのスーパーロボットの技です。

好きなんです、巨大ロボット。

あ、10万馬力のロボットも大好きです。

そして8番目のロボットも!

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